『管理人 レギウスの独り言』  

過去から現在そして未来の事まで‥‥

 

※※※※との出会い
Ballにはまる
Reduced Pattern
HP開設 其の一
HP開設 其の二
名称『Bp・Supply』
HN『レギウス』の由来

Shop 其の一
Shop 其の二

Shop 其の三
Shop 其の四

Shop 其の五
初めてトカゲを買いました!
Japan  Reptiles  Show 2002
National Reptile Breeders Expo  2002
繁殖

「All About Japan スーパーおすすめサイト大賞 2003」選出
 Japan Reptiles Show 2003
 National Reptile Breeders Expo 2003
 ぶりくら市 2003
 HBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)

NEW◆ EXPO2004(新しくウィンドウが開きます)

NEW◆ ガーデンレプタイルフェスタ

 

 

◇※※※※との出会い

私の※※※※との出会いはちょっと変わった場所でした、
今から18年ほど前、上野ABABの店先、日曜の夕方人もかなり出ており、
ごったがえしていたのを今でも覚えています。
そんな人ごみの中から急に私に声を掛けてくる人が‥‥
「お兄ちゃん!可愛いのようけおるよ!見て行かない?」
と言ういかにもそれらしいテキ屋のおっさんの声でした‥‥
そこにはどう見ても拾ってきたと言わんばかりの子犬、子猫、 そして、ヒヨコなどがカゴに入れられて並んでいました。
私が「これ、捨て猫とかじゃないの?」と聞くと おっさんは 「なにいってんの!ぜーんぶ業者さんからの仕入れだよ!」
「だったらこんなの拾って来れる?兄ちゃん?」と出してきたのが プラケースに『にしきへび』と書かれた
Ball pythonのベビーでした。 今までアオダイショウやシマヘビなどは子供の頃から飼っていましたが
図鑑でしか見たことがなかった『にしきへび』が目の前に・・・ それもテキ屋のおっさんの手の上に?・・・
およそ30〜40cmの子蛇は『にしきへび』の名とは程遠い 容姿でしたが、
初めて触るその異国の蛇の魅力にはかないませんでした。
犬、猫が5〜6千円のなか1万8千円と言う最も高価な値のついた
『にしきへび』を買おうと思うのにそう時間はかかりませんでした。
この時からBall pythonとの付き合いが始まったのです‥‥

 

◇Ballにはまる!

※※※※との出会いで述べた様に、私が、初めて触れた外国産の蛇は Ball pythonでした。
私がBall pythonに「はまってしまった」のにはこの初めての出会いと言うのも大きな要因にあるかも知れませんが、
さらにのめり込ませて くれた個体がいます それはMorphのなかで紹介している
Reduced Patternタイプの個体(ID#RP01)です。 露天から始まった爬虫類飼育でしたが、
その後ペットショップミカミ,アクアポイントなど専門店とも出会い、
ますますはまって行くのですが、 そのころのBallと言えばWC個体が
年に1回どさっと入るのを待つかたちしかなく入荷があると、
いち早く連絡を頂き、仕分け前の ウジャウジャ状態の中から選ばせてもらうと言うものでした。
この頃では『紋様』にこだわりだしていたため探し廻ってはいるものの、
気に入った個体にはなかなか出会えず、空振りの年が続きました。

 

◇Reduced Pattern

Reduced Pattern タイプ 私は妙にこのタイプの個体にはまってしまいました。
この個体と出会ってから、国内は元より海外のルートにもこの タイプの発注依頼をしましたが、
そのころはまだ、Morphとしての 選別がされていなかった様で、USAのブローカーにも
明色部に黒点が無いタイプを探していると伝えると、
(そのころはReduced Patternと言う呼び名がなかったと思う)
「ブロッチがワイド?黒点が無い?そんなオーダーはUSAでも 受けたことが無い、重要なポイントなのか?」
と言われる始末だった。それでも、どうしてもこのタイプのBallをペアリングしたいとの思いから
入荷のたびにまめにチェックをすると言う、そんなReduced Pattern探しが数年続くことになるのです‥‥
結局は国内入荷の中から探し出す事は出来ず、海外においても 良い返事は届きませんでした。
Ballの大量入荷は年に一度の為、結局、私は5年間この事で足踏みをしてしまう事になるのです。
今でこそ海外のブリーダーサイトにも当たり前の様に紹介され、
国内ではウォマさんのような専門店が入荷をしてくれるなど
あの頃の苦労が嘘のように思える‥‥ 「まったく、今は 良い時代である!」

 

◇ HP開設〈其の一〉

Purposeでも記載していますが、Bp・Supplyの目指す処は、
『日本に於けるBall pythonの認識改善と地位向上を計り、
国内繁殖によるJapan CB個体の供給を目指します。』と有る様に、
大きくは2つのテーマに分かれています。 実は、この2つのテーマを掲げ、
HPを開設しようと私を駆り立てる出来事が 幾つか有るのですが、
それは1つには、私がよくShop等で交わす会話から来ています。
Shop等で初対面の方と会話を交わすと、
よく「何を 飼っているのですか?」 などと質問されることがあります。
たいがいの人は私が「ボールのみを数頭‥‥」 と返事をすると、
「あ、ボールですか‥」と言う様な答えがよく返ってきます。
私は果たしてこの人は、ボールの事をどこまで知っているのかな?
との思いを抱きながら会話を進めますが、
たいがいは、 「私も以前、飼っていましたが、ボールは色々と問題がねえ‥‥」 と言う様な会話が続きます。
安価に取り扱われ、初心者向けのpythonとして取り上げられてしまっている現在、
日本ではまだ、この蛇のもつ本来の魅力などは浸透していないのです。
また、Shopの側も長くワイルドの安価な個体を扱い続けたツケにより
値段の高いCB個体またはMorph個体を引いたとしても売れる要素が低い事から、
相変わらずの扱いとなるのです。どこにでも置いてはいるものの、 あくまでも「添え物」的扱いなのです。
この様な現状を打開するには多くの人に、 Ball本来の魅力を知って頂き、
Ballに対する認識を少しでも改善できればと思っています。認識が高まれば必然的にCB個体への認知に繋がり、
Shop側の扱いも ワイルド個体の大量輸入からセレクトされたCB個体へと変わって行くでしょう。
自然保護、云々を言うつもりはありませんが、安価な為の大量入荷、
劣悪な扱いや環境による命の消耗は無くなるのではないでしょううか。
必要以上の過剰な「命の輸入」はもう、見直されるべきだと思うのです。

