これまでの映画トーク

2005年上・下半期編
●皇帝ペンギン
●バットマン・ビギンズ
2004年上・下半期編
●ハウルの動く城
●タキチ
●スパニッシュ・アパートメント
●幸せになるためのイタリア語講座
●死ぬまでにしたい10のこと
2003年上・下半期編
●再見
●マトリックス・リローデッド
●WATARIDORI
●ピノッキオ
●ヘブン
●カンパニー・マン
●SWEET SIXTEEN
●マイノリティ・リポート
2002年下半期編
●CQ
●チェコアニメ新作集
●サイン
●ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
●オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー
●スチュアート・リトル2
2002年上半期編
●パニック・ルーム
●ザ・ビーチ(ビ)
●3人の妻への手紙(ビ)
●バーバー
●聖石傳説
●モンスターズ・インク
●サンセット大通り(ビデオ)
●マルホランド・ドライブ
●息子の部屋
●シュレック
●耳に残るは君の声
●Dr.Tと女たち
2001年下半期編
●ムーラン・ルージュ
●シャンプー台のむこうに
●アメリ
●蝶の舌
●オー!ブラザー
●タイガーランド
●山の郵便配達
●キス・オブ・ザ・ドラゴン
●千と千尋の神隠し
●こころの湯
2001年上半期編
●メトロポリス
●ヤン・シュバンツマイエル
●タップ・ドックス
●リトルダンサー
●ザ・セル
●グリーン・フィンガーズ
●ローザのぬくもり
●小説家を見つけたら
●スナッチ
●チキン・ラン
●ハイ・フィデリティ
●キャスト・アウェイ
●キャラバン
●ファストフード・ファストウーマン
●アンブレイカブル
●ホテル・スプレンデッド
●ザ・カップ 夢のアンテナ
●ベニスで恋して
●パリの確率

ようこそ!独断と偏見の映画ページ「Movie Times」へ!!
サムとデイヴの激烈映画トークをどうぞ!!得体のしれないランキング「勝手にTOP3」もよろしくね。


サムが独断で選らんだ得体の知れない映画ランキングをどうぞ!


5つの☆で劇場洋画をジャッジする、
サム&デイヴの激烈映画トーク

キャラ紹介 サム...うんちく熱烈映画ファン デイヴ...にせもの関西人
*この2人はまだキャラが定まらないのをご了承下さい(笑)。大阪弁もでたらめです。
P2→
「皇帝ペンギン」監督:リュック・ジャケ
うつくしいカーペットのような、毛皮
★★★★☆ おれ、ペンギンじゃなくてよかったわ!

何でですのん?

ただでさえ寒いのにな、あんなしょっちゅう海と、内陸行ったりきたり。しかもブリザードはすごい、トドみたいのに襲われる。4ヶ月もエサ無し。耐えられんわ!

たしかに奴ら、ガマン強いな。せっかく苦労してかえしたヒナも死んじゃったり。でもやつらの腹やわらかそうだな!氷山に生える姿だし。オレもう映像見ずに、ペンギン描けるぞ! 完全に姿・形覚えた。

おれ、海にもぐって魚観察したけど、やつらのすることは、食べてフンすること、寝ること、繁殖することだけや!映画みて思い出したわ

なんだ。お前と変わらねーじゃねーか!

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「バットマン・ビギンズ」監督:クリストファー・ノーラン
え〜っと!この衣装、破れやすいから素材変えてよ、アルフレッド
★★★★☆ ほーっ、ほっ、ほっ、オレ、バットマン・シリーズ大好き!

ふーん。で、どれが一番なんか?

ジョエル・シュマッカー監督のやつ。ロビンが初登場するのね。なぜロビンになったか、説得力もたせたやつ。

おう。設定のしっかりした、日本アニメに影響されて撮ったやつか?

サーカス団員である、ロビン一家の空中ブランコシーン。そこを襲撃されてロビンが孤児になる。そこは泣ける。そして復讐を誓うんだよな、確か。

確か・・・、好きじゃないんか!っーか、今回の感想はないんかー?!

わはは。今回はバットマンのできるまでだ。なんでも最初は大変だよな!

