このページは、東部海浜開発計画(泡瀬の干潟埋立)を考えるためのページである。どこが悪い?なぜこの計画は・・・・それを検証していくページである。皆様の意見を寄せてちょ!この事業に賛成なさる方の意見もお寄せください。この計画の理解を深めるページにしましょう。 |
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http://www.dc.ogb.go.jp/nakagusukuwankou/ |
沖縄では、これといって大きな産業もなく復帰してから、基地との重圧を理由に7兆円近い財政投資が行われた。これらはインフラ整備にあてられ、沖縄の建設業者に仕事を与えて沖縄の復興に多大な影響を与えた。しかし、今もその構造は変わらず復帰して30年近くなる沖縄においては、相変わらず建設業者を主対する開発が続く。泡瀬の干潟もそういう時代の歪みが生んだ開発の一つである。30年経っても変われない経済構造をもつ沖縄と、基地の重圧を押しつけ続ける日本政府の思惑が今後も続く。そして沖縄は、その母なる海さえも今失おうとしている。
東部海浜開発計画の内容はともかく、この計画は、沖縄の人の環境意識を高めるきっかけとなったものであると感じる。沖縄の自然は、復帰後経済振興の名の下にことごとく破壊されてきた。自然を壊すことなしに沖縄の経済振興はないのかと思われるほどである。21世紀にはいり、沖縄においても環境に対する意識がようやく芽生えたかのように思える。沖縄の人は、これまでのような自然を顧みない開発一辺倒の地域振興で良いのか考えるべきである。背に腹は代えられないと安易に公共事業に頼るのではなく、自然と共存し共に活かし生かされ自然の便益を永続的に得られるような、社会システムが望まれているように思える。このまま自然を犠牲にした開発を進めれば、子孫に何を残せるというのか?自然を活かし残すことが、沖縄の今後を考える上で重要であると思います。 |