 

◇ HP開設〈其の二〉

もう1つの「国内繁殖〜」については、第一には自分達の育て上げた個体の子孫を
世に送り出したいとの思いからですが、もう一つには、海外の日本人キーパー に対する評価が、
あまりにも低いと言う事を知った事も1つの要因となっています。
海外ではブリーデングローン(ブリーダー間での個体の貸し出し等)が進んでいる反面、
各ブリーダーが新しいミューティションを作成するにあたり、特にカギとなる因子を持ったタイプのライバルへの
流出はとても警戒をするのです。誰もがNEWタイプ発表の1番乗りを目指しているのです。
したがって重要因子を持つ個体では、USA国内に於けるブリーダー同士の売買では
必然的に相手や雌雄を選ぶ様になります。しかし、これが日本向けという事になると
一転して値段だけが問題と変わってくるのです。ようは、USAからすると日本では繁殖技術が
発展していない為、大切な因子を放出してもなんの危険も無い、とても良いお客さんと言う事らしいのです。
現在では日本でもDragon Herptile Japanさんの出現により日本におけるボア・パイソンの繁殖プロジェクトも
認知されてきた様ですが、これはあくまでも1プロショップへの評価であり日本人への評価が上がったわけでは
決して有りません。爬虫類の世界では後進国の日本ですが、
人口に対する爬虫類輸入量では大国並の数字を誇ります、
もうそろそろ意識の改革が必要なのではないでしょうか。
私は爬虫類を飼う事を1つのホビーの世界と捉えている1人ですので堅苦しい事を言う つもりはありませんが、
爬虫類飼育の楽しみ方の1つに、繁殖という「命の継承」を加え、楽しみながら行えたらと、思っています。
共に海外の評価を見直させてやりましょう!

 

◇ 名称『Bp・Supply』

ビーピー・サプライと読みます。 Ball pythonを専門としたSupplying Breeders Group と追記を掲げています。
BpすなわちBall pythonを供給します。と言うことなのですが、この名称には
セレクト個体や繁殖個体を供給すると言う意味の他に、もう1つ私の思いが込められた名称となっています。
その思いとは‥‥。 今は残念ながら存在していないのですが、東京麻布に餌とセレクトされた生体を取り扱う、
あるGroupの拠点がありました。Groupの名称は『Group M Supply』 (MはMouseの頭文字)
当時は今の様に餌(マウス等)を取り扱う 店も限られており、冷凍餌に関してもその方法、技術が未発達だった為、
あまり上品質 とはいえない餌が多かったと言えます。そんななかで、このGroupは『Clean』 と言う点に着目し、
清潔な環境に於いて、有機性バクテリア群を主源とした餌を与え、
スピーディーに冷凍処理をすると言う「栄養価の高い清潔な餌」を供給すると言う 活動をしていました。
そのころ、餌の品質の悪さに閉口していた私にとって、このGroupとの出会いは まさに天の助けでした。
餌の状態はまさに『Clean』そのもので、品質に於いても ボリュームの違いからしてもその質の高さは一目瞭然でした。
私は毎週の様に高速を使いパーキング代を支払ってでもここの餌を求めるほどでした。
(生産量が少なかった為毎週の引取りとなっていた) また、ここで独自のルートにより
セレクトされた各種の個体はその当時の最高レベルの個体と言っても過言ではなく、
他のShopでは見られない様な個体ばかりでした。
餌にしても生体に於いても『本物』と言う意味をここで知ったともいえます。
私にとってこのGroupの運営方針やポリシーはまさに理想のものだったと言えました。
スタッフも皆、専業で無くアマチュアなのですが、各自が持つ、専門的知識とセンスは私の良き手本でもありました。
このGroupに感化され今の自分のスタンスがあると言っても過言ではありません。
私は別記の理由から活動を思い立った時、このGroupの様に『本物』を、
私の場合は『Ball pythonの本当の素晴らしさ』を伝えなくてはとの思いから、
名称をこのGroupに因み『Bp・Supply』としたのでした。

 

◇ HN『レギウス』の由来

HNを考えた時、やはりBall pythonにちなんだ名前にしたいと思い、
色々と考えてはいたのですが,「ボール○○や○○ボール」ではベタで違うな〜と思っていた所、
麻布のShopでBallの学名の話になり、 店長所有の古い書籍によると、
python regiusの regiusとは"王"や"すばらしい"との意味を持つとの記載があると教えて頂きました。
Ball好きの私は意味も無く「さすがBall,素晴らしい!‥‥」などと 変な感心をしたのでした。
その書物には細かい書き込みは無かったのですが、読み方の問題になり、
私はローマ字読みで「レジウス」と思っていた所、
店長曰く、 「語源の ラテン語の読みが本来の形なのではないか。」と教えて頂きました。
ラテン語読みとなると‥‥『レギウス』‥‥オオ!なんと良い響き!
「これこそ、自分にふさわしい?HNだ!」という事で決定したのでした。
終わり。 となるのですが、実は、まだ先がありまして‥‥実は、 ある掲示板にて、
私のHNの由来を聞かれ、「Ballの学名の‥‥」と書き込んだ 所、
そのサイトでの博識で名高い〇〇〇〇Hさんより書き込みを頂き、
「形容詞「regius」はeが長母音なので、日本語に音写すれば「レーギウス」と なりますヨ。」 と教えていただきました。
さらに、追記といて、 「regiusは仏語にわたって roiとなり、英語のroyalになったのです。」
と私が今まで曖昧に解釈していた部分をスッキリと解決してくれたのです。 また、その方の書き込みの、
「ロイヤルパイソンと言う名は由緒ある名前であり、「ボール」はいかにも メリケンな名前である。」と言う文を見て、
またまた「さすが、Ball!‥‥」などと、感心したのでした‥‥。と言う訳で、多少のズレはありましたが(笑)
Ball pythonに ちなみ『レギウス』としたのでした。本来の発音とは違いますが、
響きの気に入っている『レギウス』のままで行こうとおもっています。
ただし、説明には教えて頂いた部分を使わせて頂こうと思います。皆さん『python regius』良い名前だと思いませんか?

