変態高確率
□仲間たち



○真ん中下(男) 主人公「パイク」

喋らない主人公。でも戦闘中はゆるい声をはりあげてくれる。
ある日両親をゴブリンに殺されてハーピーの娘ライアに拾われるというずいぶんな人生。
しかしある日きまぐれでやってきたラドリア術師団という人らにライアが石にされ、なんかしらんうちにやっかい払いされるように街を追い出され、ガンバレなどと心にもないことを周りから言われながら彼が旅立つところからアルバートオデッセイ外伝の壮小な物語が始まる。



○右上(女) ヒロイン「エカ・オリベス」
歌姫という珍しい設定を引っさげた、このゲームのヒロイン。ソングマスター(やのまん)を参考にしたのだろうか。
だが、特異性のあるその設定をゲームに全く活かしていない脚本なので、その設定にも薄っぺらさが漂う。
戦闘終了時に豪快な乳揺れが発覚し、プレイ日記中のあだ名も「浜崎あゆ」から「乳姫」「乳」など、乳よりにシフトしていった。
後半、主人公と安っぽい恋愛物語を展開する。



○左上(女) 巫女「レオス・ファクトリア」
男の名前っぽいけど女。そして、巫女。
スナイパーのように市場に狙いをさだめる開発陣の姿が見え隠れ。
東方が一大ムーブメントになったので、方向性は間違ってはいなかったのだが。
得物は持たず、素手で攻撃。
攻撃魔法を使ったときのセリフ、

「はあぁ〜、萌えよ〜」 

が、当サイトで好評を博す。



○右(竜) 竜人「エルダー・メイスン」
誇り高き竜戦士。二刀流。
戦闘時のかけ声、
「そいやー」が笑える以外、ストーリー的には非常に影の薄いキャラ。
仲間になる動機もなんだか無理矢理で、どうでもいい感じ。
しかし、戦闘時にただ一人、全体のHPを回復する技、「ヒールブレス」を使えるため非常に重宝するキャラでもある。そして、ボスは件並全体攻撃をしかけてくるので、自慢の攻撃力を見せつけることなく、癒しの息を仲間に吹き続けることとなる。
この図式はなんとも悲劇だ。

本人も、プレイヤーも。



○左下(鳥) オカマ獣人「アモン・ウォーカー」
カマ。やりすぎだサンソフト。
彼から吐き出される台詞は、
「あーん」「そぉぅれ〜♪」「いくわよぉ〜」
など。

地獄絵図。



○真ん中(女) しみったれたガキ「キャロル・ターナー」
後編で登場。
勇者ガイの腰巾着、「バルト」の弟子。
ただでさえ、戦闘の読み込みで苛ついているプレイヤーを、その独特のセリフまわしでさらに逆なでし、ボスとの戦闘ではHPの低さを活かして速攻で死に至る、迷惑極まりないことこの上ないという、どうしようもないキャラクター。





〜その他 お仲間〜

○魔剣「ファティー・エルディーン」
人格を持ち、人の言葉を話す魔法の短剣。
主人公とは主従の関係にあって、良く会話に絡んでくる。
もちろん武器としても使えるのだが、性能的にはドラゴンクエストシリーズの「ひのきのぼう」に相当。



○半獣人「ルー・サリバン」
直接仲間にはならない、行く先々でイベントを起こすと現れるキャラ。
根っからの商人魂を持つ。
半獣人であることにコンプレックスを持つが、ゲーム中ではそういうイベントは一切無い。よくわからないサブイベントを作る余裕があったら、もっと主要キャラの設定を活かして欲しいものだ。



○パイクの育て親「ライア・ユークリッド」
パイクを拾ってきたハーピー。
そして石にされたりする。
後編では忘れ去られたように平和をむさぼる。



○勇者「ガイ」
勇者アルバートの血を引く正統後継者。
カーナブレードの使い手。



○老魔道師「バルト」
キャロルの師匠であり、ガイの家庭教師。
魔法力は衰えていないと言うが、胡散臭い3人集に捕らえられていいように使われるのがなんとも。



○剣士「セラミス」
代々勇者に仕える、テイラー家の剣士。
真面目で純情で影が薄い。



○謎の老魔道師「エスタン」
というわけで、何げに二人も老人が第一線で活躍する当ゲームは老人オデッセイ外伝と言うそうです。
幾度となく、パイク達を救ってくれるのは訳がある。



○女黒い三連星「クリス・エメ・シータ」
この3人でシルバーヴィスクンという素敵な通名を使っているが、正体はただの役立たず。ウンコがもれる弱さと目だたなさ。
こいつら、もうゲームキャラ辞めた方がいい。というくらい、筆者は嫌い。

■対立キャラ

○噛ませ犬「ベルナード・シュタイナー」
序盤の好敵手(噛ませ犬)
このゲームのキャラにしては色々頑張るが、扱いは寂しかった。
思わせぶりな最後にして、その後復活もなく。



○噛ませ犬の噛ませ犬「ラチェスタ・バレリー」
噛ませ犬を慕う。慕う相手を間違えた。
その上弱いくせに主人公に挑む、その頭も弱い。



○糞「バラン・シーサー」
豪快無比のフェミニスト義賊だったが、魔剣を手にして没落。噛ませ犬にもなれぬ男と成り下がった。



○チンコ「ラドリア・エルディーン」
悪い元凶。筆者がキャラ解説文書く行為に拒否反応を示しだしましたのでこの辺で。