富良野線 2014年

 10月の北海道は実に27年ぶり。2012年に来ているが夏だった。
 美馬牛で自転車を借りて通称“すりばち”へ行ってみた。秋の美瑛は雲一つ無い快晴で気持ちのよいサイクリングだった。
 一番下の2カットは1976年初めて北海道に行ったときのもの。大雪山に行きたかったのだが雲が多い日で富良野線に乗りにいったときせっかくなので景色のよさげなところで降りて適当に丘に登って撮ったもの。

使用カメラ   Nikon D5200
撮影日  10月23日

 1976年の分はミノルタXD、フジクロームR100。石北本線と富良野線だけフジクロームR100を使用したのだが色があせてしまっている。他と同じように全部コダクロームを使えばよかった。

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西神楽
札幌からスーパー宗谷で旭川へ。富良野線に乗り換える。途中の西神楽駅はしゃれた駅舎だ。ここはまだ旭川市内である。
車内より
やがて前方に雪山が見えてきた。左が大雪山、右が十勝連峰。
北美瑛
周辺は紅葉がきれいだった。車内は中国からの観光客が大勢いたが全員美瑛で降りてしまった。
美馬牛
727D。
美瑛の次の美馬牛駅で下車。天気がよく気持ちのよい駅だった。私の他は乗降が無かった。
美馬牛
728D。
ここで交換列車を撮る。キハ54511だった。
美馬牛
728D。
旭川行きには3人乗った。旭川行きと富良野行きはほぼ同時に発車。
両方見送った後、駅裏のガイドの山小屋で自転車を借りた。もちろん電動アシスト付き。4時間で2200円。
美瑛−美馬牛間
729D。
12時過ぎに美馬牛交換の2本を撮るのだが時間があるので周辺の丘を自転車で巡った。これは先に通過する富良野行き。
美瑛−美馬牛間
729D。
これが通称「すりばち」と呼ばれるところ。撮影場所は原野第一踏切。自転車だと美馬牛駅から20分ほどで到達する。歩くとなるとアップダウンがあるのでかなりきつそうだ。線路の左右の木立の枝が伸びていて撮りにくい。
美瑛−美馬牛間
730D。
さっき美馬牛まで乗ってきたキハ150−7。729D通過後5、6分で来る。右側の枝が伸びていてちょっとかかってしまう。
美瑛−美馬牛間
730D。
レベルのように見えるがかなりの急勾配を登ってくる。下って登ってすりばちのようになっているからテッチャン達からそう呼ばれている、らしい。
美瑛−美馬牛間
730D。
踏切を過ぎて勾配の頂上になる。このあたりだけシラカバが少ない。
美馬牛
列車を撮った後、付近の丘を巡って美馬牛駅に戻った。この駅はドラマ「北の国から」でロケに使われている。赤い屋根と小さなリースが特徴の駅舎。背後に雪の十勝連峰が見える。
美馬牛
732D。
これに乗って旭川に戻る。清里駅のような雰囲気の駅だね。
美瑛−美馬牛間
一番前からすりばちを見る。線路の向こうの青い屋根の家は踏切からは見えない。
美瑛
7分ほど停車。美瑛町は写真家の前田真三による丘の風景写真で知られるようになり有名になった。
ここからはかなりの乗客数だった。
1976年8月撮影
上富良野−西中間
大学に入って初めての夏休みに初めての北海道旅行に行った。そのときに石北本線とかの撮影地をまわったが富良野線にも行った。全線乗ったついでに上富良野で下車。適当に丘の上を探して撮ったもの。
1976年8月撮影
上富良野−西中間
かなり蒸し暑い日でジャガイモ畑の中を歩き回った。当時はまだ観光化されておらず富良野線は観光客はあまり乗っていなかった。この日は霞んでいて十勝連峰は全く見えなかった。


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