深名線  深川−名寄  121.8km
 この線は朱鞠内ダム建設の必要から建設された。
 深川は石狩平野の北端に位置し、周辺は田園地帯である。鷹泊から北側は山間に入り、ここからは日本有数の豪雪地帯となる。また、北母子里付近は日本一寒いところとしても知られる。
 沿線は道路整備が遅れ、深名線の廃止は先送りされてきたが、ついに1995年9月4日に廃止された。

使用カメラ  ミノルタXE、XD
使用フィルム コダクローム64 フジクロームベルビア

沿革  1924年(大正13年) 深川−多度志間、雨竜線として開業
    1931年(昭和6年)  添牛内まで開通
    1931年(昭和6年)  幌加内線に改称
    1932年(昭和7年)  朱鞠内まで開通
    1937年(昭和12年) 名寄−初茶志内間、名雨線として開業
    1941年(昭和16年) 朱鞠内−初茶志内官界通、名雨線編入により深名線全通
    1951年(昭和26年)  初茶志内を天塩弥生に改称
    1995年(平成7年)  全線廃止




1989年1月
幌成
雪に埋もれる駅。いかに雪が多いかがうかがえる。
1989年1月
沼牛
山間の小さな駅。小学生らしき子供が1人列車に乗り込む。
1989年1月
朱鞠内
しんしんと冷える夜の朱鞠内。時刻は早いがこれが終列車である。
1976年8月
朱鞠内
付近は朱鞠内道立自然公園に指定されているが、当時もそんなに観光客がいるという雰囲気ではなかった。



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