あほ。なんかわからんわ!

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「ハウルの動く城」監督:宮崎駿
ハイジー〜!ペーター〜!ルパ〜ン!
★★★☆☆ ヨーロ〜ヨーロラリッホー!歌っちまった!!このスイス調のアニメ背景を見ると条件反射なんや!!

主人公のハウルはむしろ、「千と千尋…」のハクとかぶってるぞ。

絵をみると、ルパン思い出す所もあって…つくづく宮崎アニメで育ったな。オレ達。

なんかちょっとだけ複雑で感情移入できる、日本版ディズニーアニメみたいだな。

ま。絵は日本アニメやな。キャラの絵は不満あるんか?

ま。城は良かったけど、城の絵にキャラを合わせると入り込みにくいんだろ。日本アニメらしくロリロリだな。けど、最後まで飽きなかった、で、4点。あと、衝撃のセリフなし原田大二郎にも!「ヒ〜ン」しか言ってないやんけ〜

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「タキチ」監督:Ella Lemhagen
一言でいうと。キュ〜〜〜〜〜〜トっ!!(なスウェーデン映画)
★★★★★ おいっ!5年前制作の映画だけど、かわいらしい映画だったぞ。

生の吹き替え付きで見たんか?なんや子供向けの映画ちゃうか?

いやあ、大人でも充分。主人公の子供もかわいいしな。父親が不在ってところと母親はロックミュージシャン志望、ってのがまたいい。スレてない映画なのになっ!

カーディガンズとか流行ったころの映画やん。バンドもかわいい系?なのか?で、受胎したバカンスの地・ギリシャへ父に会いにいくわけやー。ノリ気じゃない母親を無理矢理誘って。父親はまさか自分に子供ができてたのも知らんのにか?

ああ、再会シーンは笑った。に、しても子供は子供なりに気ぃつかってんはどの国も一緒だな。

一緒にいる時間が長いのが親なのか、DNAでつながってるのが親なのか。結構かんがえてしまうやん。

おまえは頭つかわなくてええの!!。

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「スパニッシュ・アパートメント」監督:セドリック・クラピシュ
楽しい楽しいバルセロナの留学生共同生活。
★★★★☆ なかなか面白かったぞ!デジカメで撮った映画で、早送りとか効いてて。

フランス人留学生が紛れ込む、多国籍なアパートの一室。共同生活か?

ああ。それぞれのお国柄が特徴あって面白かったぞ。イギリス人は神経質。ドイツ人は堅物。イタリア人は脳天気。そして、フランス人はラ・ムール!英国人はフランス人のこと「カエル」っていうの知ってた?

彼女役で「アメリ」のオドレイ・トトゥが出てるな。

うん。でも、酒に酔った後の嘔吐シーンには注意だ!長すぎてリアルすぎるー。

それこそ早送りしいや!編集で。

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「幸せになるためのイタリア語講座」監督:ロネ・シェルフィグ
陰気なデンマーク人、脳天気なイタリアに行く。
★★★☆☆ しかしなんや、かなりベタなタイトルやな。

ひーこっぱずかしー。まあ題から想像できる通り、イタリア語講座を通して複数の男女がいろいろ乗り越え幸せになるんだけど、やっぱりそこはデンマーク人。シビアな現実も含む。

でもな、やはり語学は興味があるものから覚えるな。この映画中の講師の場合、イタリア・サッカーか?

ああ、ちょっと笑った。授業でいつの間にかサッカー用語!

でもなんでデンマーク人って陰気だと思ってるんや?

いや…根拠はない。すまん!デンマーク人。

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「死ぬまでにしたい10のこと」監督:イザベル・ヘコット
10コもできるかなあ?
★★★★☆ なんで見たんや?野望がたくさんあるのか?

いやあ、あまり深くは…。アルモドバル監修、ってことで。

で、トレーラー暮しで2人娘のいる若妻が病に倒れて…、ノートに10個のやりたいことを書くんか?

