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院外処方について

院外処方について

 どんな科でもそうですが、お薬を切らすことがとても危険な方がいらっしゃいます。時間がないけどとりあえずどうしてもお薬が欲しい、薬がなくなる、という場合に診療所に行って、待って受診して、待って会計して処方箋を受けとって、それから薬局に行って、待って会計をしてお薬を受けとる、という流れは大変です。院外処方箋では当医院ができることは処方箋をお渡しするまでなので、それから先がうまくいかず、(例えば、薬局が閉まっていた、など)結局お薬を切らしてしまい病状が悪化した、ということを何回か経験してしまいました。現在は、主として院内処方を行っていて、できるだけ待ち時間を少なくお薬を受けとることができるようにしています。
 ご存知かと思いますが、厚生労働省は院外処方を推進しているため、院内処方に対しては処方料や調剤料などがとても低く設定されています。そのため、患者さんにとっては「安く薬が手に入る」という利点がありますが、提供する側にとっては、お薬を入れる袋や説明の紙の費用がやっとで、とてもシールは出せません。薬局ではもらえる、大きな袋も用意はしてありますが、それをお渡しすると完全に赤字です。
 有効期限(薬にも有効期限があります)を常に確認し、期限の切れた薬は破棄しています。当医院には薬剤師がいないため、常に医師が関わってお薬をお出ししています。
 前述した事情から、院内処方では期限切れの薬が出たら大きな赤字ですし、とても薬剤師を雇えません。したがって、薬の種類を目の届く範囲に厳選し、納入から在庫管理まで医師がすべてチェックしています。大変といえば大変ですが精神科医や内科医にとって、お薬は「治療」の目的のため最も重要な武器、アイテムですので、それを身近において管理できることは良いことと思っています。
 なお、ご希望の場合は院外処方箋を発行します。ご遠慮なくお申し出ください。




院外処方の問題点


内科医が語る精神科薬のお話


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