Q:半乾燥させた粘土どうしを接着させる便利な道具はありますか? (質問箱166)
A:陶芸用品の「櫛(くし)」を、歯4本分に切断したものを使おう!
筆に水をつけて濡らして、針先でひっかいてドベをつくって、
接着させる方法が一般的ですが、
ふたつの作業が必要です。
そこで私(林)は、この方法を考案しました。
陶芸用品の木製の櫛、これを切断して3〜4本櫛にします。
写真1

ボウルに水を入れて用意して、櫛先を水に浸してから
半乾燥した粘土の表面をリズミカルに引っかきます。
水がなくなったら、また水をつけてひっかく。
写真2

この方法なら、櫛のあいだに水があるために
「水をつける」「引っかく」の作業が同時にできます。
ドベが固まりかける(水がひく)まで待ってから、
粘土をくっつけます。
【Copyright(C) 津田沼陶芸教室】
|