その145:子連れで沖縄3泊4日の旅(2005年11月)
2日目


私は根が貧乏性なもので、旅行ではつい欲張りプランになりがちですが、
今回は子連れだということで、かなりゆったりした日程にしたつもりでした。
しかし、振り返ってみると、やっぱり盛りだくさんな一日になっちゃいました。^^;

朝ホテルで朝食を取ってから、向かった先は沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館。ここは本部町の海洋博公園の中にあります。
事前に口コミ情報を仕入れていたので、途中の道の駅許田で割引入場券を購入しました。
入場料大人1,800円が1,550円で購入できました。ホテルでも割引入場券は扱っていましたが100円くらい高かった気がします。
口コミ情報でも値段に上下がありましたので、いつもあるとは限らないかもしれないけどお勧めです♪

あと海洋博公園の駐車場は無料ですが、美ら海水族館のそばに行くほど混雑していました。
一番便利な場所の駐車場はすでに満車だったので、私たちはUターンをして手前の駐車場に止めました。ご参考まで。

海洋博公園の中央ゲートのエスカレーターを降りると
音楽に合わせて変化する噴水があります

噴水のそばには植物でできたジンベイザメのオブジェ
私も夏海も看板を見るまで飛行機だと思っていました。^^;

美ら海水族館の一番のウリは世界一を誇るアクリルパネルの水槽に複数匹で泳いでいるマンタとジンベイザメです。
でもそこへ行くまでのほかの水槽もとても充実していて、本当に見る価値のある水族館だと思います。
なっちゃんも興味深げに水槽をのぞいては「かっか(魚)」「あめ(亀)」などと指差していました。

水槽に乗り出して見ているなっちゃん
一番喜んだのは海がめでした

「サメ博士の部屋」にある「天狗の爪」の展示
絶滅した太古のサメの歯だそうで、こんな顎だったらしい
この部屋は他にも歯の尖り具合や皮のざらつきなどを
実際に触れる展示などがあり
いろいろ面白いのでぜひ見てください

ジンベイザメやマンタの泳ぐ「黒潮の海」
とにかく大きい水槽に圧倒されます
階段を下りた左側には水槽に潜りこんだようなアングルで
水槽を見れるスペースもあります

水族館のほかにも、オキちゃん劇場(イルカのジャンプなどが無料で見れます)・ウミガメ館・マナティー館などがあるので、
半日ではとても見切れません。
私たちは水族館と海の保育園だけ見て帰ってきちゃいました。残念。
次回来る機会があるときは、お弁当持参で丸1日を費やしたいと思います。

中央ゲートに向かう途中で、ちょっとしたアスレチックのような広場を見つけました。
そろそろ昼食のことも考えなくてはならない時間だったのですが、なっちゃんが目を輝かせて歩いていってしまったので、ちょこっと遊びました。
全体的には小学生以上の子供向けのアスレチックでしたが、歩くだけでも楽しいので、ここも子連れにはお勧めです。


で、昼食はどこで取ろう…、と考えつつ、夫が車のナビに入力したのはナゴパイナップルパーク
キャディーカートのようなパイナップル号というものに乗って、パイン畑内を見学し、
パイナップル号を下車した後は、パイン工場の見学などをして、お決まりのお土産ショップでパイン食べ放題というテーマパークです。
入場料:大人500円、小学生以下無料。
ここにはレストランパームツリーがあって、レストランに入るだけなら入場料はかからないというので、私たちはそこで昼食にしました。
ここのゴーヤチャンプルーを食べたのですが、これが美味しかった♪
値段も700円でスープとライスがつくリーズナブルぶりだし、何よりゴーヤが関東で食べるものと比べると苦くない!!!
しつこくない苦味で、本当に美味しかった。お勧めですよ〜〜〜!!!