ああ。そして実行していくんだけど、その中の1つにLOVEあり!死ぬ前で弱ってるのにパワーあるな。

おお!しかも残された夫と娘のために、後の妻まで引き会わせてなあ。お前じゃパニックになって無理やんか?

うるさい!お前こそ。

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「再見」監督:ユイ・チョン
うーん、ちょい昔の文部省選定映画。
★★★☆☆ あー最近、映画の本数減ったな。

けど、そんな中なんでこの映画やのん?

なんか、中国でヒットしたらしいからどんなのかと思ってな。まあ、貧乏だったバラバラ家族が再開する感動ものなんやけど、オレにはかなわん。あざとく感じるわ。再開した家族がまとまるのもあっさりし過ぎ。

くどくても文句言うんやないの?つまり映画の選定ミスや!

くそー、本数見れないのにー!

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「マトリックス・リローデッド」監督:ウォシャウスキー兄弟
キアヌ・リーヴス、空飛び過ぎ。
★★★☆☆ おい!黒服のスーパーマンかと思ったぞ!

まあな。あんなに飛ぶとはな。笑ってしまったぞ!

敵がうじゃうじゃ増殖しすぎじゃ。

ああ。でもプログラマーなら”コピーされ続ける悪”って状況はよくわかるんじゃないかな。プログラムの中に人が入れるかはともかく。

ようわからんが、第2作目が難しいってのは感じるわ。

まー、見た目は明らかに1作目の衝撃度を下回るな。残念だけど。

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「WATARIDORI」監督:ジャック・ペランヴァ
けなげな鳥さんたち、飛んで飛んでひたすら飛ぶ。
★★★☆☆ おまえ、鳥が好きだったのか?知らんかったわ。

そういうわけじゃないがな。ただ、鳥がけなげに飛ぶのを見たかったんじゃ。

けど、後半は”渡り鳥”じゃなく、ただの”鳥”観察日記になったりしたんやて?

せや。なんで、インコやペンギンが渡り鳥なんじゃ〜!あと、いろいろな種類の鳥をランダムに追っていくから、統一感なくなったりするけど、前作「ミクロコスモス」といい、良くあんな接近してきれいに撮ったなと思うわ。残酷なシーンは省いてるし、まあ、ディズニー映画やIMAX映像に似たシーンがあったのは確か。

俺は眠くなるなきっと!

眠くなった。でも、飛んでる鳥の浮遊感はすばらしい!

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「ピノッキオ」監督:ロベルト・ベニーニ
元気なベニーニおじさん、50歳。跳ねて、反る。
★★☆☆☆ ああ、これで何作目なんだ。「ピノキオ」、王道なり。

知らんわ。でも、R・ベニーニは元気やな。思ったより素のままじゃないのかあ?

そうだなー。もっとこう、メイクするとか、工夫あっても良かったのに。

なんかもう、文部省選定臭、ぷんぷんや。

もっと、ベニーニによる、突き抜けたピノキオを期待してたのに。

でも、隣にベニーニおじさん、居なくて良かったわ。うるさくてかなわんやろな、きっと。

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「ヘブン」監督:トム・テイクヴァ
ケイト・ブランシェット、劇中で丸刈りに挑戦。で、体当たり。
★★★☆☆ はははは!他の映画と間違えたんやて?

やかましいわ。てっきり、ペネロペ・クルス主演の映画やと思い、ずっと見ていたんや。けど、半分過ぎたところで、気づいたわ。

おまえ、単純やな。いくらP・クルスが悪魔の役やるからって・・・

「ヘブン」やからそれやと思うやん。しかもイタリア語しゃべってるから、気づくの遅れた。

せやけど、P・クルスのファンやったんか?

・・・いや・・・

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「カンパニー・マン」監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
「ファイト・クラブ」を思い出す。ルーシー・リューにちょっと驚く。
★★☆☆☆ ハズレやて?