※ 勝手な書き込みの為、実名での表記はしませんでしたが、
S店長、○○○○Hさま、心よりお礼申し上げます。レギウス

 

◇Shop〈其の一〉

最近、爬虫類関連の雑誌などを見るとShopの広告の多さに驚かされます。
Netなどの普及に伴い、店舗という形式をとらなくても通販専門と言う形で
営業が出来る様になった事も大きな要因かもしれません。私が子供の頃の爬虫類Shopと言えば、
デパートの屋上か 熱帯魚Shopの片隅と言うのが言わば定番で、
親にせがんでは連れて行ってもらい買って貰える訳もないのに 子供心に目を輝かせて何時までも眺めていたものでした。
その後、爬虫類飼育者冷遇の時期を経てあの爬虫類ブームへと突入するのですが、
この頃の専門Shop(東京圏)といえばやはり、アクアポイント、アクアショップ ミカミが
双璧として業界を引っ張っていたと言えるでしょう。 爬虫類ブームなるものも利岡氏、三上氏の
マスメディアへの出演が1つのきっかけになったとも言えるではないでしょうか。 露天でのBallとの出会いから、
爬虫類にのめり込んでいた当時、広告で知ったアクアポイントは私にとって「心躍らせる店」でした、
旧店舗はとても狭く最近のShopと違い整然とした清潔感という風ではありませんでしたが、
店の扉を開けるとそこはなんとも言えぬ怪しい魅力に満ちていて、 これがまた心地よかったのを覚えています。
オーナーの利岡氏も有名になりつつある頃でしたが、気さくさは変わる事無く、
いつもニコニコと話や無理を聞いてくれました‥‥。 当時ここで見たアルビノグリーンバーミーズなどはとても衝撃的で、
現在、安価に売られている個体とはまったく違う『神々しさ』を感じました。
それはたぶん初めて見、触れた個体への記憶の美化に過ぎないのでしょうが
それほどいまでは当たり前のものが当たり前でない時代だったと言えるでしょう。
もう一方の雄、アクアショップ ミカミへは場所が遠いということもあり、
あしげく通うという訳ではなかったのですが、当時、所沢店にて渡辺氏(現爬虫類倶楽部オーナー)が
スタッフとして働いており何度か購入相談をしたものでした。
当時の渡辺氏は容姿も今と変わりなく(今が若く、見えると言う事か?)
実際に若かったのですが当時から信頼感がありました。
また、親切な対応は安心感を与えてくれえたのを覚えています。
今のハチクラの店作りには当時の彼の姿勢が根本にあるのかもしれません。
自分にとってこの2店は若き日の良き思い出のShopと言えます。


Shop〈其の二〉

思い出のShopの話を記したので、もう一店思い入れのある店の話を‥‥。
その店は『スコープ 東京』 東京 阿佐ヶ谷の地に出来たこの店は
当時あった店の作りと違い整然とアクリルケージが並び、革張りの椅子を調度品としていたり、
カウンターでマックを駆使したりと‥‥、現在ある店作りの先駆者的存在だったと思います。
個体においても多様なルートを駆使し、当時ではかなりハイレベルな個体を導入していました。
店長の工藤氏は割りと人の好き嫌いのはっきりした人物でしたが、
私なぜか馬が合い彼と話すくだらない会話は店に行く楽しみの1つでした。
また、この店では数多くの人物と知りあう事ができ、現在の自分に繋がる事と思っています。
その中の1人を挙げますと今やこの世界では風雲児的存在を超え、カリスマ性をも帯びてきた
(異論は多々あると思いますが‥‥笑)冨水 明 氏がいました。
当時は「ライターとして台頭を表してきた」位の頃でしたが、キャラの強さは当時から健在で、
多様な情報、知識から発する言葉は独特のセンスが有り、秀でているものを感じていました。
現在の活躍は当然の成り行きと感じていますが、当時を知る自分としては応援したくなる人物なのです。
ネット上にて時に中傷めいた書き込みを目にすることがありますが、
彼の操る文章センスは『冨水 明』と言う人格が作りあげているものであり、
この人格に対して、どうこう意見を言っても始まらないのです。
私はこの『冨水 明』を楽しむことをお勧めします。馬鹿にするもよし!(笑)尊敬するもよし!?
とにかく楽しむことをお勧めします。肩の力を抜いてこの男の文章を読んだ時
きっと『冨水 明』の真価が伝わるはずです。
スコープの話からずれてしまいましたが私にとってこの店はそこに集うそんな人達との出会いもあり、
思い入れのある店なのです。


Shop〈其の三〉

先日、爬虫類倶楽部オーナー渡辺氏に「ハチクラも今年で6周年ですか、早いものですね〜」などと話しをしたところ、
「最近は色々な店がどんどん増えて来ているが、この業界は維持する事の方が難しいからね〜‥‥」と言い、
「関東での最長経営記録はどこだか知っていますか?未だに今は無きアクアポイントなんですよ!」と言う事でした。
私も自分のHPで懐かしむ書き込みばかりでしたので、今をガンバッテいるお店の応援の意味も含め、
普段、私がお世話になっている関東圏のショップさんを中心に店の特徴や魅力、オーナーやスタッフの紹介?
などを羅列する形で書かせて頂こうと思います。

「各オーナー、並びに店長、スタッフの皆様、書き込みに対し苦情、反論、多々あるとは思いますが、
決して悪意は御座いません。今まで通り変わらぬお付き合い頂けます様、これからも宜しくお願い致します。」
【レギウス】

 

◆爬虫類倶楽部 

2002年5月に6周年を迎えた、業界第二世代の代表店!
利岡氏や三上氏を第一世代とすれば、ハチクラオーナーの渡辺氏は第二世代の代表的存在。
爬虫両生類、昆虫、鳥類など全てを網羅し、サービスディ、交流会、ブリーダーズエキスポ等、
親しみやすい店作りは関東圏でも随一。学生や親子連れ、カップルや女性客が目立つのも納得。
現在、中野本店は大橋店長がスタッフ『ハチクラレンジャー』を束ね、(知る人ぞ知る?)奮闘中!
今では、「オーナーより大橋店長!」と言うお客さん急増中の信頼できる人物。
但し、「彼と話をしていたらいつの間にか生体を持って帰っていた」と言う様な人が最近続出!
怪しいマインドコントロールを使うらしいので要注意!(本当か?)

