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コミュニケーション2
コミュニケーションに関して、いろいろ(^^)
| 注意喚起 要求が出てきたら、要求を伝える方法、「注意喚起」を教えました。 誰もいない空間に要求していても、誰にも伝わりません。(^^) コミュニケーションとは メッセージ メッセージ 自分 → 相手 相手 → 自分 自分のメッセージを相手に伝え、相手のメッセージを受け取るという相互作用があって始めて成り立ちます。 悠くん、サリーの見てない所で勝手にスケジュールボードに「マクドナルド」を貼って、私が気づかずにいるとしばらくして「マクドナルド」のカードをはずして怒ってました。サリーは悠くんが怒っているので何だろうと見に行くのですが、すでにカードは取られていて、悠くんが何で怒っているのか全くわかりませんでした。 悠くんは、要求したのに拒否されたと思い込んでしまっていて、もう要求を出してくれません。 こんなことが何度もあったので、「要求は必ず相手に伝える」、相手の肩をトントンして注意喚起をしてから伝えるということを教えました。 誰のどこをトントンすればいいのかがわかるように、サリーは肩に「トントンマーク(手形)」を付け、悠くんから要求が出たら、トントンマークのところをトントンしてから、写真を見せるように教えました。 ← フェルトで作っています。 |
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| 「ひとりで」 「ひとりで」をどうやって伝えるか・・・ 「一人で = 誰も一緒に行動しません」と伝えることにしました。 そのために、まず、誰とするのかを伝えることから始めました。 ちょうど、小2の頃、歩いて3分ほどの距離にある小学校からの下校を、「一人で下校する」練習をしました。 信号も渡らない、歩道だけの安全な道で、当然悠くんの知っている道なので、簡単に出来ると思ったのですが・・・一人で帰って来れません。途中で誰か来るのを待っていたり、家の近くまで帰ってきているのにもかかわらず、サリーが迎えに来るのを怒りながら10分でも、20分でも待っていたりしました。 3年生から養護学校に転校したので、一人下校は止める事にしましたが、なぜ、悠くんが途中で止まってしまうのかが長いことわからずにいました。 原因は、サリーが悠くんに「一人で」ということを伝えていなかったからです。 生まれてからずっと、サリーやパパや誰か大人と行動してきました。幼児期、一人で勝手に行動して起こられた経験も積んでいます。そんな状態で、突然誰もついて来なくなったからといって、一人で行動できません。一人で行動してもいいということすらわからない悠くんは、帰るに帰れず、どうしたらいいかわからず、誰かが来るのをずっと待っていたのだと思います。「ひとりで帰る」ということを伝えなかったサリーのせいですね(^^ゞ かわいそうなことをしたと思っていますが、その時は全くそのことに気がつきませんでした。 |
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| 交渉 悠くんからの要求を否定するのではなく、出来るだけ受け入れます。 わがままを許すという事ではなく、納得するまでやりとりをします。今すぐ出来ない要求でも、「ダメ」と拒否してしまうのではなく、「OK、でも、今は出来ないから、今はこれにして、それは明日ね」というように、悠くんに要求が通ったということをきちんとわかるように伝えます。 そのために、週間スケジュールやカレンダーは必須です。 出来ないからと拒否をしてしまうと、要求することそのものを止めてしまいますので、悠くんが納得してくれるまで交渉します。 |
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| では、週間スケジュールのないところではどうするのか・・・ 家だと、週間スケジュールがあるのでこういった交渉は出来ますが、外出した時など家以外の場所ですぐに出来ない要求が出ると困ります。ですから、「今日」「明日」「明後日」のカードを作ることにしました。これらのカードだとコミュニケーションブックの中に入れることが出来ます。 週間スケジュールがなくても、「明日ね」とか「明後日ね」ということが伝えられますね。 → 「今日」のカード |