ああ。前作の低予算映画が良く出来てたんで、期待したのに。

「The Cube」やな。殺人部屋&人間模様のSFか。アイデアの勝利やったな。

今回はなんか同じSFでも、月並みというか・・・。社員が会社に洗脳されるんだけど、前になんかの映画で見た感じだ。

現実の会社のほうがもっと面白いんや。恐いで〜。洗脳された社員おるわ。

しかも映画と違って術は解けないし。

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「SWEET SIXTEEN」監督:ケン・ローチ
ちっともSWEETじゃないぞ〜!かなり皮肉なタイトルや
★★★★☆ う〜ん。見てしまった。イギリス、しかもケン・ローチの映画。

ほんまに貧乏って嫌やな。またもや、リアルなイギリス映画に欠かせない(?!)低所得者用の住宅が出てるやんけ。

ああ。けど、少年のカッコは、今風ていうか、DJ風。キャップにライン入りパーカーとかね。奴ら、頭、小せえ〜。だけどよ、この映画は階級について考えさせられたぜ。貧乏人はよっぽどのことが無い限り、貧乏のままや。

せやから、主人公の少年もヤクを売り、一儲けして、母親のために家を買おうとするんやな。しょーもない親やのに、犬のように純真なヤツや。時おり、大人と少年が混じっていて、ちょっと心に残るな。

ああ、でもやっぱり、親と子供は別の人間やな。

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「マイノリティー・リポート」監督:スティーブン・スピルバーグ
ま、楽しめるでしょ。ちょっとリアルさを感じる、くすんだブルー色のSF
★★★☆☆ わかりやすい映画見てるな!未来の話なんだって?主演=トム・クルーズか?おまえファンちゃうか?

ちゃうわ!クルーズは未来の殺人犯を事前に逮捕しにいく仕事やっとるんやけど。 いちいちなにかするたび、疲れるアクションが多い!逃げる時は体を張って全力疾走。家に帰れば、しゃべらんと物が操作できん。不便ちゃうか?

ディテールはわからんけどよ。ときどきくすっと笑いありなんだって?

まあな。ディテールといえば、何をするにも網膜をスキャンされるんや。で、ドアの開閉はもちろん、広告の前を通ると「○○さまのお好みのラインでぴったりのサイズを取り揃えています。」とか、いわれるんや。クルーズは陰謀により犯人にされ、逃亡途中で日本人の目を移植すると、「ヤカモトさん」になったけどな。

ふーん、ヤカモトなんて奴いないけどな。家にも急に「田中様、今回、田中様にご紹介させて頂くこのxxは、田中様のニーズにぴったりの…云々」とかいうDMが来てうっとおしいと思うけど、いちいち街をあるくたびに、目、読まれてCMされたらうっとおしいなあ。

この映画、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を見た時と同じような感じだったぞ。未来って変えられるんちゃうかな、ってな。

でも、個人情報は操作されるでー。

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「CQ」監督:ローマン・コッポラ
映画ファン必見!!ひさびさ、オシャレで見・れ・る映画。
★★★★☆ おっ。久しぶりに4点か!なんや、ねーちゃんの場面が昔っぽいんやけど。

1969年の設定だもんね。もう、タイトルからおっしゃれ〜で、ファッションも音楽も雰囲気も60年代後半、ていうか70年代前。若い主人公(駆け出し映画監督)の撮る、劇中映画も当時の要素テンコ盛りのSFだ。最初はあまりにもおしゃれで不安になったけどな。形だけでなく、話もつくりこまれてるぞ。とにかく映画への愛を強く感じる、かわいらしいセンスをもった映画だ!

なんや、「8 1/2」を彷彿させるんやて?

ああ。イタリア人プロデューサーも出てくるし。他にも色々な映画の要素があるけど、俺は微笑ましいと思って見れた。映画ファンを暖かい目で見守る気分じゃ〜。

この主人公、ベッカムと稲垣吾郎を足したような顔だな。

ははは。とにかくこの映画を見て、CQ(=SeekYou)だ!

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「チェコアニメ新作集」監督:何人か
下世話。しかもあと味わるうぅっ!!
★★☆☆☆ なんや、また東欧&人形アニメか?!

あ〜でも失敗した。なんかグロ&エロ&バイオレンスだ。もっとこう、童話のような爽やか?なものを期待してたのに。

ははは。期待を裏切られたんや!