オーナーの渡辺氏は小動物と共に町田店へと移動しており、たまにしか顔を逢わせないが、
会えば「あ〜 早く隠居したいな〜」が口癖の若年寄ブリ!しかし、今でもマダムキラー振りは健在の様で、
「あの笑顔で勧められるとどうしても断れない!」と言う女性が後を絶たないらしい。企画好きの彼の事、
若年寄振りはカモフラージュで、更なる新しい事を企てているに違いありません。まだまだ今後も注目です。

 

◆MAXレプタイル

高円寺にある旧スコープ東京の姉妹店、
 アクリルケージが整然と並ぶ店内はスコープ東京の感性を受け継ぐ懐かしさがあるお店。
セレクトされた個体が多く、定期的に入荷する目玉個体は絶対に見逃がせない!
     

◆あーるズ

江東区 森下と言う地にあり、中野激戦区からは離れていますが今やかなりの有名店。
この店の魅力はなんと言ってもオーナー坂倉氏のキャラクターに尽きると思います。
常連の女性客から『ジャイアン』の愛称で呼ばれるオーナーの人柄は、
商才に長けた事業家の顔と「欲しい個体はどうしても欲しい!」と、だだをこねる、
少年の様な心を併せ持った憎めない好人物。(憎らしい時も多々あるが!)
ケージの開発やレイアウト等のセンスに優れており、店づくりにはかなりの感性を感じます。
取り扱う生体にもこだわりを持ち、常に厳選された『良いもの』を捜し求めて奮闘しています。

スタッフの井上クン、誠実が売りの好青年。オーナーのあくの強さを中和する癒し的存在。
そして。彼の得意分野は『ミミズトカゲ』とかなりのマイナー種!
関東圏では扱う店が少ないので、この手のマニアは是非、彼を応援しよう!
日の目を見ない種が表舞台にのぼるかも!?

 

◆麻布爬虫類館 WOMA!

ボア、パイソン、ゲッコウマニアご用達の店。
国内外のブリーダーとの太いパイプにより良質の個体を海外並みの価格にて販売!
Ball好きには見逃せない数多くのモルフ個体が並ぶ数少ないプロショップ。

店長の鈴木氏は幼少からの生粋の爬虫類マニア、経験と知識は業界トップクラス!
外見は髭に金髪、腕には生傷、おまけにいつも雪駄履き!とかなりの強面。
しかし、実際は親切丁寧、とても頼れる笑顔は優しい好人物。見た目にビビッて怖がらず、
ドンドン話し掛けましょう。人間見かけじゃないと悟るはず!
但し、○○店長同様、飲んだ席での爬虫類談義には要注意!
時に昔の面影?が垣間見られることも有る?

スタッフの石附(いしづき)さん、WOMA!の看板娘?的存在。
数多くの飼育実績による的確なアドバイスはとても心強い味方。
また、時に過保護過ぎるのでは?と思う位に生きものを、愛でる姿勢は頭が下がる思いです。
初心者クラスの方などには彼女のメンテナンスの姿を観察させて頂くだけでも勉強になる事と思います。

アルバイトの寺本さん 彼女の姿はクリーパーの広告で、すでに全国区!?
「望は・・・・」の、のんびり口調も仕事はテキパキ!いつもしゃがんでメンテ中。
小さいからと見逃すことの無いように、とっても可愛い女の子!!

◆アライブ

2001年5月、川崎の地にオープンした、まだまだ新しいお店。
店内はレトロな調度品が良く似合う、センスある落ち着いた雰囲気。

店長の小島健太郎氏は言わば第三世代の代表的存在。
彼らの世代はこの業界の発展と共に歩んできたと言える業界の新勢力。年は若いが知識と情報、
豊富な経験と実績を兼ね備えている。そして、この小島くんはそんな世代のなかのピカイチの存在。
大きな体に髭図らで坊主頭、愛称『和尚』と見た目はとても若くはないが、実年齢はほんとに若い!?
しかし、数多くのショップスタッフを経験し、その知識と経験、人脈はずば抜けていると言える。
凶悪そうな外見だが(失礼)見た目と違い?目上の者から可愛がられ、下のものから信頼される人望厚き若者。
そんな彼が造り出した店であるチョット足を伸ばして見る価値は十分にあると思う一押しのお店。


◆DIZZY POINT 東京店

大阪の感性と東京のセンスが融合し、2002年6月1日にオープン
したばかりのNew Shop。

西武新宿線 新井薬師前駅より徒歩1分の近さ、店舗が商店街に面した
ビルの3階と少し分かりづらいのですが、ドアを開ければ、もうそこは異空間!
ケージが整然と並びその中には「え、こんな個体も‥‥!」ときっとなる
事でしょう。『珍しく、状態がよく、しかも安い!』を三原則に掲げ、
他店との違いを感じて下さい!との事です。
特に東南アジアルートに強く、モニター好きなどには見逃せない事と
なるでしょう。
センス溢れる店長は、東京店独自の、他店とは違う、「魅力ある店作り」を
目指しますとの事です。
今後の展開が楽しみです!間違えなく、マニアの心をくすぐる筈です。

◆レインフォレスト東京

2002年 月 六本木から上野の地に移動した大阪レインフォレストの
東京支店。

上野と言うアクセスの良い場所ながら、バイクショップの立ち並ぶビルの
2階と、店を見つけるには、隠れ家を捜す様な感覚。
爬虫両生類全般をモーラし、プランツ関係も数多く取り扱う異質の存在。
取り扱う個体はルートの違いからか、他店に見られない個体が突然入荷する、
チェックが欠かせないお店。
店長の佐藤氏は大阪の地で長く卸し関係に携わってきた、
この道のプロ中のプロ!
また、彼の繁殖に関する知識、実績は日本でもトップクラス、
情報を出し惜しみする人物ではないので、誠意を持って接すれば、
思わぬ繁殖ポイントを聞くことが出来るかも知れない。

 

◆Shop〈其の四〉

蛇関連ではないのですが個人的にお勧めのお店を番外編として‥‥。

◆THE PARADISE

埼玉県蕨市に在るトカゲとカメレオンのプロショップ!
オーナーの星氏はこの業界では超有名人。
常に寡黙な「ダンディー星」だがカメレオンに対する熱き思いは
業界No1!昔ながらの経営方針で初心者にはチョット敷居が高い様だが、
勇気を出して是非、店の門をたたいて欲しい。飼い方にポイントの多い
『カメレオン』の飼育である、生体の値段や、買い易さとかで選ぶのではなく、
飼育法や知識を共に購入するつもりで、是非、その道のプロ、星氏に
相談してみて欲しい。怖がることはありません、一見、怖く見られがちの
様ですが怖いのは外見だけで中身はとてもシャイな優しい人物です。
カメレオン飼育を考えているなら先ず、『PARADISE』を尋ねてみよう!

