今回は、エニカという時計です。今回は、失敗続きでした。最初、ゼンマイ切れのジャンクを入手。ゼンマイが切れいていることを除けば、文字盤もキレイで、機械の状態もよいようです。ゼンマイを手に入れるため、別のエニカのジャンクを入手することにし、オークションで購入しました。ところが、それが待てど暮らせど、到着しない。詐欺か! とも思ったのですが、先方も発送し領収書も持っているとのこと。郵便事故のようです。(まぁ、2%ぐらいは疑ってしまうんですけどね)。
それで、エニカ1号(仮称)復活を諦めました。実は、この時計、友達にプレゼントする予定だったのです。コレって決めていた分けじゃないし、期日も決めていたわけじゃないんですが、なんか気持ちが焦ってしまって、別のエニカをゲット。これ、通常なら買わない、ちょっとお高い元の状態のよいエニカ、2500円(エニカ2号)。他人にあげるにはちょっと高いですが、まぁ、いいかと。もし、この時計の機械の状態が悪くても、ゼンマイ取りだってできるし、と。
で、慌ててオーバーホールしわけです。それがこの週の火曜の夜。
水曜日の午前中にはケース収納も終わり、時間調整がややいい加減ですが、まぁいいかと友達に、キミ用ができたよ、と連絡しました。
すると、土曜日に受け取るという話になり、やや余裕ができたのです。それで、金曜日に、もう一度時間調整だけしておこうかとタイムグラファーにかけました。すると、時間がやや不安点なんです。24時間で考えれば問題はないのですが、短い時間ではふらつきが出ています。
それで、自分でもやってはいけないと自重しているヒゲゼンマイの調整を、つい、いや、ホント、つい、やってしまったんです。
そしたら、ヒゲゼンマイを破損。修復できる可能性は10〜20%くらいかなぁ。
もちろん、友達にあげる予定の土曜日には間に合いそうもありません。と、思っていたら、 郵便が到着。エニカ1号の復活計画用のジャンク、エニカ3号が到着。到着してみると、ジャンク不動で購入したのですが、状態はいいようです。ゼンマイ取り用に購入したので、ゼンマイも元気。蓋を開けて見てみると、中身もシャンとしています。サビなどもありません。動かないのは、単純に油切れのようです。
そこで、急遽、エニカ3号の復活に着手。最終的にはエニカ3号がとてもよく仕上がりました。今回は、そういう話です。
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