人形アニメってヘタすると、こう、作者の意図が凝縮されて映像に出るから、ヘタするとやたら濃ゆいぞ。

ふ〜ん。まっ、舞台、役者、全部コントロールできるからな。

ミクロの世界でな。

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「サイン」監督:M・ナイト・シャマラン
サインは微妙〜!
★★★☆☆ 言っとくけど、オイラはクイズ嫌いなんや!

知ってるがな。ちくしょー、つい、気になって見てしまった、シャマラン映画。出だしのタイトルはまるでヒッチコック映画のようだった。

なんや、B級映画の要素を、A級映画のメンバーでやっとるんやて?せやけど、本人(監督)も出演してるそうやないか。

う〜ん、アメリカの田舎に登場するインド人ていう設定は確かに唐突だ。でも妻を亡くした主人公(M・ギブソン)の娘役の女の子は良かった。B級映画が足りないものの1つは、”落ち着き”。その落ち着いた演出という点では、集中して話に入っていけるぞ。「偶然の出来事」=「神の啓示(サイン)」だってさ。そうかなー?

でも、肝心の”奴ら”が笑えるんやて?

つい吹きそうになったぞ。グリーン・ジャイアントかーっ!なんか、微妙な笑いがあるんだよな。肝心の”サイン”も微妙でぼーっと見てるとわからねーぞ。

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「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」監督: ウェス・アンダーソン
なんて言うか・・・へ〜んな映画!
★★★☆☆ 聞いてくれよ!今日、近所のスーパーに行ったら誰に会ったと思う?

知るか!誰や。

ジャンピング・シューズを履いた、ドクター中松!リュックしょって、普通に買い物しとったぞ。

そりゃ、えらいもん見たな!せやけど、それとこの映画とどんなつながりがあるのや?

そりゃー(元?)天才の話だからな。最初は、やけにグラフィカルな映像で不安になった。だって「おっしゃれ〜」な映画って、たいてい話が崩壊してるじゃん。確かに、ビヨン・ボルグを意識したテニス系ファッションとかかっこいいよ。でも、話の筋は追える。意外なのは、G・パルトロウ。俺、正直嫌いだったけど、表情がいい!濃〜いメイクの下に、微妙な顔ができる女優だ。

ふ〜ん。ところで、どんな話やったん?

わはは!それが思い出せん!ドクター中松ショックで忘れた。

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「オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー」監督: ジェイ・ローチ
笑う場面、減ったなあ。怪しい日本のセットにも会場、黙る
★★★☆☆ これで3作目だな。マイケル・ケインがオースティンの父親役か?

せや。あれだけモメてたタイトルもなぜか元のまま、ゴールドメンバーやな。

何人かのゲストスターで一番驚いたのが、トム・クルーズ。G・パルトロウはビックリするほど魅力なさ過ぎ!でもM・マイヤーズはいつも時代と国をおちょくってて笑うなあ。

今回は、自分のはがれた皮膚を食う、気色悪いオランダ人やね。もろオランダ人のイメージそのままやで。

それは、皮膚を食うことじゃなくて、訛りや体型のことだろ?…オランダ人ごめん。でも、マイヤーズはなんか題材を選ぶセンスがいいよな。007やB・バカラックを使ったり。ギャグはお下劣だったりするのに。

せやけど、パワーダウンしてるし、たぶん今回で終了やな。好きやけどな。

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「スチュアート・リトル2」監督: ロブ・ミンコフ
なんでいつもネズミなの?
★★★☆☆ いったいなんでや?1ヶ月ぶりの劇場映画だっていうのにな。

しかも、第一作めも見てないのにな。いやあ、ネズミと鳥が食卓に並んでる…そのプリティーな絵につられてなあ。

でもなんや、このスチュアート家に来た迷いインコ、つけまつ毛でもつけてるんちゃう?固そうなまつ毛やな。

それより、スチュアート夫人役の見覚えある女優、思い出してびっくりだ!ジーナ・デイビス。「テルマ&ルイーズ」だ…。彼女、最近仕事がないのか?