 

◆Animal Network

港区白金というハイソな地にあるこのお店は、ワニガメ、カミツキ好きには
見逃せないマニアショップ!
大型個体を得意とし、数多くの超大型個体の輸入実績を誇る。
大型個体マニアの多い海外で、獲得競争に競り勝ち購入に持ち込む力には、
オーナーの実績と海外での信頼の厚さを感じさせられる。
オーナーの伊崎氏は端整な顔立ちで女性客の人気も高く、店には
いつも上品な奥様方が外車で乗り付けて来る。(お店では犬関連の物も扱い、
愛犬のピットブルはかなりの有名犬!)日々、怪しいカメマニアとハイソな
シロガネーゼの接客を巧みに使いわけるには気苦労が多いことと思う。
優しい対応が売りのオーナーだが、時には無礼なカメマニアに閉口することがあると言う、
無礼な振る舞いの君!優しい伊崎氏に甘え過ぎてはいけない。
この伊崎氏、端整な顔の下には鍛え抜かれた頑丈な肉体が隠れている格闘家
でもあるのだ、あまり度が過ぎると痛い目にあうかもしれないぞ!
最低限の礼儀は必要。

 

◆Shop 其の伍

2003年 7月 私のもっとも思い入れの深いGroup、
「M Supply」が杉並の地に、装い新たにShopをオープン
することになりました。名称もマウスの「M」から両性・爬虫類全般を
取り扱う事から『Herp Supply』とし、新たに生まれ変わります。

店長の鈴木Go氏は麻布のShop時代からのGroupオリジナルメンバー。
当時の構成メンバーでは最年少の彼ではありましたが、彼の持つ専門的知識は
メンバー間でも広く認められた存在でした。私自身にとってもShop時代から
大変頼れる存在であり、「???」と言う事が有ると、真っ先にGo氏に
相談していたくらいでした。その後のサプライヤーとしての彼とも長きに渡り
お付き合いさせていただいているのですが、最近では今までのUSと直結した
環境で得た豊富な経験と実績からか、「知識と経験」を両立した本当に信頼できる 
「本物のプロ」を感じさせてくれます。
Shopの形態は麻布時代の名残が見られ、自作ケージや効率重視の考え方で
外観や調度品を重視する作りではありませんが、生体のセレクションに関しては
当時の「M Supply」の精神をそのままに受け継ぎ、「本物」を追求してくれる事は
間違い無い事でしょう。是非一度お店に足を運んで頂き、
その目で確かめてみてください。また、常にUSの動向に敏感に対応している店長です、
その点でも思わぬあなたにとっての「!」個体にきっと出会えるはずです。

The Finest Herptiles Supplier
Herp. Supply

〒166-0015
東京都杉並区成田東3−5−3
クラーズ阿佐ヶ谷No.3 2F
Tel/Fax 03-3317-5569

営業時間 15:00〜22:00 定休日 毎週木曜日

◆初めてトカゲを買いました!

長年 爬虫類飼育をしていますが、私はトカゲ類を購入した事がありません。
爬虫類全般が好きなのですが、今まで購入するまでには至らなかったのです。
そんな私が、今回初めてトカゲを買いたしました。

沖縄に旅行の際、折角だからTROPIC FAUNAにでも寄ろうと営業時間をキッチリ確認し、
行ってはみたのですが‥‥シャッターが閉まっている!電話にも出ない‥‥。
店の開くのをただ待つのもバカバカしいので、今回は諦める事にしました。恨むかな沖縄時間!
今回はヤンバル方面に立ち寄る予定もないので楽しみがかなり減ったと言えます。
そこで、とりあえず観光、ショッピングと言う事になったのですが、そんな買い物の途中、
あるショップで今回購入した記念すべきトカゲと出会ったのです。
最初、店のガラス越しにその姿を見た時、「おおっ!」とかなりの存在感に、
惹かれるものを強く感じました。 トカゲに対してその様な感じを抱くのは珍しい為、
思わず立ち止って見入ってしまったのですが、そのトカゲは全身褐色の色彩で
腹部が銀色のリング状に輝き、顔には大きなエラが張り、アゴと背中にとげ状の
突起を持つかなり厳つい風貌をした初めて目にするトカゲでした。大きさはと言うと
全長およそ66cm、頭胴長にしても26cmとかなりの大きさです。普段ならとても
飼えまいと思うのですが、今回はなぜか欲しいと言う衝動に駆られたのです‥‥。
そこでショップの女性店員に詳細を聞こうと、まず個体の名前を聞いてみたのですが、
タイ産のSpと言う事だけで名前などは解からないとの返事でした。
もちろんトカゲに疎い私が判るはずもなく、ましてここは沖縄だし‥‥買って良いものかと惑っていると。
その店員が「旅行客の方でもよく買って帰られますよ〜、それに、このタイプは初入荷ですから、もし、
気に入ったのでしたら是非!‥‥次に入るかどうかも分かりませんよ〜」などと後押しされ、
かなりの時間迷った揚げ句、とうとう購入することに決めたのでした。
「かなりの大きさと重さになりますから発送にしましょうか?」とも言われたのですが、
個体が心配だった為、手荷物で持ち帰る事にしました。
梱包をしっかりとして貰ったのでかなりかさばる荷物となりましたが、
手元に置いた方が安心の思いからガンバルことにしました。途中 飛行機の搭乗等、
苦労もありましたが何とか無事家まで連れて帰る事が出来ました。初めてのトカゲの為、
セッティング等も試行錯誤の毎日でしたが、現在ではリビングボードの上が定位置のようで
ドンと存在感を現しています。トカゲもなかなか良いものです!


