オーディオ・スピーカ交換レポート (スピーカ交換・デッドニング編)
12/28()更新  From MSK
概略構成図へ
スピーカ交換・デッドニング編へ
CDプレーヤ取付け編へ


ドアの内張りを外し、デッドニングを行うため、防水用のビニルシートを撤去しました。

ビニルシートは、柔らかいブチルゴムで接着してあります。
ビニルシートを撤去した後にドア側に残ったブチルゴムは、まずガムテープ等でベタベタ
やって取り除き、残りはティッシュにブレーキクリーナーを付けて拭いてあげましょう。

ドアに直接スプレーすると、シーリングゴムに垂れた場合など、ゴムが溶けてしまいますので。

写真はブチルゴムを除去した状態です。



純正のスピーカーを取り外します。

純正スピーカはドアとリベットで固定されていますので、5mm程度のドリルでリベットを破壊します(汗)。

取外した純正のスピーカーは、コストダウンなのか軽量化なのか、驚くほど軽くできています。
マグネットも非常に小さいものでした。



見にくい写真ですが、ドアの内部(アウターパネル)に制振シートを貼り、その上から吸音シートを
貼り付けています。スピーカーの背面周辺を中心に施工すればOKです。



ツィータの設置場所は色々と悩んだのですが、結局ドア内張りのこの部分に埋め込みました。

思い切って穴を開ける必要があります。



少し分かりずらいですが、ツィータを埋め込むにあたり、ウーハのガイドの部分をカットしました。



茨城ではこの日初めて雪が積もりました。



DiamondオーディオのHEX S600sです。巨大なネットワークが目を引きます。



配線は、まず純正のツィータに入り、その後ウーハに抜けています。今回は純正のツィータは
使わないため、途中で配線を切断します。写真はツィータを切断し、ギボシ加工したものです。
この2本が、クロスオーバーネットワークのINPUTに入ります。

純正配線の極性は下記となっています。

【フロント右スピーカ】 緑:+   黒:−
【フロント左スピーカ】 桃:+   紫:−



ウーハの取付け後です。

エーモンのMDFボードを購入したのですが、このスピーカでは背面のフレーム部が
ボードと干渉してしまい、ボルトオン(?)では付きませんでした。加工しても良かった
のですが、時間と手間の関係から割愛しました。プリウスの純正バッフルはスピーカと
一体となっているため、社外用に取り付けができません。そこで以前取り外したセリカ
用純正スピーカ台を使って取り付けました。

余談ですが、社外スピーカを取付ける場合、この取付け台等が入っているスピーカ取付け
キットが必要です。新型プリウスの場合、トヨタ用 Bb MR-S マークUセリカ等と同じサイズ
(多分..)ですので、そちらを購入して下さい。



この巨大なネットワークは取付け位置に悩まされました。

最終的にはこの位置・この角度でギリギリ収まることを確認し、固定しました。
配線も下側へ出すとドアのフットランプと干渉するため、横方向へ出す加工を施しました。


デッドニング・スピーカ取付け後です。

スピーカケーブルは、振動でビビらないように防音テープを巻いておきます。
防音テープの途中から出ているケーブルに、内張り側のツィータを接続します。




内張り取り付け後です。

スピーカの取り付けだけで丸二日費やしてしまいました..

でもこれが、クルマいじりの醍醐味ですよね。