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食の安全・安心が脅かされている今、家庭菜園が見直されています。自然を求め、手作りの味が楽しめる『家庭菜園』。大地に親しみ、旬を味わう野菜作り。あなたも、庭先で、プランターで、家庭菜園に挑戦してみてはいかがですか。これから、手軽に出来る野菜の作りかたをシリーズで紹介します。 Eコマツナの栽培これまで葉物野菜の紹介が無かったので、今回は小松菜の栽培について紹介します。小松菜は、土地の適応性が広く、プランターなどどんなところでも栽培ができ、連作の害も出にくいので、家庭菜園では作りやすい野菜です。また、暑さ寒さに強く、ほぼ1年中栽培できるうえに、ビタミンAやカルシウムの含量も高いので、栄養源としても貴重な野菜です。
種類としては、葉がやや長めのものと丸みのあるものとがありますが、品質にはそれほどの差は無く、一般的には丸葉のほうが好まれているようです(【図1】)。品種では、「卯月小松菜」「後関晩生小松菜」「丸葉小松菜」などが著名です。 畑の準備としては、種蒔き2週間くらい前に、1u当たり2握りくらいの苦土石灰を施しよく耕しておきます。種蒔き1週間くらい前に、少量を蒔く場合は15cmほどの作条畝を、多量に蒔く場合は30cm〜1mくらいの畝を作ります。小松菜の根は浅く分布し、短期間に収穫できるので、畝には全面に堆肥を十分にすき込み、化成肥料も施します。堆肥は、1u当たりバケツ1杯、化成肥料は2握りほどでいいでしょう。最後に、肥料が直接触れないように間土をし、板などで畝の表面を平らにならします(【図2】)。 種蒔きは、種間1.5cmくらいの間隔でバラ蒔きをし、軽く覆土をします。乾燥した畑には、ジョーロなどで種が流れないように注意をしながら水をやりましょう。暑さには強いのですが、質の良いものができるのは秋から冬にかけてですので、夏は本葉が出るまで寒冷紗をかけると発芽もそろい、その後の生育も順調のようです。 発芽後、本葉が1枚のころ3〜4cm間隔に間引き、草丈が7〜8cmの頃5〜6cm間隔に間引きます(【図3】)。草丈が15〜20cmになったら、順次、良く育ったものから収穫します。収穫を忘れるとどんどん大きくなって堅くなり、おいしくなくなりますので、間引きながら収穫したり、種蒔き時期を調節するなどして、長く食べられるようにしてください。 おひたしとしてはもちろん、油揚げと一緒に煮てカツオブシをかけて食べるのもおいしいし、中国風炒めものや茹でてから辛子醤油和えにしてもおいしくいただけます。小松菜を便利な野菜として活用ください。
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