顔を俺の方に向けようとしては、中佐にがっちりと固められての強制フェラ。
一度いかせてやれば、落ち着くってわかっていても、俺の愛技が気にかかって仕方ないの
だろう。
それはもう、大佐好みに躾けられましたから?
過度に感じて当たり前なんだけどさ。
反応を伺いながら、やっと、根元まで入れる。
するってーとちょうど、大佐が大好きな好い所に爪の先が掠るのだ。
微妙にずらして、すぐ側をこりこりっと掻いてみる。
固まった尻がびくびくって、震えた。
もしかして?
「うわー大佐。指だけでイっちまったんですね」
誰が見ても射精といえる量を、まだ止めようもなくびゅくびゅくと吐き出している。
「……口ん中に指入れなかったら、食い千切られたかもしらんよ」
はぁああっと、中佐が大きな溜息をついた。
ほれほれっと掌を振るうので見やれば、指の付け根に血の滲む噛み跡ができていた。
「あれれ。中佐が怪我しちゃいましたよ?」
「全く。こりゃもう。お仕置きしかねーなぁ。ったく。さすがにアレはロイがきっついかなーっ
て。遠慮してやったのに」
「もしかして?」
思い当たる所があって、指を蠢かすのだけは止めずに問いかければ、にやあっと腹黒げに
笑った中佐が、大佐の耳に唇を近づける。
「二輪差し、してやるな?」
喜べよ?と言わんばかりの口調は、さすがのサディスト。
怯える大佐の尻を撫ぜ摩りながら、俺も便乗してみる。
「随分ここも、解れましたしね?切れないで、受け容れてくれますよ」
ゆっくりと指を抜き出せば、中が、離したくないってばかりに吸い付いてきた。
抜き取るのが惜しかったが、そろそろ、ナニで大佐を堪能したい。
「ロイ、ほら。くったりしてる暇はねーぞ。体勢入れ替えるから、力入れな」
「中佐―。それ酷っスよ。たーいさ。力抜いていていいっスよ。俺が良い様にしますから」
「……お前、そっちの方が酷なんじゃねーの?」
「何とでも」
俺と中佐のどっちが先に入れるとなれば、ナニのでかさで俺が優先されるだろう。
多少絡まれた所で苦でもない。
力を入れようにも入れられない大佐の身体を、背中から抱き込んで胡坐を掻いて座った。
ぱかんと太股を大きく割り開いても、その膝裏に手をかけても、反応は鈍い。
まだとろとろと蜜が零れるナニが揺れる様に、ひゅうっと中佐が口笛を吹いた。
「さ。大佐。お口広げて下さいね」
弛緩し切っている為に、何時もは清楚で小さなお口も、だらしなくよだれを滴らせている風合
い。
指で広げるまでもなく、ナニの上にお口を置いて何度か体を揺す振る。
満たされる事を覚えたお口は、中々に貪欲ですぐさま俺を銜え入れるサイズにくぱりと、大口
を開ける。
「はーい。ゆっくり。しますよぉ」
そういえば、アンタの中に入るの、ほんとーに久しぶりだしね。
先端を含ませる。
つるって具合に入って、大佐のイイとこにあたったのだろう。
蕩け切って崩れていた身体に、ぴん!と筋が通った気配がする。
「は、ぼ?」
先を望む風にも、止めてくれと哀願しているようにも見える。
何にせよ、そそる眼差しで見詰められて、俺はごくりと生唾を飲み込む。
「まだ、先んちょです。緊張するには早いっすよ?」
「そーそ。わんこのナニの後に、俺の息子も御免下さいすっからな」
「ごめん、くだしゃ?」
あれれ。
まだ、だいぶ飛んでるや。
まぁ、俺の根元まで銜え込んじまえば、正気にも変えるだろうがな。
「そ。御免下さいー大佐の中に入りますよ……っと」
ずっと、中を擦り上げれば、ひくっと大佐の喉が波を打つ。
嬌声は、まだ。
放たれない。
締め付けや吸着力?吸引力?は完全復活していて、俺のナニは痛いくらに締め付けられな
がら、終始吸われている感じ。
腕の力でこの体勢のまま固定して、大佐の腰がうねくり出すのを待ってもいいんだが。
大佐を欲しがるもう一人の男のプレッシャーが凄い。
この男も人並みに嫉妬するんだなぁと知れれば気分も良かった。
「んっつ、ふぅっつ」
鼻に掛かったむずかるような吐息が駄目押し。
俺はぱんぱんに膨れ上がっちまった息子さんの、残り部分を一息で差し入れた。
「ひゃああああっつ」
「……ロイぃ…お前、堪え性なさすぎ」
何と大佐は、俺のナニを根元まで銜えた途端。
イっちまったのだ。
先刻出したばっかりだってーのに、何時の間にか勃起していたナニからは、とろとろと蜜が
溢れ出ている。
「だって、はぼっくの、おっきぃ、からっつ」
「泣かなくてもいいっすよー。俺は嬉しいし。中佐は悔しいだけだと思いますから」
額に張り付いた髪の毛を掻きあげて、軽くキス。
「……言うなぁ。わんこ」
「普段の中佐の、足元にも及びませんよ。あー中佐。大佐の袋弄って貰っていいですかね?
俺はこの状態で少し揺す振ります。もー少し広げとかんといかんでしょう」
「だな。お前さんのに慣れて、中いけ状態辺りが頃合だろう」
その辺りは、さすがに冷静。
慣れのなせる業だとは思うが、やっぱり羨ましい。
「はーい。ロイたんのたまたまを構ってあげようねぇ。まだまだミルクいっぱい溜まってそう
だし。ぜーんぶ吐き出しておこうな」
「…まーす。ますっつ。そんなに、いっぱいは、出ない…出せないぞ」
「大丈夫だって。他ならぬ淫乱ロイちゃんだから」
袋の裏筋を中指の腹でこすこすと擦り上げれば、中はもう無茶苦茶。
ただでさえ、イった後の収斂が堪らないってのに。
あーもー白旗上げて、どぷどぷ出してぇなぁ。
「ほら、わんこ。玉弄りだけじゃ足りないってさ。がんがん突き上げたやんな」
「さーいえっさー」
投げやりな返事と共に、しかし俺は我ながら情熱的だろうさ?と思う腰付きで、大佐を突き
上げ始める。
「やっつ!はぼっつ」
あーもう。
かーいい声。
聞いただけで、出せそうっつーか、おかず決定の声だよな。
この、蕩けそうな顔も良く頭の中に刻んどかないと。