夏の旅行

ハンドメイドと楽しいくらし

2008夏の旅行


今年も夏の旅行がやってきました。
今回は2年ぶりのテントでのキャンプを含め、
6泊7日の旅行です。

8月10日(日)
前日は1日、恥ずかしながらの2年ぶりのテントキャンプ・・・という事で、
準備、積み込みに負われ、当日は6時に出発をした。
走行距離を0にして、まずは「いわき」に向けてGO!

今回はいわきに着くまでは特に予定はなく、
「現地に着いたらテントを張る!」
・・・これが今日の第一目標。
                              
昼頃にはいわき勿来ICに着いてしまったので、
「いわきマリンタワー」へ行ってみる。
ここは小名浜港を見渡せる高台にあり、
海抜106mのスカイデッキ展望室からは360度の大パノラマが広がり、
いわき一円が一望出来ます。
若干霞んではいましたが、気持ちが良かったです。


マリンタワーを降りると、近くの海岸へ。
この辺りはリアス式の絶壁がフツーにあり、
その合間に砂浜の海岸があります。
そういやぁ、高萩の海岸もこんなんだったな。


ひと遊びすると、次はいよいよ「いわき遠野オートキャンプ場」へ・・。
途中スーパー(ヨークベニマル・・・懐かしいっ)に寄って食料の調達をする。


現地では早速テント張りへ・・・。
ここで小3の長男が思いの他活躍!
テントをドンドンと組み立てていき、終わると次の指示を仰ぐ!
2年前は全く役に立たなかったのに、なんと成長した事か・・。

家族4人で取り組んだお陰で、案外早くにテントもタープも張り終えた。

ここは1区画200平米と抜群の広さの緑に囲まれたキャンプ場で、
楽に二家族は張れる。
おまけにAC電源,水道付で、とっても便利!
(本当はこれではキャンプの意味ないが・・・。)

テントが張れると、しばらくは好きな事をしてくつろいだ。
ひろびろ・・・ 子供はシュラフが好き!
晩ご飯はステーキと焼きソバとお刺身!
・・・なんだか家にいるメニューみたいだ。
周りは炭をおこして魚介類やら肉やら、明らかに食事重視のニオイがしてくる。

私達だってキャンプだけならそうしたいけど、まだまだ長い旅。
次回、次回・・・
(っていつも観光重視で、食事まで手がまわらない。)


食の後はお楽しみの虫捕り。
昼間に仕掛けておいた場所を探しに行った。
しかしここはあちこちで網を持った親子がおり、競争率も高いようだ。
それでも1匹だけクワガタをgetしてきた。

その後電気の周りを探し、2匹get
案外こんな所の方がいるものだ! (*゚∀゚)b


子供達は暗くなるとする事もないので、早々に寝てしまい、
私達はお酒を飲みながら、ボーッとしていた。



8月11日(月)
今日の予定は午前は「あぶくま洞」、午前は「入水鍾乳洞」へ。

ネットで下調べをしてみたら、随分と面白そう・・。
特に「入水・・・」はとっても楽しそうだ!

どちらも洞内はとても寒いという事で、上着を持参。
「入水・・・」では、非常に濡れるという事で、
子供は水着を着用した。

そこで、まずは「あぶくま洞」(田村市)へと向かうべく、
山道を1時間、車を走らせた。

山道が終わり町に出ると、
前方に石灰岩と思われる真っ白な大きな岩山が見えた。
採石場跡地から発見されたという、
あれが「あぶくま洞」か・・・。

早速入り口でチケットを購入して、洞内へ・・。
普通に歩けば1時間のコースらしい。


洞内はとにかく凄かった!
私も鍾乳洞というものは何度か見てきたが、
これほど巨大な物は見た事がない。
およそ8,000万年という歳月をかけて創られたというが、
8,000万年のながさもよく分からない。
1cm大きくなるのに70〜100年かかるというから、
ここまでになるのはとにかくながいのだろう・・・。


全長約720mの洞内は、天井から大きく下がる鍾乳石や
床下からタケノコのように積み上げられている石筍(せきじゅん)などに囲まれていた。

一般には公開されていない経路を含めた洞内の総延長はおよそ3,000mで、
今後の探索によってはさらに伸びる可能性があるそうだ。
洞内の平均気温は14℃と低いが、狭い階段を上ったり、急な岩間を下ったり、挟まれそうになったり、くぐったりしている内に結構暑くなってしまった。

私達は結局2時間も洞内を歩き回っていたのだが、
ライトアップされた洞内に常にオドロキの声を上げ、
時間も忘れて見入っていた。


ここは是非訪れていただきたい場所。
出来れば混む時期を避けてゆっくり回りたいものだ。


前面が石灰岩 頭をぶつけないように 滑らないようにゆっくりと
洞内はずっとこんな感じ 所々ライトアップ
    
午後からは「入水鍾乳洞」へ。

ここは国の天然記念物に指定されており、
本格的な探検気分が味わえる鍾乳洞・・・
んとなくそんな情報は得ていたが、「何だか面白そ〜」

情報によると、とにかく濡れるらしい・・・。
子供には下に水着を着せ、反面寒いとの事でパーカーを羽織った。
頭もガンガン打つらしいので、帽子も着用。
ここに来る前の食堂で、肝心なヘッドライトを忘れた事に気がつくが、
何とかなるだろう・・・とまだお気楽気分。


