温かいものが人気　～雨の中で岩宿ムラ収穫まつり 2025.11.18

温かい「どんぐりのつめりっこ」が人気でした。

　岩宿ムラ収穫まつりが11月9日（日）午前10時から、みどり市笠懸町の「岩宿人の広場」で博物館友の会（会長＝新井巌さん）と岩宿博物館（館長＝萩原研一さん）の共催で行われました。

　この日は天気予報通りに、朝から雨に降られました。会場の岩宿人の広場には前日からテントが張られ、売店や古代米の餅つき、どんぐりパン焼きなどが行われました。

　雨の野外は気温が低く、温かい「どんぐりのつめりっこ」は来場者から人気で、お代わりをする人がたくさんいました。また、米っこクラブが収穫した古代米（黒米）の餅つきでは、大人も子ども「やってみたい」と、生まれて初めての体験に挑戦していました。

　雨のために参加者が少なかったのですが、体験コーナーなどではその分ゆったりと過ごすことができていたようでした。東京からひとりで電車で来たという女性（32歳）は、「縄文時代に興味があり来てみました」と会場スタッフに声を掛け、「友の会の会員になりたい」と話していました。

　「どんぐりパン」と「どんぐりのつめりっこ」で使用されたどんぐりは、笠懸公民館と総合グランドで集めたものを粉に加工したということです。