2009.3.23.mon (パーマリンク)
■[アマガミ][2ch・wikiより転載][弱ネタバレ注意]
アマガミ主人公・橘さんの紳士的言動集
(重大なシナリオネタバレには配慮していますが、それでも作中の文章を引用したものですので、それを認識した上でご閲覧下さい)
「危なかった!まさか黒猫を追いかけたら、黒い下着にたどりつくなんて……」
橘さんは確かにHENTAIの星の元に生まれついたとしか思えない人間ですが、それにしてもこの発言はあまりにも恣意的。ちょっと得意げなオーラもバッチリ感じられるあたり、橘さんの素朴な気性がうかがえます。
「いや、まさか怒られて喜ぶなんて……僕は変態じゃないはずなのに……」
恐らくは今世紀最大の「お前が言うな」発言。これで自覚がないとしたら、よほどの精神的疾患があるか、もしくは本当の意味での英雄であるかのどちらかです。そして恐らくは後者。
「でも、思いっきり足を踏まれたのに、少し気持ちよかった気が……。
家に帰ったら、踏まれたところをじっくりと観察してみるか……」
単に「踏まれて痛いのが気持ちいい」という時点で十分すぎるほどのHENTAIですが、このリアクションがその傾向にニトロターボをかけてくださっております。観察してどうするというのか。常人の理解の外にある発想です。
「ローアングル探偵団に決まってるだろ!」
……何が決まっているのかよく分かりませんが、この単語の組み合わせの響きは、確かに一度聞いたら忘れられないような美しさを感じないでもありません。
(学校にお宝本を保管してるのなんて僕だけだろうな…僕だけの空間。ちょっと気分いいかも)
橘さん、自らのコレクションの特殊な保存方法にご満悦の様子。ちなみに彼は、下級生からすでに「いかにも学校にお宝本を隠し持ってきてそうな男」として認識されている様子です。隠しようもないほどそういう気配が滲み出てきているのでしょうか。
「ホック? あぁ……ホック、ホックか。 ええっ? ホック!?」
橘さん、落ち着いてください。単語一つでこの狼狽っぷり。そりゃあ某ヒロインにこれでもかというほど弄ばれるのも無理ありませんね。
「僕の崇高な趣味をとやかく言われる筋合いはない!」
な、なんという自負と威厳に満ち溢れた発言……! しかも恐ろしいことにこの発言、単に居直った際に放った言葉です。一体何を根拠にこれほどまでの精神性を保ち続けているのでしょう。
「あ、その、いつ頃から胸が育ったのかなって……」
橘さんの会話における基本モード。知り合って間もない女性に対して行う会話とはとても思えませんが、そのような一般常識にとらわれていては、橘さんの人間性を窺い知ることは不可能です。
(そ、それにしても……噛まれた瞬間、背筋がぞくっとしたぞ……)
言うまでもありませんが、橘さんは基本、マゾです。ドMと表現してもいいぐらいには。
犬の習性って凄いよな……。よし! 僕も飼い主の所に戻ろう
(なんてことだ……。もう犬ライフ最高じゃないか……)
……相手が相手なだけに、橘さんが終わりすぎているとも一概には言い切れませんが、しかしそれを考慮してもなお、人間としては悲しすぎる発言。ただ、理解はできます。……責められない、この発言ばかりは橘さんを責められないよ……!
「そう……あんな一枚の布があるだけで、想像力は無限に掻き立てられ……」
橘さんの深い精神性をうかがい知ることの出来る哲学的発言。彼を見ていると、人間の想像力に限界などないということを、改めて思い知らされます。色々な意味で。
「……僕、紳士失格だな」
「変態という名前の紳士」という命題が成立しうるのであれば、橘さんほど紳士に相応しい人間など、この世のどこに居るというのでしょう。
「と、年下の健康的なスポーツ少女の魅力に惑わされたんです!!」
……橘さんの持つ美徳の一つに、その正直さが挙げられますが、しかし彼の場合、必要以上に正直すぎる場合が多いです。
「その… …僕も先輩にとってのゆで卵になりたいなぁって思ったので」
もう何を言ってるのかよく分かりません。がんばれ、橘さん!
「ちょっと……アイスをエッチな感じでなめてみたりとか……」
……男の子なら、誰もがひそかには思うことかもしれませんが、それをはっきりと口に出せるか否かが、橘さんとそれ以外の男子とを隔てております。決して超えられない壁となって。
「ちょ! み、水着!? 最初から水着なんて……。そんなマニアックな……」
「水着=マニアック」というのが、橘さんにとっての認識です。
「ねぇ、●●さんっていくつまで男湯に入ってた?」
これも橘さんにとっては、(女の子相手の)なにげない日常会話の一つなんです。かわいそうな子を見るような目で見ないであげてください。
ブラブラ、ゾウさん、ブラ〜ン、ブラ〜ン! 今日もパオ〜ン! 明日もパオ〜ン! フリフリ、ゾウさん、みんなでパオ〜ン! 元気にパオ〜
……ちょっと『夜王』の「源太、覚醒!」を思い出しました。
(やっぱり美也のカバンとは違う匂いがするような……)
この状況の詳細はあえて語りませんが、第三者に見られたらその場で職員室に呼ばれて当然な行為に没頭しておられるシーンです(選択肢あり)。
……他にも、梅原以外のクラスメート相手に、一見コスプレとしてはありきたりなバニースーツの良さについて休み時間が終わるまで語り続けるとか、橘さんの絶人っぷりについては、枚挙にいとまがありません(友人たちの間では、格の違うHENTAIとして一目置かれているようです)。
とまあ、そのあたりについては是非とも、『アマガミ』本編をプレイすることで知っていただきたいなと思います。
http://www36.atwiki.jp/amagami/pages/23.html