こんなゲームです
□概要

お名前 : アルバートオデッセイ外伝 LEGEND OF ELDEAN

発売所 : サンソフト(名古屋出身)

発売日 : 1996年08月09日

形 態  : RPG

機 種  : セガサターン



スーパーファミコンで微妙な人気を博したシリーズの最新作で、「へべれけ」と並ぶ『夢・創造・サンソフト』の看板タイトル。
スーパーファミコンでは一風変わった独特なシュミレーションRPGの形式を取っていたが、本作はその独特のシステムを廃止した平凡なRPG。

しかし、ハードがスーパーファミコンからパワーアップしたことにより、グラフィックや音楽もパワーアップ。ついでに読み込みの長さも大幅にパワーアップ。
メニュー画面を開く際にストレスを覚える若干の「間」があり、フィールドから戦闘に入ったときには「スローすぎてあくびがでるぜ」と、若干ケンシロウの気持ちになれる。

世は次世代機戦争まっただ中で、3D・ポリゴンと聞けば赤子でも理解できたほど、それらの言葉の力が強い時代であったが、そんな時にポリゴンには目もくれず、2DのRPGを出してきたのは開発が遅れて、企画が風化する間に世の中が3D万歳時代になっていたような気がしないでもない。

発売前はリグロードサーガと並んで、セガサターンが超大作ファイナルファンタジー7の発売を控えたプレイステーションへの対抗馬として白羽を当てられ放たれたRPG。そして発売後は鼻(洟)垂れRPGとしてゲームの歴史に刻まれることとなるのだった。


なお、同メーカー発売の「ギャラクシーファイト」の超人気キャラ(誇張気味)、「ルーミ」が友情出演。



■ストーリー

なんだか不老不死の奴がなんかしらんけど暴れ出して、それを倒すためには特別な剣が必要で…っていうのが前置きにあって。

勇者アルバートの名を歴史に残した大戦より数百年…。
人間とモンスター達の間には協定が結ばれ、およそは共存が可能と思われた。
この平和が永遠のものではないことに人々が気付いたのは、つい最近のことである。
大陸全土で、モンスターによる人間の街や村への無差別な攻撃が始まったのだ。
故郷の村カルミレートを失い、両親の死体の脇で泣いていた少年パイクは、ハーピーの娘ライアに拾われる。
そして、ハーピー達の森で彼らの一員として育てられたパイクが、立派な若者へと成長した十数年後…。

そんな感じ。