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□□セイコークロノメーター 手巻き スモールセコンド
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スモールセコンドがついた、おそらく1950年代以前の時計を14個くらいゲットしました。これはその第3弾。見た目的には、こいつが一番期待していた時計です。文字盤もキレイ、針もブルー針がいい感じ。スモールセコンドのインデックスも汚れがない。でも、分解を始めてみると、おそらく天真が折れているようです。
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分解を始めてテンプを触ったトタンに、ちょっとグラグラしています。テンプって、か細くて、いかにも壊れそうなパーツなのです。しかし、ちゃんと取り付けられた状態なら、意外としっかりしていて、グラグラ感はないものなのです。そして、グラグラ感がある、ということは、天真が折れていて上下の寸法が足りないか、ヒゲゼンマイが弱っていて支える力がなくなっているかのどちらかのようです。
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一応、分解して機械洗浄して、慎重に組み立て直しました。すると、テンプも動き出しました。復活?
そう思ったのですが、動きが弱弱しいんです。時計を裏返してみると、案の定テンプの動きが止まりました。
その後、何度かテンプをつけ直してみたり、ネジの締め具合を変えてみたりしましたが、やっぱりダメ。機械側を上にすれば動きますが、文字盤側を上にすると止まってしまいます。やっぱり、天真がヒゲゼンマイのどちらかが壊れているのでしょう。残念。
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