第一章・・・男って、女って

BACK NEXT

  

地上のほとんどの生物には、おおまかに言うと男と女という・・
ああ、これは最初に言ったか。(^▽^ハハハ!
では、この男と女の基本的な違いを考えてみよう。

そもそも、最大の違いは“生殖における機能”の違い。
平たく言ってしまえば“出す”のと“受ける”の違いですね。

地球上の生物のほとんどは“卵子(それに類するもの)”と言う
母親(女性)の細胞の一部から産まれて来る。
よく父親で「俺がいなけりゃ、産まれて来なかったんだ」と子供に
言う人がいるが、そうとも言い切れないのだ。
なにしろ、母親の分身だからね。多少、姿形・性別は変わっても
あなたとして(意思を持って)産まれて来たかも知れないね。
では、なぜ進化の過程で“面倒な”交配による繁殖を選んだかと
言うと、環境の変化に対応出来る“遺伝子”を、自分の子孫の中に
取り込む為の手段であるのです。
例えば、熱い気候に強い遺伝子(種族と言っても良いか)は、氷河期
が来たら絶滅してしまう可能性が強いし、逆もありうる訳ね。

その場合、自分の遺伝子を未来へ繋ぐと言う“生物としての
テーマ”を遂行する為には、自分と同じタイプの子孫よりも
少しでも違うタイプの異性に“賭け”として、その異性の遺伝子を
受け入れる為に、異性交配と言うすべを選んだんですねえ。

逆に言ってしまうと、環境が変化する可能性があるからこそ、
男性が必要とされた訳で、遺伝的にどっちが上位かと言われれば
確実に女性の方が上位なんですねえ。
(いきなり、危険な発言!!)

じゃあ、なぜ世の中は女性に対して不公平なのか。
これはこれで、長い話になりそうだけど、本来、人間社会と
言うのは危険な世界であったんですよ。
良く「男は、一歩外に出ると七人の敵がいる」なんて言うけど
それが、何のウソでも無かった社会ってあったからね。
男尊女卑の思想の根底にあったのは、そんな危険な世の中から、
(物理的に)非力な女性を守るという“男の優しさ”
から始まった思想だったのね。
実際、それ以前の歴史には“
女神崇拝”という思想を持った国が
世界中いたる所にあった事でもわかる様に、男にとって女性の
“思想”“肉体”“生殖”と色々な物が神秘の存在である訳で、
男にしても、その幻想を抱いていたいと言う部分は、常に
持っているんです。
(尻軽な女性が以外と幸せになれない理由がこれ。)

やがて、平和な時代が訪れ、女性の社会進出がさかんになり、、、
世の中に“不公平”を嘆く女性が溢れている現代になる訳だが、
正直な話、古いタイプの男達の方は、未だに“仕事相手”としての
女性の扱いに、戸惑っていると言うのが正直な所だと思う。
その反動が“職場内いじめ”や“セクハラ”に代表されるような
現代的な職場環境の問題になって出て来てる。
と言うのが、おいらの“平和的な分析”なんだけどね。
即行法的な対処法はなかなか無い問題だけに、これからまだまだ
話し合って、解決して行かなければいけない問題だと思います。

なんか、全然恋愛の話じゃあないなあ。_s(・`ヘ´・;)ゞ ..