Harley-Davidson Jyuku
晴旅人尊塾   
旅人はお天道様を敬い尊び、晴れた日を最高!と歓喜し雄たけびをあげる
不思議な乗り物サイドカー
日本にはほんの僅かな台数しか輸入されていないポリスタイプサイドカー
ポルシェとサイドカーどこかレトロな雰囲気が妙にマッチング!です
サイドカーなんぞ乗ろう!なんて思ったことの無い者が、ある事情でHarleyのサイドカーを(2000年3月)入手し、滋賀県大津から埼玉関越道花園インターまで、乗ってきました。しかし、その5時間の間に「認識」が一変したのです。なんと不思議な乗り物なんだろう!とHarleyのサイドカーと言うと「デコトラダンプ」と同一視された交通安全パレードお抱えのサイドカーにしか見られていないそんな状況を、「こんなHARLEYのサイドカー乗りもいるんだ」と言うことを知って貰う為、只今運転技術のマスターに取り組んでいます。「いかに早くコーナーをクリヤするか」と、休みには峠道やコーナーの多い国道122号「大間々〜足尾」間でトレーニングしてます。先日はもう少しで「即死」と紙一重の転倒寸前の事故になるところでした。オーバースピードで舟側のキツイコーナーに進入したものだから、完全に転倒でした。ところが左のハンドルグリップがガードレールの頂点に当り、それで転倒は免れたわけですが、しかし、そのグリップの部分が、ガードレールの頂点に当らず、そのまま転倒していたら、完全に私の「首」がそのガードレールで「斬首」切り落とされて居た所でした。後から「ゾッ」とする思いがした経験です。そのとき体は無傷ですが、左ステップブラケットは折れ、プライマリーケース側面はアスファルトで削られて、無残でした。その転倒寸前の時すぐ体制を立て直しそのまま走って家に帰ったのですが、ブラケット、ステップは交換する羽目に陥りました。今「若葉マークのサイドカー乗り」ですが、HARLEYのソロ経験は豊富で、ソロとは異なる「サイドカーの運転技術」をマスターし、山岳道路のツーリングもどんどん挑戦しょうと思います。
転倒防止の為の「ウエイト」を舟、車軸上に取り付け
舟側に人を乗せて走る事が無いので、舟が「空」だと舟側へのコーナーが大変不安定になり、転倒する時、時間差が無い。しかしウエイトを取り付けると、ある一定の角度まではタイムラグがあり、その寸前に体制を立て直すことが出来る。1998年式の新車のサイドカー(リーフスプリングが1枚もの)から、このウエイトが付くようになっているが、それ以前の1枚および数枚のリーフスプリングのサイドカーには、付いていない。
運輸省の輸入検査登録の時、斜度25度で「転倒」すると、輸入の審査が却下され、輸入できないと言う話を聞いたことがあるので、今は日本に輸入する「サイドカー」の場合、HarleyJapanで特別に「そのウエイトの取り付け」を行うようである。だだ、そのウエイトは単体で販売していないので、自分で設計して製作しなければならない。メーカーとして「無責任な話」であるが、これはHarly-Davidson一流の殿様商売の所以だろう。
そこで写真のウエイトを近所の機械加工製作所でお願いして作って頂いたのだが、重さ34Kgで丁度良い「ウエイト」である。右はまだ塗装前で、金属の地肌がでているが、左の写真は「本体」に取り付けた状態である。他に4個の穴があいているが、これは何か取り付ける時、この穴を利用して取り付けられるようにしてある。
このウエイトがほしい方があれば「供給」致しますが、一寸取り付けに「コツ」がある。それはリーフスプリングのたわみを殺さないようにしなければいけないからである。このたわみを殺してしまうと「スプリング」が機能しなくなってしまう。尚この試作に7万円費やした。
2001年8月21日京都ツーリングの帰り道こんな事がありました
思い出の京都
 HARLEYのWEB関係は殆どが20代〜30代前半で、60歳などと言う方には、めったにはお目にかかれないが、この「サイドカー関連」は、我々と同世代の方が多いので「ホッ」とする。同年齢で同様な所感である方は、JSCを覗いて見て下さい。(2005年還暦世代)
                                     
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