東京に帰り洋書等でも個体を確認したのですが、未だに種が良く解かりません。
タイ産と言う点から探しても該当種が見当たらないのです‥‥。
色々な角度の画像を載せましたので、是非、確認して見て下さい。
もし、種が判る方がいらっしゃれば是非、教えて下さい。お願い致します。

※トカゲ画像

 

◆Japan Reptiles Show 2002

2002年 8月10〜11日 ツインメッセ静岡にて
国内最大のレプタイル ショーが開催されました。

国内ではすでにBHSやぶりくらなどブリーダーズエキスポは
開催されるようになっていますが、広告にも有るとおり、
この規模でのレプタイル ショーの開催は画期的な出来事と言えるでしょう。
東西のショップ、ブリーダーが集い、正にお祭りのような賑わいでした。
著名人のセミナー等も充実しており、内容の濃さにも感心をいたしました。
個人的には関西のショップの方を紹介していただいたり、海外ゲストの
Bob Clark氏とBallのMorphについて会話できた事が良い思い出です。
(白輪社長通訳有り難う御座いました)

今回のショーの成功は主催者である(有)レップジャパン、白輪社長の
人脈、人望の厚さ、事務局の木村氏の努力の成果と思います。
大変楽しめました!今後の継続を心より願います。

 

◆National Reptile Breeders Expo 2002

AUG 17−18 2002 
フロリダディトナビーチで開催のUS最大級のブリーダーズエキスポ。
今回、USでのBallの現状確認、個体購入目的でBpSupplyでもメンバーが
フロリダに向かいました。メンバーの報告ですと、USでは今年も相変わらずBallは熱く、
Morphとしては目玉とも言うべきパステルスパイダー、チョコレートを筆頭に
パイ、キャラメル、ラベンダーといったアルビノ、アザンティック、クラウン、スパイダー、
モハベ、ジェネスティックス、バンブルビー、スーパーパステル、パステルジャングル、
ゴースト等、そのラインアップは壮観であったとの事です。
優良個体は繁殖目的の為か参考出展が多く、全体的に見てもUSでは未だ、高値安定の様です。

今回、目的の1つにProjectで紹介のLavender Albinoの形質、グレードの
確認があったのですが、これには大変良い報告が得られました。
メンバーが運良く会場にて個体撮影をしていた、VPIのDavid Barker氏と
会うことが出来、事前に用意していた個体の写真を見せ、形質やMorphとしての
質問をしたところ、NERDのブースに連れて行ってくれたとの事です。
そこで参考出展されていた、NERDのLavender Albino(Not For SALE) を指差しながら、
この形質に間違い無いだろうとの答えだったそうです。NERDスタッフにも確認頂き、メンバーも
その展示個体と見比べながら、MorphとしてはLavender Albinoに間違いないであろうと判断したとの事です。

そして個体としてのグレードは‥‥。
メンバーの目には、USのNot for SALEの展示個体より色彩の美しさは上と感じられたそうです。
実際、David Barker氏やNERDにもかなり高い評価を頂いたそうです。
確かに、私が静岡のレプタイルショーの会場でBob Clark氏に写真を見て貰い、同様の質問を
した時も、彼に「素晴らしいAlbino だ!本当にお前が持っているのか? …… 俺に譲れ!」と
言われた事を思い出しました。
グレードの確認としては、このUSでもトップクラスの方々に共通の高い評価を頂いた事で、
彼らの「お墨付き」を頂いた事と言えるでしょう。

 

◆繁殖

ある雑誌でかのダンディー星(パラダイス オーナー 星 克己氏)が
「繁殖なんて誰でもやらなきゃいけないもんじゃないよね」と言っていた事が
ありますが、私もその通りだと思います。私も今では繁殖を視野に置くものの見方、
飼育等を実践していますが、出発点は違います。よく人にHPの趣旨や繁殖について
話をするとき、伝えたいと思い話すことなのですが、それは私がBallに魅せられた原点は
あくまでもBallの「種」としての魅力に魅せられた事に始まっており、Morphの収集や
繁殖はその魅力を探訪している楽しみの1つに過ぎないと言うことです。
1頭のBallを大切に飼うのもよし、繁殖を目指し飼育するのも又良し、
とにかく趣味としてのBallの飼育をまず、楽しんで貰いたいのです。
このHPはその楽しむ上での飼育の参考になってくれればと思っています。

今年(2002年)この項目で触れています、Reduced Pattern ♂ の子供が生まれました。
Full Striped ♀ との交配でしたが、全ての子供がお父さん寄りの模様をした個体でした。
この様に私にとって、とても思い入れのあるMorphの継承が今回できたと言えます。
幼蛇からの飼育〜成長〜繁殖と、私はReduced Patternとの出会から、長い飼育過程に於いて、
色々な経験、出来事を、苦労と共にですが十分に楽しむ事が出来ました。
また、今回その個体の継承(繁殖)を通じて感動と共に、遺伝性の検証の素晴らしさ、
そして難しさを改めて学んだのです。
私達グループにとっても始まりはあくまでも「楽しむ事」です。そして繁殖はその楽しむ事の1つの
過程に過ぎません。皆さんにも是非、まずは飼育を楽しむと言うことをお勧めします、人により
その行き着く先は様々と思います。そしてその「楽しみ方」に決して優劣は有りません、
キーパーごとその方向性を見出す事もまた、「楽しみ」の1つなのではないでしょうか。

 

◆スーパーおすすめサイト大賞2003選出

専門ガイドによる総合情報サイト「All About Japan」さん主催の
「All About Japan スーパーおすすめサイト大賞 2003」に
「スーパー おすすめサイト」として選出して頂きました。
Groupの趣旨やサイトの構成を認めていただいた様に感じ、
メンバーにとっても大変喜ばしいニュースでした。当HPは
Ball Python専門と言うかなり偏ったサイトの為、
興味の無い方にとってはめったに検索にはかからない事と
自負しています(笑)しかしながらこの様にサイトを運営している
以上、Ball Pythonについての認識同様、我々Groupの活動
も広く知って頂きたいと言う思いも、少なからずはありました。
そのような思いの中、今回 広く情報を発信している「All About Japan」
さんにこの様な機会を頂いた事は、Groupとして大変ありがたい事と
思っています。それが例え偶然の検索であり、興味対象外の方だとしても
「こんな事に夢中になっているGroupもあるのだな〜」程度でも我々に
とっては大変嬉しい事なのです。

