FM帯高周波増幅器 TA101
11.11.4


製品外観 



<製品説明>

・ 税込価格12,000円(ACアダプタ付属)です。

・ 利得20dB、最大出力10mWのFM放送帯送信専用のアンプです。0.1mWの入力で10mW出力となります。0.1mW以下の入力であれば100倍に増幅します。

・ 過大入力では出力が飽和し、スプリアスの発生が大きくなる為、0.1mW(-10dBm)を超える信号を入力しないで下さい。また、入力が10mWを超えると故障するおそれがあります。

・ 本器に適合するRF入出力コネクタは「BNC-P」型です。ケーブルは50Ω系を推奨しますが、75Ωでも問題ありません。

・ 電源が正常に供給されている時、本体のLEDが点灯します。

・ 別売の電源供給器PT101の使用により、高周波同軸ケーブルに電源を重畳し、本器に電源を供給することができます。電源の無い場所に本器を設置する場合に有用です。

・ 本器にはLPFが内蔵され高調波を低減していますが、別売のFM帯ローパスフィルタTL101の使用でさらに万全となります。

・ 本器はFM送信器からアンテナまでが長距離である場合や、アンテナを複数設置する場合の分配による損失補償のためのものです。電波法に基づいて運用して下さい。

・ 入力側にアッテネータが入っています。受信用のプリアンプ用途には適していません。

・ 本器は耐候性が考慮されていませんので、屋外で使用する場合は防水ケースに入れる等、適切な処理を行って下さい。

・ 本器に対応するケーブル等を別途ご用意し添付することもできます。ご相談ください。


<運用例>




<仕様>

周波数特性 :76〜90MHz@Gain>+19dB
電力利得 :+20±1dB@-10dBm入力
利得偏差 :<1dB@76〜90MHz
最大出力 :+10dBm
雑音指数 :約12dB(入力ATTによる)
入出力インピーダンス :50Ω(公称値)
入力VSWR :<1.2@76〜90MHz
出力VSWR :<3.0@76〜90MHz
消費電流 :約40mA
電源 :本体DC12〜16V、ACアダプタ使用AC100V 50/60Hz
本体消費電力 :<1W
性能保証温度範囲 :+10℃〜+40℃(周囲気温)
動作温度範囲 :-10℃〜+50℃(周囲気温)
筐体寸法 :40mm×27mm×60mm(突起物含まず)
筐体材質 :アルミニウム
付属品 :ACアダプタ、取扱説明書 各1

詳細は随時追加します。仕様は変更する場合があります。

周波数特性実測グラフ(中央が0dB)



<評価環境>

スペクトラムアナライザ :Anritsu MS2601A
トラッキングジェネレータ :Anritsu MH680A
インピーダンスアナライザ :MFJ-259B


<注意事項>

・許可無く設置できる微弱無線局は、電波法の規定内(無線設備から3m離れた場所で、500μV/m以下)である必要があります。また他の放送、通信に妨害を与えないよう留意して下さい。

・屋内据置使用を前提に作られています。耐候性、防水能力はありません

・パネル面の印字はステッカですので、強くこすったりすると剥離する場合があります

・ご購入後3年以内の故障は、無償修理いたします。但し不適切な取扱いが無いことが条件です。筐体の傷などは修理対象外です。




お問合せはtxDesignトランスミッタ担当 までどうぞ。

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