「入水鍾乳洞」の入り口はいたって普通だった。
洞内は全長900メートルあり、
入口から最奥部までA、B、Cの3コースに分かれていて、
Bコースから奥はほとんど手が加えられていないらしい。

案内人なしでは行けないCコースは無理としても

せっかく来たのだからと、1時間のBコースへ。
そして入り口の係りの方にいろいろ説明を受けた

   ・途中狭いところが2箇所あります。
   ・水は冷たいが、慣れます。
・・・・・頑張ってください・・・・
・・・頑張ってください・・・って?


入り口のロッカーに全ての荷物を入れ、
長くて太いロウソクを2本買い、
(子供は危ないからと大人だけ持ったが、灯りは一人一本必要でした。)
入口でナンバーを渡され、人数確認。(これって帰って来れない人もいるの?)

Aコースはキチッと整備されていて、
普通の服でも入れるお手軽コースだったが、
狭い階段下の爆流音には若干ゾッとした。
果たしてBコースはどんなものだろうか?と想像していたが、
Bコースに入ったとたん電気はなく真っ暗になり、
ここからは10度の水の中を歩くようになっていた。
とにかく冷たい!
脳天まで突き抜けそうだ!
洞内は暗く狭く、お盆中の事もあってどんどんと後ろから・・・
前方からは折り返しから戻る人達がやって来る。

すれ違いが厳しい!
足が冷たくて千切れそうだ。
ううっ・・・辛い!
楽しむ余裕なんてこれっぽっちもない・・・かもしれない。
ヘッドライトもほしかった。

「頑張って」の意味を感じながらも、
それでも進んでいるうちに足の冷たさも忘れていた。
麻痺したんだろうか、慣れたのか?

しばらくは頑張って歩いた。
若干の閉所恐怖症に気がつかない振りをして・・・。

そうこうする内に第一の難所の「胎内くぐり」に来た。
先頭は長女、主人、長男、私の順番だ。

長女は難なくクリアしたが、どうしても主人の体が通らない。
足の位置や向きを変えてみたがダメ。

本人曰く「足が折りたたまらない。」と言う。
どうもお腹がつっかえている訳ではなく、
長身の為か曲げた足が狭くて通り切らないようだ!

しばし悪戦苦闘するも断念!
そうこうする内に何だか私も怖くなってしまって、引き返すことを決意した。

ところが長女がいないのだ。
主人に聞くと一人で行かせたという。

いくら本人が平気でも、小学生を一人で行かせるとはあきれた。
しかもいつ消えるか分からないロウソクを持って・・・。

大声で呼ぶも、一人でスタスタ行ってしまい聞こえない。(響くのに・・・)

仕方がない、ここは無理やり通ってもらい、後を追ってもらった。
もう一つの難所と合わせて通れる事を祈って、長男と私は引き返したのだった。

帰り道は一度通った道なので暗くても平気だった。
それでも出口に来た時には「ありがとう!」と呟いてしまった。


・・・喜びの後に襲ってきたものは敗北感と、長女達の事だった。
しかしここで待つしかない。


30分以上待っただろうか・・・。
元気な長女とお疲れ気味の主人が戻ってきた。

「お父さんたら折り返しのかぼちゃ岩から戻ったらまだ途中にいて、
一緒にもう一回かぼちゃ岩まで行ったんだよ!」

どうやら主人は灯りもなく、
よその人にくっついてそのこぼれ火を頼りに進んでいたらしい。

第二の「胎内くぐり」では水の中を四つん這いになって通ったようだ。

長女は達成感でもっと行きたく、
主人は達成感ながら、もういいかな・・
私はリベンジしたいが、やっぱりもういい・・・。

そんな感想の、とにかく強烈な体験であった。
冒険心のある方は是非行ってほしいと思う。


8月12日
          
翌朝は雨。
今日はテントをたたむ日なのに・・・。
それでも暫くすると止んだので、濡れてはいるがサッと片付け
8時過ぎにはキャンプ場をあとにした。

今日は恒例の「スパリゾートハワイアンズ」

ここに来る為に「いわき」に決めたと言える程で、
特に主人が気に入っている所。

9時には着いたが、とにかく人が多い!
人をかき分け泳ぐ!といった所
それでもショーは必ず見たいので、早めに席についた。

特に夜のショーはキレイだ。
ファイヤーダンスのお兄さんも夜はテンションが更に高く、
炎をなめたり、体を炙りまくっている。
ライトに浮かぶフラガールも一段と華やぐ。


7時からの夜のショーが終わり、
須賀川の宿に着いたのは10時を過ぎていた。

近くで見ると迫力があります♪ 熱くないんかい?

その2へ続く


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