パルの舞台で歌や舞踊など披露 〜さわやかみどり芸能発表会 2025.10.21
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7人によるハーモニカの合奏。 |
10月10日(金)、笠懸野文化ホールにおいて、みどり市老人クラブ連合会(田村幸男会長)主催による第20回さわやかみどり芸能発表会が開催されました。
この日舞台で芸能を披露したのは59組、103人で、応援に駆けつけた大勢の仲間の声援を受けていました。一番多い出し物はカラオケで、デュエットを含む42人が自慢の喉を披露しました。声量豊かに元気いっぱいに歌う男性、プロ顔負けの華やかな衣装を身にまとい、情感を込めて歌う女性の姿が印象的でした。舞踊は10組、白やピンクなど色とりどりの美しい和服姿で、演歌や民謡に合わせて優雅に舞いを披露していました。変わり種は大間々14区の7人によるハーモニカメドレーで、『好きになった人』など4曲で息の合った合奏を披露しました。また、笠懸町3区の5人は「昭和歌謡メドレー」と題してエレキギターやマラカスなどによる生バンドカラオケで、『あの丘越えて』など3曲を歌いました。そのほかギター演奏があり、マジックがあり、相撲甚句もありました。マジックを披露したのは東4区の星野晴代さんで、トランプやリング、ロープを巧みに操り観客を驚かせていました。大間々町8区の植木邦夫さんによる「鶴さん、亀さん」と題した相撲甚句は、耳を澄ませて聞いているとユーモラスな小話になっていることがわかり、思わずにっこりさせられました。
発表会は午前9時から午後4時近くにわたる1日行事で、昼食時には行政区ごとに公民館の部屋に分かれて、出演者、係、観覧者がともに昼食をとっており、この交流もこの行事の楽しみの一つとなっているようでした。
みどり市老人クラブ連合会は、今年度から「さわやかみどり」という愛称を使用しており、今回の発表会は初めて「さわやかみどり芸能発表会」というタイトルになりました。辞書を引けば「さわやか」は「さっぱりと気持ちよく」「はっきり、明快に」「鮮やかに、見事に」「いさぎよく」などの意味が示されますが、言葉通りの発表会でした。今後も元気な活動を期待したいものです。