プレパラトリ・スクール(2)
(プレップ・スクールと略称)
Preparatory School


カリキュラム


理論的には、プレップ・スクールも、パブリック・スクールも私立の学校ですからイギリスの文部省の決めた、いわゆるナショナル・カリキュラムに従う必要はないわけですが、実際は当然それに準じたかたちで組まれております。


●基本履習科目
英語、book数学、科学(日本でいう理科)の3科目、それに加えて、歴史、地理、技術、体育、音楽(楽器、歌唱)、美術、フランス語の7科目の合計10科目。
※その他学校によって若干異なりますが、ドイツ語、ラテン語、宗教学、コンピューター、ドラマ(演劇)、などです。


英語の読み書き会話ができない場合


外国人で入学時に英語が全く話せないか、英語の力が十分でないと思われる生徒には、特別にE.F.L.(外国人に英語を教える専門資格を持った)教師をつけてマン・ツー・マンで教えてくれます。英語の読み書き、会話が全くできなくて入学しても、プレップ・スクールに1〜2年いると、もうイギリス人生徒との会話には全然不自由しなくなるほど上達します。


学習障害の児童の場合


また学習障害や難読症の児童のための専門教師による特別のヘルプをしてくれる学校もかなりありますので、学習能力や知能指数に関係なく留学を考えていただいて結構です。


スポーツ、音楽、演劇


sportスポーツ、音楽(歌唱・楽器)、演劇、宗教教育には日本の学校では考えられないくらいの 力点がおかれています。スポーツでは、 秋から冬の学期には、ラグビー、サッカー、春から夏の学期には、クリケッ卜、chapel水泳、陸上競技が行われます。学校対抗試合がびっしりと組まれ、勝敗を競います。オプションでゴルフや乗馬なども習うことができます。音楽では、ほとんどの生徒は、少なくとも一種類の楽器を習っていますし、チャペルの合唱隊で歌っている生徒もいます。一年に二回は、コンサートと演劇会が、父兄を招待して盛大に開催されます。



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