03−5537-2236
港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター1F デリブティック
「わっかるかなー、わかんないだろうなー。」
ギネスの泡で、クローバーが描かれている。
これが正式なギネスの注ぎ方、なんだそう・・。
月島でもんじゃ&ボーリングを楽しんだあと、久ぶりに汐留にやってきた。
以前、PITがあったころ、ライブに何度か来たことはあるが、新しく開発されてからは初めての汐留。どんなものがあるのかなー、と、それなりに楽しみにしていたのだが、カレッタなど、駅付近にあるビルに入っているのは、ほぼレストランなどの飲食店ばかり・・。雑貨屋さんなどをぶらぶらして、偶然、開催されていたヴィンセント・ギャロの写真展(ってーいっても、5点ぐらいしかないんだけど・・)を見て、と、何気に時を過ごしていたら、さほどおなかはすかないものの夕飯時になった。じゃぁ、軽く何か食べよう!ということになって、目についたのはtesta-codaというテイクアウトもできるパスタ屋さん。ビルの外には、テーブルと椅子がいくつか置いてあって、誰でも座れるスペースがある。Takiさんに席取りしてもらって、まず私が自分の食べたいパスタを、テイクアウトでオーダーすることにした。スモールは450円で、2種類のパスタの盛り合わせなら600円というお安さ。
何かを選ぶとき、たいてい私は即決型である。好みのものがすぐ目に飛び込んでくるたちだ。この日も、ポルチーニ入りのパスタとミートソース系のパスタを早速チョイスし、3,4分お待ちください、とのことでカウンターに腰掛けて待っていると、携帯にTakiさんから連絡が入った。
「あのさー。ギネスのあるパブをみつけたんだけど・・」
「えぇー。もうオーダーしちゃったよ・・。でも、行きたい!」
というのも、この日は、久々に夏らしいあつーい1日。朝からのかんかん照りで、普段はそれほどビールをいただかない私にも、ビールがいかにもうまそうな日だったのだ。
というわけで、このパスタをふたりでシェアし、そのあと、軽くギネスをいただくことにした次第。
定番のフィシュ&チプスをオーダーし、ギネスのハーフパイントを1杯ずつ。
「あ、ローストビーフもあるねぇ・・」「でも、今日はもう、食べられないよ」「また来よう」
そして、サーブされてきたビールを見て、Takiさんが歓声をあげた。
「すごいっ! このギネス、正式な注ぎ方してる! 泡の上にクローバーが描いてある! 初めてみたよー」
何でも、ギネスを注ぐのには正式な資格があるそうで、泡は何ミリと決まっていて、泡にクローバが描けるようになるにはかなりの技術がいるんだそうである。
へぇー。
私たちは、泡の上に描かれたクローバーを十分にながめてから、ギネスのグラスに口をつけた。「お疲れーっ」
Takiさんいわく、「このテーブルの広さといい高さといい、ちょうどいいのよねぇ・・」。すっかりこの店が気に入ったようだ。
お店の人もとても感じがいい。とても素敵な雰囲気のある店であった。
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そして、もう食べられないよ、と言っていた私たちだが、結局、デザートに、ロンドン風パンケーキをオーダーすることにした。ロンドン風というのは、薄く焼いたパンケーキらしい。ギネスが本物なら、パンケーキも、きっとロンドンの風を運んできてくれるに違いない。
これまたペロリとたいらげ、本当に掘り出し物のパブだったねー、と大満足の私たち。今度は、おなかをへらしてきて、ローストビーフにトライしよう!、と、また訪れる約束をして、いい気分でCOOPERSを出た。
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(2003.8.29)
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