はあ。だけどアメリカ人、ネコが嫌いなんちゃうか?いつも、ネズミ主役、ネコ悪役。定番や。

「トム&ジェリー」では、俺、子供のころジェリーに殺意を持ったこともあったな…。

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「パニック・ルーム」監督: デビッド・フィンチャー
ちょっとがっかり。あまり緊張感ないんだもん。
★★★☆☆ なんだかなー。デビッド・フィンチャーだからもっとどきどきすると思ったのに。

せやな。この映画にはへんな脅かしはないが、驚きもないわ。

説得力ないのな。だいたい母娘2人しかいないのになんでNYの4F建のだだっ広い家に住むのか?それにあんな見るからにチンピラ(後にその家の強盗になる奴)を元主人が雇うのか。一度、戦意をなくした犯人がなんでしつこくあきらめないのか。

脅しで撮ってない分、説得力ないとつらいんやね。唯一良かったのは、母役のJ・フォスターやな。

ああ。緊迫したシーンと、頭が冴えててクールな役にぴったりだ!でも、不思議なのはあんなパニック状態の時に、よく電話線のつなぎ方を考えたり、ハンマーを振り回したりできるなー。俺なら部屋に閉じ込められた段階で腰が抜けるわ!

おまえ、閉所恐怖症だもんな!でも、最初の配役ではN・キッドマンだったのが、J・フォスターに変更してよかったわ。

ははは!N・キッドマンじゃ電話線はつなげないだろー。

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「ザ・ビーチ」監督: ダニー・ボイル
空から、地上から、水面から、タイのピピ島をレオ様と堪能〜
★★★★☆ おう!「トレイン・スポッティング」の監督映画にレオナルド・ディカプリオ主演か?

ああ。バックパッカーの若者役でタイに登場だ。カオサン通りのゲストハウスでR・カーライル紛する狂った男から、ある楽園の島への地図を渡されるんだ。

それがなー、その楽園はサムイ島の近くにある国立公園の中っていう設定で場所は本当にあるんや。映画の中と同じく、サムイやパンガン島は、西洋人バックパッカーの溜り場で明け方まで乱痴気パーティーやりやがって頭が割れそうやったわ

うん。ただしロケ地のピピ島は本土の反対側っす。で、問題の楽園島には秘密の西洋人村があって、レオら3人はそこへ乗り込むわけだな。しかし、だんだん楽園自体の無理があらわになってくるわけだ。

せやけどなんでああ白人は、よその国に帝国をつくりたがるんや。タイ行ってなんでクリームシチュー食うんや!そりゃ、俺や!

帝国つくりの映画というと「地獄の黙示録」や「ザ・テナント」などがあるな。結局、映画も実際も自分達の文明を捨てきれんのよ。ディカプリオはゲームボーイやってたしな!

でも狂いかけたシーンとか演技うまいわ。ただし、後あじ悪いシーンもあるから気いつけてや。

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「3人の妻への手紙」監督: ジョセフ・L・マンキウィッツ
夫婦のみなさん、2人で見てね。エンディングもかわいらしいわん!
★★★★☆ オイラは気にいったわ!

おまえがか?珍しいなーこんな古い映画に。

ああ、オチがいいわ!

それだけか!この映画はタイトル通り、3人の妻たちに、ダンナの不倫相手の女から手紙が届くのさ!「3人のダンナの誰かと駆け落ちします。」ってな。たちの悪い女だ!それで妻たちは疑心暗鬼になり、それぞれのカップルの回想シーンへと振り返っていく。

3人それぞれ、色んな馴れ初めと、現実のダンナとの関係があってな。

おう。でも確かにいい感じで終わるな。「俺たちは天使じゃない」や「素晴らしき哉、人生!」風にかわいらしくな。

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「バーバー」監督:ジョエル・コーエン
バーカー!!・・・・さぶっ!
★★☆☆☆ ピンとこなかった!


第一声がそれかい?他にコメントはないんか?


主演の地味めな男、ビリー・ボブ・ソーントンは味があって良かったよ。でもいいのはそれだけ。なぜこいつが欲を出したのか伝わってこないし、わからないぞ!
なんか味のない、モノクロ映画だ。


コーエン兄弟は年とったんちゃうか?


