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ワークシステム 
         
いろいろ

  

ワークの構造化 『誰と』『どのくらい(量)』『どのようにして(手順)』『終わったら何があるのか』ということを解りやすく示したものがワークシステムです。
どれだけやったら終わるのか、『終わり』も明確になります。

誰が見てもひと目でわかるように、『上から下へ』『左から右へ』というルールを決めています。


たとえば・・・
左側に、今からする課題を上から順に並べる。
その課題を一つずつ取って、やり終えたら、右側の終わりの箱に入れる。
というような流れを作ります。

いつでもこの流れを守っていれば、いちいち、「ここからこれを取って、終わったらここに置いてね」というような、難しい指示をしなくても済みます。
指示をする人間がいなくても、ルールどおりにいつもの形にセッティングさえすれば、誰の援助もなしに、ワークの場所へ行って、一人ですべてを完了させられるわけです。




悠くんは・・・ 『お勉強コーナー』を作れればいいのですが、我が家は狭いので、お勉強コーナーを作れませんでした。本来なら、場所と活動を1対1にするほうが、混乱しないのですが・・・(^^ゞ
そこで、居間の座卓を使う事にしましたが・・・普段は遊びで使っているこの座卓、さて、どう構造化しようか、どうやって「今から勉強する」を見てわかるようにしようかで悩みました。
・・・で、活動によってクロスを分けることにしました。

クロスが掛けてなかったら普段の遊びのテーブル。
ブルーのクロスを掛けると、勉強用ということにしました。


本当は、悠くん用の学習机を用意してあげたら良かったんですけどね・・・(^^ゞ



こんな感じです。→



悠くんの座る位置には、座布団を置きました。
左側に今からする課題を1つずつ入れたカゴを積み、上から順に取り、終わったら
終わり箱に入れます。左のカゴがなくなるまで順にしていくことになります。

一番下のカゴには、「次に何をするか」の指示を入れます。
たとえば、粘土遊びなら粘土遊びを表すものを入れておきます。
本人が好きなものを勉強したご褒美の活動として、示しました。


スケジュールボードでチェックする生活が定着してからは、スケジュールチェックカ
ードを入れておきました。「スケジュールをチェックしなさい」という指示です。


                

課題 じゃあ、悠くんはどんなことをしていたかというと・・・課題の中身です(^^ゞ






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