30を過ぎて自分も自分の健康を気づかうようになり(以前はスポーツジムに通っていたが、最近はサボり気味)、2007年の夏頃からジョギングを始めた。
最初は「散歩のついでにちょっとだけ小走り」というところから始めたのだが、だんだん手段と目的が入れ代わって、会社でもそのことを話し始めたら退くに退けなくなって・・・
いろいろ試しています。
毎年正月に行われる箱根駅伝。陸上関係に携わる人、または警備・運営にあたる人以外は、お屠蘇を飲み餅を食べながらだらだらと見るもので、なかなか身体を動かす機会にはつながらないイベントでもある。
しかし、何事も「参加することに意義がある」(?)。時間は気にせず(そもそも全力疾走しても箱根駅伝の速度である時速20km/h以上出ない)、身体に無理をかけないように、ものは試しで箱根駅伝のコースを走ってみた。どうせ誰とも競争にならないし、マイペースでGo!
東京マラソン開催1週間を控えた2月11日朝。東京・大手町。早起きしてスタート地点周辺(日経新聞/KDDIビル)周辺にに辿り着いたものの、スタート地点がよく分からない。なんらかのモニュメントみたいなものがあるような気がしたが、全く見当たらない。事前の準備不足である。
正確なスタート地点は探しても見つからない気がしたため、出発に向けて身支度を整える。まだ外気温は氷点下のため、ウインドブレーカを着て軍手をつけて寒さ大作とする。余った背中に荷物をつめたザックを背負い、バックルを締める。
時計の針が午前7時になるのを待って、日経新聞前を出発。
幸い風は強く無かったが、寒いため身体があまりよく動かない。ペース(というほどのこともないが)上がらない。
実際に走ってみて想像外だったのが、信号待ちが多いこと。交通規制を敷いて走る箱根駅伝と異なり、今回は信号に従いながら走る。ちょっと走っては信号待ち、またちょっと走っては信号待ち・・・つまり、休みながら走っているのと同じで、あまり疲れない。これは大きい。
20km走り詰めを覚悟していたので、これは嬉しい誤算であった。
休日の朝ということもあり、街にはほとんど人陰がいない。
午前8時、大手町から約7.5km離れた品川(八ツ山橋)到着。時計を見るとちょうど8時。大手町-品川間はもっと短いと思っていたから、最初は結構時間がかかったように思えた。ここから、第一京浜国道(国道15号)をひたすら下る。
走ってみると、第一京浜国道は昔からあった国道のためか、意外に歩道の幅が狭く、また凸凹している。
日がだいぶ上がってきたので、途中の公園で荷物を降ろして、今まで着ていたウィンドブレーカと軍手を鞄の中に放り込むと同時に、持参していたスポーツドリンクを口に含んでひと休み。
また、走っている途中にトイレに行きたくなりコンビニにも立ち寄った。幸いトイレを貸していただけたので、いくばくかの品物を買って鞄に押し込む。鞄を持って走るのは、荷物が増えて鬱陶しいが、こういうこともあるので避けられない。
この日は建国記念日ということもあって、街に出ている警官の人数が多い。
品川から8.5km。蒲田に到着。駅伝とは異なるので当然踏切で電車を待つ。この踏切は走った日の前日(2/10)にトレーラーと電車が衝突する大事故があったばかりだったが、事故の痕跡はきれいに片付けられていた。
ここで空腹を感じて来たので、持参のシリアルバーを半分に折って齧った。
休み休みとはいえ、2時間以上走り通しだったため、さすがに疲れを感じてきた。走るペースも落ちる。
9:40に六郷橋を通過。東京から神奈川に入る。箱根駅伝では「1区最大のアップダウン」と言われており走る上でのキーポイントにあたるところだが、こちらは並行して走る階段を昇り降りする。
川崎の市内に入る頃には、スタミナはまだ残っているが膝がガクガクになってくる。川崎駅前通りの歩道橋は歩いて昇り降りした。
10:08に横浜市鶴見区に到着。川崎市内は歩道が広く大変走りやすかったが、膝も痛いし脇腹も痛いし、もう頑張りが効かなさそうである。
しかし、鶴見区に入ってからはもう中継所は目に入るくらい近いところにある。10:14に鶴見中継所到着。ここには箱根駅伝タスキリレーをモチーフにした銅像が立っている。
途中休みながらとはいえ、1区21.3kmを3時間14分で走破。最悪全線歩きでもいいやと思っていたが、平均速度6.5kmで無事走り抜くことができて大満足・・・次はしばらくないです。
勝田マラソンは、戦後まもない昭和28年に都内で開催されてきたマラソン大会が、昭和47年に茨城県に開催地を変えて開催されるようになったマラソン大会である。
その規模、参加ランナー約12,000人。全国でも有数の規模を誇る市民マラソンである。
コースはフルマラソン(42.195km)と10kmロードレースの2段構え。自分も興味半分で参加してきました。
参加した10kmロードレースの部のスタートは11時25分。スタートは目標タイム別に整列して行われる。自分は・・・「1時間以上」の一番後ろのグループに陣取る。ジョギングで頑張って10km走る時も1時間を大きく上回っているし。(でも1時間は切りたいな)
時間が来てレース開始。しかし行列は全然動かない。2分以上経って、ようやくスタート。
中には全身タイツで仮装して走っている人も・・・。
それにしても、沿道の人の声援を受けながら走るのはとても楽しい。電光掲示板にも応援も受ける。
マイペースを保ちつつも、10kmを57分で走破。目標を上回る成果に、バナナやら甘酒やらクッキーやらいろんなものをもらって思わずニンマリ。また出たいッス。
本日、会社の同僚とリレーマラソンに参加してきました。リレーマラソンとは、マラソンの距離42.195kmを一人ではなく数人のチームで襷をつなぎながら走る競技。大会も各地の国営公園を中心にこれまで16回開かれております。
本来であればスポーツにはおよそ不向きな自分ですが・・・何となく会社の同僚に誘われるまま参加してしまいました。日頃ジョギングしているとはいえ、不安はよぎります。
スタート。みんな本格的にランニングとショートパンツで決めており、見てるこちらも緊張感がみなぎります。
で、自分の番。襷を引き継いで走り出します。
交代するまでの間の2kmを走るのですが、これがきついきつい。客観的には大したことのない(時速12km前後。第一線のマラソン選手は時速20km前後で42.195kmを走る)速度ですが、2km走るのを2回・3回と繰り返すに連れ、足も腹もガタガタになってきます。
最後は全員でヨロコビを分かちあう全員総出のゴールイン。