だな。きっと。


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「聖石傳説」監督:コウ・キョウカ
速すぎて見えねー!闘う台湾製あやつり人形たち
★★★☆☆ いやーまいった。俺は今回かなり期待して見に行ったぞ。

なにー?特撮、サンダーバード好きにはくすぐるものあるんちゃうか?

だーっ、もうCGとか合成の嵐!戦いのシーンでは人形の動きが速くて驚くけどもう少し落ち着いてくれ〜って思った。しかもどのカットももれなくカメラが動いていて、それがなんか安くしてるぞ。もちっとじっくり撮れば高級感がでたのに。

色々やりたかったんちゃうか?声はなんや、おっさんが1人で全部の役をやってるそうやないか?

せや、女の叫び声は気色わるかったぞ!とにかく人形に表情の動きがないし、間合いでも表情の変化を想像できないし、そこはもの足りんな。話も演出しだいでもっと、こう、ばーんとくるのにな。人形使いもすごいんだけどな。

惜しいってことなんか、それ?

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「モンスターズ・インク」監督:ピート・ドクター
見よ!これぞチームワークの結晶!!
★★★★☆ いやあピクサーは一味違うわー、同じCGアニメ映画でも。

ああ、キャラや舞台も徹底してかわいらしいぞ。まじで欲しい!キャラだしな。統一感が徹底してるしな。

最後のNG集も実写と違い、わざわざつくるんやね。みんな勘違いせんといてな。手間かかってるんやで!

話にも”アイデア”があるんだよな。大人でもちゃんと入って見れるしな。脚本、美術、アニメーションその他すべてが良くできていて、これぞピクサーのチームワークの結晶だね。レールで運ばれるドアのジェットコースター風なシーンは気持ち良く、夢にも出てきたぞ!

おう!ラストもかわいらしく終わるわ。

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「サンセット大通り」監督:ビリー・ワイルダー
語る死体。ハリウッドの栄枯盛衰。スワンソンの怪演は必見!!
★★★★★ 俺は迷わず5点をつけた!誰にも文句言わせねーぞ!!

文句いらないわ!出だしから死体が過去を回想し、客を引きつけるぞ!!

これはハリウッドの周辺や過去の栄光に生きる人間の、幻想と現実をかいま見せたある種、恐怖映画だな。なんと言ってもサイレント時代の名女優、グロリア・スワンソンの出演した勇気とその怪演に大注目だ。その気迫は妖怪以上だぞ!!だ〜っ恐い〜!

途中でチャップリンの真似をするな?あれも素晴らしいわ!芸や。

最後も、グロリア・スワンソンの怪演と恐ろしすぎるその表情でへたすりゃB級映画にも成り下がるところを、さすがワイルダー監督、うまくまとめ切った!ところで、D・リンチはこの映画に出てくるクラシックカー(現在では)をわざわざ高い予算を使い、「マルホランド・ドライブ」にちょこっと出してるよ。確かに2つの映画はテーマが似てるしな。

わかったわ。おれまたこの2つ、セットで見てみるわ!

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「マルホランド・ドライブ」監督:デビッド・リンチ
闇夜のハイウェイ、ベルベットのカーテン・・・これがD・リンチだ!
★★★★☆ ぎゃはは!!わけわからんD.リンチまた見に行ったな。長いらしいなー。

でも、確かにわけわからんけど2時間半も見続けられるってことは、それなりに魅力があるってことだ。女の歌手が歌うシーンとか、印象に残る場面がいくつもあるぞ。とにかく、その毒が好きだ。

10cmくらいの小人も出てくるんだって?館内はくすっと笑ったらしいな。

しかも、出だしはGAPのCMかと思ったしな。これは、リンチの2人女すり替わり映画第2弾だ。疾走する闇夜のハイウェイ、赤いカーテンにスポットライト、小人とリンチ色満載だぞ!効果音も相変わらず、ゴーッとかガーッとか不気味になっていて、きっと効果音の名前は、リンチ1とかリンチ2とかでいつも同じの使いまわしてるんじゃないか。

映画の道かわからんが、ロスの同じような場所に必ず迷う道が実際あるらしいぞ。ところで話はどうよ?