ガイドの星野一三雄様
今回、数あるサイトから我々Groupのサイトを選出いただきまして、
本当に有り難う御座いました。
今後も星野氏にお褒め頂いた、「一種徹底飼育」と「並々ならぬ熱意」の
部分は変わることなく貫いていきたいと思います。

◆Japan Reptiles Show 2003

2003年 8月2〜3日 ツインメッセ静岡にて
ジャパン レプタイルズ ショーが開催されました。

第2回目となる今年は会場を南館という大きな大展示場に移し、
出展総数41のブースが立ち並ぶ、正しく「日本最大のイベント」の
名にふさわしいレプタイルズ ショーとなりました。
本場タイのスネークショーをはじめ、フォトコンテストやゲストの講演・
オークションなど催しも盛りだくさんで、まさに業界の「お祭り」と
いった感じでした。

今年は2日の土曜日にBpSのブリーダーメンバーと共に新幹線で静岡入りし、
既に開場時間の過ぎている大展示場へと向かいました。
会場の南館は想像以上に広く、本場USのエキスポを何度も訪れているメンバーからも思わず
「それらしいね〜!」との声が漏れたほどでした。
勿論会場規模や来場者数を考えれば歴然とした差はあるのですが、
日本でのエキスポの先駆者『HBM』からやっと始まった日本のイベントと
しては、やっとここまで来たかの感が得られます。
静岡と言う地の利か、会場では去年『ぶりくら』を訪れた際に知り合った
関西方面の友人達にも会うこともでき、本当に有意義な時間を過ごす事が
できました。出展者の面々では、今年も東西の有名店が数多く参加しており、
各ブースの自慢の個体を堪能するばかりでなく、
こんな時でもないとなかなか会えない店主・店長・スタッフさんと声を交わすことも出来ました。
そんなが事が出来るのもこの「レプタイルズ ショー」の楽しみの1つと 言えます。

さて、BpSとしてはBall関連の話題も明記しなければと思うのですが・・・・。
やはり個体の良さやバリエーションの豊富さでは、なんといってもドラゴン
ハープさんがダントツでした。点モノではワールドワンさんの
「ホワイトゴースト」が我々メンバーの間で「おっ!」と言う共通の意見となり、
「○○さんが購入して※※と交配したら☆☆なんじゃないですか〜」などと
最後まで話題に上がる形となりました。(その後の経緯は残念ながら内緒ですが・・・笑)
では今年のMVP BALLはこの「ホワイトゴースト」で決定かと云うと・・・、
実は違うのです!他にも隠れたところに素晴らしい1頭がいたのです。
同行のメンバーの目にも触れなかった位の展示だったのですが、私がその個体を指摘するやいなや、
USのトップレベル個体を数多く観てきているメンバーですら「おぅ!」と声を出させるほどの個体でした。
出展者さんは「ノーマルなんですよ〜」の謙遜の声ながら、
「売る事なんかはできませんよ〜・笑」との残念ながらのNFS宣言・・・。
では「せめて写真だけでも撮らせてください!」と個体の撮影だけはさせて
頂く事が出来ました。皆さんはご覧になりましたでしょうか?
私がレプタイルズ ショー2003の「MVP」と感じたBALLを・・・。

ご覧になれなかった方のために出展者様の承諾を得て、画像を掲載いたしました、どうぞご覧下さい。

レプタイルズ ショー 2003「MVP・Ball」 画像

 

◆National Reptile Breeders Expo 2003

AUG  16−17 2003
今年もフロリダ デイトナビーチにてUS最大級のブリーダーズエキスポが
開催されました。今回も私は残念ながら参加ができなかったのですが、
BpSとしては私以外のブリーダーメンバーが赴く形となりました。
ここからは現地の生の個体を観てきたメンバーからの情報を元に報告させて
頂きます。

メンバーの言葉を借りれば、「USでのBALLの進化には目覚しいものがあり、
NARDのブースを見ただけでその余りの進化の早さに戦意を失いかけました・・・」
との事です。ここ何年も本場USのExpoを経験し、毎年の目玉
個体を生で目にして来たメンバーですらそう感じさせた今年のExpoだった
様です。まず今年のMorphとしての目玉としましては「ピューターボール」
「アイボリー」「アルビノスパイダー」「パステルモハベ」「パステルシナモン」などでしょうか、
何しろ新しく作出されたMorphなので名前だけではピンと こないかも知れません。
個体の写真等はクリーパーNo19号・ビバリウムガイドNo23号に掲載されていますので、
是非此方にてお楽しみ下さい。
これらの目玉個体を見ればわかるように
現在のUSでは「パステル」「モハベ」「スパイダー」などの優性形質が証明されている
Morphに注目が集まっているようです。
劣性遺伝のMorphと違い、品質改良や新たなMorph作出を考えた場合、
より早く結果が得られるという利点を考えての事と言えるでしょう。

私見を延べさせて頂ければ、このUSの動向は日本にとってもかなりの
恩恵がある事と思っています。まず劣性遺伝である「ゴースト」等ハイポ系の
輸入の増加が考えられます、いまだ遺伝性が確立されたCBは個体数も
少なく高値安定ですが、今まで日本に入る事が少なかったWCやCH・FHが日本に
輸出される傾向を向かえたといえるからです。
ぎらぎら感の好きな西洋人に比べ、クリアで神秘的な印象を好む日本人にとっては
魅了的な個体の入荷が増える事になるでしょう。
この場にて細かな説明は出来ませんが、系統繁殖を考えた場合、
このハイポ系の血が導入できると言う事は、とても重要な意味を持つと云えるのです。
New Morph作出の道が開けるかも知れません。


◆ ぶりくら市 2003

2003年 10月12日 新大阪センイシティー2号館にて
関西圏を代表するブリーダーズマーケット、「ぶりくら」が
開催されました。

私は去年に引き続き、二回目の単身での大阪遠征となりました。
会場は去年と同じ5F展示ホールでしたが、去年のアンケート等の
「手狭であった・・・」との声を反映して、会場を大幅に拡張。
3年目を迎える今年の「ぶりくら」はプロShopとの連携を早くから
図った事による出展者の多様性や、安川雄一郎氏(クリーパー執筆者)を
初めとする著名人の飼育相談コーナーを設けるなどの独自の工夫も感じさせ、
「ぶりくら」と云うイベントの形が着実に出来上がりつつある印象を
強く受けました。そういった努力・成果は
今年の総来場者数652人と云う実績からも伺えるのではないでしょうか?
今やその盛況ぶりはアマチュア主宰イベントの域を超えるものさえ感じました。