しかもちょいとラッキーなことに、出口だと思って歩いていったら、前述のパイン工場やお土産ショップに入ってしまったのです。(笑)
結局入場料なしで、パイン食べ放題というのだけは味わってしまった形です。^^;
でも、試食したパイナップルワインケーキというカステラがとっても美味しくって2本買ったし、夫は泡盛も買ったし…。
ちゃんとお買い物したからよいよね?(←自己弁護かな?)


その後はなっちゃんをお昼寝させようと思って一旦ホテルに戻りました。
が、いつもとは違う刺激いっぱいの日々に興奮しているなっちゃんは、まったく寝る気配なし…。
仕方がないので、屋内プールで30分遊んでから、大浴場でお風呂も済ませて早めに夕飯に行こうとしたら、
今度は眠くなってしまって夕飯どころの騒ぎではなくなっていました。(T-T)
で、思いついたのが、かりゆしホテルから1時間くらいのところにあるカヌチャベイリゾートのスターダストファンタジアを見に行こう!!!
11/1〜3/14まで行われているイルミネーションで、それだけを見に来る人もいると調べておいたところなのです。

カヌチャの敷地の入口に着くと、ガードマンがいました。どうやら入場するのは有料のようです。^^;
ガードマンの姿を見るなり、私たちの前を走っていた車はUターンをしていきました。(笑)
ガードマンに「イルミネーションを見に来たのですが、有料なんですか?」と聞くと、
「出る時に1,000円を払ってもらうか、中のコンビニでもいいから1,000円以上買い物してもらえればOKだから」というので、
もしかしたら夕食を食べるかもしれないし、せっかくここまで来たのだし行ってみようということにしました。


カヌチャはものすごく広い敷地で、敷地内の移動に自家用車を使えません。
どうやらキャディーカーのようなものをレンタルするか、敷地内を回っているバスに乗るかしないといけないようです。
まだ眠そうななっちゃんを抱っこしながら、敷地一面のイルミネーションを眺めつつ見所を探していると、ホテルのフロント棟に着きました。
子連れでうろうろしている私たちに、ベルボーイの男性が「どちらへ行かれますか?」と声を掛けてくれました。
咄嗟に「レストランはどこでしょう?」と応えると、「では敷地内のバスでご案内しましょう」というではないですか。
レストランの値段が折り合わなかったらどうしよう…と思いつつ、人のよさそうなベルボーイの言葉についついバスに乗ってしまいました。
バスは初めのうちは私たちの貸切状態でした。
「こちらにお泊りですか?」
「いえ、今日はイルミネーションを見に来たんです」
「ではちょっとバスのルートを外れるのですが、
敷地内をぐるりとご案内してからレストランをご紹介しますね」
おおおお〜〜〜!!! なんていい人なんだ♪

その後も私たちの宿泊ホテルやどこから来たかなどを話しながら、
敷地内のイルミネーションを案内してくれました。
途中、ちゃんと乗客も乗り降りしたので、私たちのためだけに、
バスを走らせてくれたわけではないとは思うのですが、
彼のカスタマーサービス精神には本当に感動してしまいました。
機会があったらぜひ、このホテルには泊まってみたいです。^^

肝心のイルミネーションはとっても素晴らしいものでした。
夕飯の時間を考えなくてはいけなかったので、
ゆっくり鑑賞できなかったのが残念です。
右の写真ではちょっと伝わりにくいですね。^^;

結局、カヌチャでは予約なしで食べられるレストランが沖縄料理のお店(値段は比較的リーズナブルです)しかなかったので、
昼食にゴーヤチャンプルーだった私たちはカヌチャで食べることを断念しました。
ただ、駐車場代として1,000円払うよりは何か残るものを買ったほうがいいということで、コンビニには寄りました。
なかなか買いたい物がなくて困りましたが。^^;


夕食はかりゆしホテルからそう遠くないところにある普通のレストランでハンバーグを食べました。
時間はすでに21時近かったです。ごめんよ、夏海。
明日こそはゆったりした一日になるといいね。