いーの、話なんか。雰囲気を楽しめば充分だ。ハハハ!

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「息子の部屋」監督:ナンニ・モレッティ
ハンサムで議論好きなナンニ・モレッティ、淡々と撮る!
★★★★☆ おう4点!!最近には珍しいな。なんや悲しそうな映画やないか。

だろ?俺も沈んだ話だったら困るなと思ってたが、悲しいんだがけっこう淡々としててな。N・モレッティだからわりと今風のイタリア映画なんだろーな。

おまえ昔の監督作見てて突然、劇中にジェニファー・ビールスが実名ででてきて驚いてたやんか。

ああ、あまりにも唐突だったからな。とにかくハンサムな精神カウンセラー役のN・モレッティと息子を含む4人家族の話でな。家族のエピソードや、回想のあいまにカウンセリングの患者の話が織り交ぜられてな。淡々と・・・。回りの人を亡くした経験のある人にはうんうんとうなずける内容盛りだくさんだ。

せやけど、そんなことがあっても世の中は淡々とすすんでいくんやね。・・・なんかやっぱりしんみりしたやないか。

でも映画は淡々と終わるから大丈夫。

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「シュレック」監督:アンドリュー・アダムソンほか
納得いかんオチと緑の下品なモンスター
★★☆☆☆ うーん、納得いかんオチだ。

どうしたん、CG映画やんか。子供向けやったんか?

ま、CGは良くできてはいるけどな。野原や森が舞台なんで、つくりものの箱庭みたいでかわいかったりな。ロバのドンキーと声優のE・マーフィーの組み合わせは当たり!見てるうちにだんだんかわいくなってくるぞ!

なんや、3匹のくまや白雪姫とか童話のサブキャラがいっぱいいるぞ。おれ、こっちのほうが見たいわ!この帽子のとがった小人みたいのは何や!

わからん。でも、オチは納得いかん。・・・こうするしかなかったんだろうな。

ぎゃはは。でも、もう続編決定らしいよ!困ったね!

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「耳に残るは君の声」監督:サリー・ポッター
アップでも飽きないC・リッチの顔と演技に注目
★★★☆☆ またJ.デップとクリスティーナ・リッチの組み合わせか?一体何度めだ?

まあ、それは良しとして、予想よりこの映画は良かったぞ。クリスティーナ・リッチって案外、演技うまいな。あまり喋らん役だけどな。とにかくあの顔はいくら見ていても飽きん!

逆にJ.デップは「スリーピー・ホロウ」、「フロム・ヘル」とイメージだぶってるらしいじゃねえか。

ま、悪くはないけどな。でもジプシーの役で、白馬に乗ってパカッパカッとリッチの回りを回るところは思わず笑ったけどな。王子様か。J・タトゥーロ、k・ブランシェットも色を添えてたり、ハッピーエンドでいいんじゃないか。印象に残る映画だね。

でもまた3点なんや?

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「Dr.Tと女たち」監督:ロバート・アルトマン
女、女、女だらけ!復活したファラ・フォーセットにびっくり!!
★★★☆☆ ははは、’群像好き’アルトマン最新作だ。今回は、主人公のR.ギアとその友人達以外、女、女、女だらけ。妻とその妹家族からまず、女系家族でね。R.ギアは産婦人科医だから当然仕事場も女だらけ。

R.ギアは年とって良くなったんちゃうか。若いころはただの勢いづいた1本調子野郎だったしな。

逆にファラ・フォーセットにはびっくりだ。精神病の設定でショッピングビルの噴水で突然ヌードになるんだが、明らかに嬉々としてやってる感じだぞ!私まだイケてるわ!ってきっと思ってる。

監督の人選ばっちりや!あーチャーリーズ・エンジェルから20年以上か?

男たちはまぬけで、女たちはしたたかなんだよな、この映画でも。監督、ちょっと疲れてるのかな?

で、ラストはどうよ?

おー!なんか最後のはオチだったのか?わからん。ちょっと疑惑を残して終了だ。深いのかそうじゃないのか微妙だ。

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