「ぶりくら」の印象を言葉で表すならば「楽しい!」の一言に尽きるのですが、
私のような東京人にはそもそも会場で飛び交う言葉などからして新鮮であり、
出展者・参加者の会話を耳にするだけでワクワクする思いがあります。
会場の人の波にさらわれながらも、知らず知らずのうちに会場の楽しげな
雰囲気に飲まれていく・・・・そんな感じで時間が過ぎていきました。
「ぶりくら」は東京の「HBM」と基本理念は同じくするものの
出展者(プロ・アマ)や出展品目・の多様性からもその趣はかなり違った印象を受けます、
関西圏独特の雰囲気もあるのでしょうがとにかくノリが良いのです。
今回もぶりくら主宰の打ち上げにも参加させて頂いたのですが、
出展者・参加者が一同になって共通の話題で盛り上がり、
それまで面識さえなかった人同士が自然と交流の輪を作り、
広がる・・・そんな、それはそれは「楽しい!」 感じなのです。
主催者様には多様性が有るが故の苦労が多いことも見聞きしてきましたが、
この「ぶりくら」らしさ(趣旨)は本当に尊いものと思います。
関東圏の方と「ぶりくら」の話をしますとよく
「自分も行って見たいんだけど、遠いからなかなかね〜・・・」なんて声を良く聞きますが、
今や大阪は本当に近いお隣さんです、ちょっと足を伸ばす気持ちで
私が感じたこの「楽しさ!」を多くの方に実感して頂きたい思いです。
是非 皆さんも一度「ぶりくら」に足を運んで見ませんか?

 

◆HBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)

2003年10月19日 渋谷アミーホールにて、
国内イベントのパイオニア的存在のブリーダーズマーケット
「HBM」が開催されました。

今回で4年目を向かえる老舗的存在の「HBM」ですが、今年も
衝撃的立ち上げの初回に変わることない相変わらずの盛況振りを
見せてくれました。

当日、会場アミーホールの青山通り沿いには、12時開場にも関わらず
7時台から並ぶ人達が現れたほどで、依然 熱心なマニアに支持されている
様子が伺え、入場前から熱いマニアの“熱気”を肌で感じる事となりました。
12時の開場とほぼ同時に入場出来たのですが、
場内は直ぐに人・人・人・・・の熱気で溢れ帰り、
お目当ての個体を我先にと購入する人や、各地から
集まった「共通の趣味」を持つ人の輪があちらこちらで出来あがったりと、
とても活気に満ち溢れた雰囲気でした。
「HBM」に於いてもやはりドラゴンハープさんのブースは圧巻で、
ことBallに関しては言えばパイ・クラウン・アザン・パステル・ゴースト・・と、
本当にここは日本なのか?と云う位のモルフを展示(販売)されていました。
今の日本ではおそらく東京麻布のShop・WOMA!さんでしか
見る事の(買う事も)出来ない貴重なモルフ(パイ・クラウン・アザン等)です。
東京に居ながらUSの雰囲気を堪能できるのですから、
こんなに嬉しい事はありません。興味有る無しに関わらず、
色々な方々にまじかにこの貴重なモルフを観せいただける展示をして
頂いたドラゴンハープさんには、本当に “感謝 感謝”!の気持ちでいっぱいです。
この様な魅力的モルフを直に目にする事で、
少しでもBallに対する興味へと繋がってくれれば・・・・との思いでした。
そしてこんな貴重で素晴らしい機会を得ることが出来るのも、
「ブリーダーズマーケット」と云う趣旨の根源をキチンとした形で進めている
パイオニア・「HBM」の存在があればこそなのだと、改めて痛感いたしました。
「HBM」の趣旨・存在に敬意を表すると共に実行委員・出展者の皆さんの
努力と成果に感謝の気持ちで一杯です、いつの日か 
我々BpSも「HBM」にて熱いマニアを迎え・感動させる立場になりたいとの目標にもなりました

 

 

◆ガーデンレプタイルフェスタ 2004

2004 年9月19日(日)千葉県市川市 アイキャンガーデンに於いて、
「自然と生態の融合」をコンセプトにしたイベント、
「ガーデンレプタイルフェスタ」が開催されました。

当日はプロShop、アマチュアブリーダーによる生体の販売や書籍・雑貨類
の販売、ハーブガーデン内でのお散歩会&遊泳会&撮影会、無農薬野菜の葉物
詰め放題等、楽しいイベントが盛り沢山の賑わい振りでした。
一般の方が生体を持ち込む事も大歓迎との事で、リクガメを広い敷地に
放して楽しむ参加者がいたり、金魚救い、キッズマーケット等 
家族連れ、特にお子供さんが安心し、飽きずに参加できる催しでありました。
レプタイルコーナーではプロ・アマが自慢の個体を「おっ〜!」と云う値段で
販売しており、とあるShopオーナー氏が
「このサイズでこの値段だったら買いでしょう〜!種親、種親!」
とニコニコ顔で購入している姿も目撃しました。会場で人目を引いたのは
 さるばとーる・マキ屋の店主マキシ君。
彼の人気はダントツで我らが冨水 明氏も形無しと云った感でした。
家族連れが、気軽に立ち寄れる雰囲気でありながら、
その中で子供がマキシ氏に触れて歓喜の声を上げ、
親が冨水 明氏にサインをねだっている(笑)
日常と非日常(笑)の楽しく・素敵なコラボがその空間にありました。

青空の下、緑に囲まれながら、素敵な音楽を聴き、爬虫類を愛でる・・・。
正に主催者 石崎氏の「爬虫類と植物のコラボレートを
目指し総合的ライフフェスタを提案します」の言葉通りの
新しい形のイベントの誕生と感じました。

私は残念ながら参加できなかったのですが、PM17:00〜はバットナイト
ビアミーティングと題した飲み放題・食べ放題・喋り放題の夜の部も開催され、
夕闇に飛び交うコウモリを眺めながらの宴が繰り広げられたとの事です。

第1回目開催の成功を受け、今後も新たな形のイベントとして展開する事と思います、
今回見逃してしました皆さんも次回は是非この楽しく自由なイベントに参加頂ければと思います。

 

 

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