□□ GILBERT 17石 手巻き □□
□2009/6/5


 今回の時計は、4つで4500円くらいで購入したものの続きです。これが4つめの時計です。でも、これもフォンテンメロンのcal.28。始めて分解した時は、名門フォンテンメロンかぁ、とありがたみがあったのですが、これだけ続くと、量産品丸出しでありがたみはないです。でも、どの時計もメンテナンスしたらバッチリと時間があって、なかなか優れた出来であることがわかります。


文字盤は、4つだけ数字が書かれた、いわゆる飛び数字の文字盤。インデックスの外側には蛍光剤が塗ってあり、それが汚れているのが難点ですが、それを除けば、とてもキレイな状態です。それに比して、数字の中が汚れているのが悲しいです。爪楊枝や綿棒で汚れを落とす努力はしましたが、思ったほどの効果はありませんでした。


裏蓋を開けた状態です。文字盤と同じ名前がムーブメントにも刻まれています。金属の状態もよくサビもありませんでした。たぶん、何度かはメンテナンスされているのでしょう。


文字盤をとると、そこにはFHF CAL.28の刻印。すっかり見慣れたマークになりました。



機械を取り出したところ。特に意味はないです。いつも動いているテンプの写真でわかりづらかったのですが、テンプの輪っかについている突起物が、チラネジと呼ばれるものらしいです。昔の天輪にはチラネジがついています。このチラネジと呼ばれる重りを調整して天輪の均等をとっていたのです。





x
ii