大人も子どもも、この日は濡れてもOK! 〜9区水鉄砲大会 2025.9.9

腰に着けたポイを狙って水鉄砲を発射。

 明日から2学期という8月31日(日)、みどり市笠懸町9区主催の水鉄砲大会「スプラキューク」が笠懸西小学校校庭で行われ、子どもらを中心にした参加者は水鉄砲で水をかけあいながら体を動かし、夏休み最後の思い出を作っていました。

 9区水鉄砲大会は今年で4回目。同区で以前行っていた区民運動会に代わって行われるようになりました。ルールは4対4のチーム戦で、家族や友だち同士のチームなど32チームが参加しました。応援も含めて会場には200人以上の区民が集まっていたようです。

 選手は腰に巻いたビニールひもに金魚すくいのポイを2個付け、水鉄砲で相手チームの選手のポイを狙います。濡れると次第にポイが破れます。1セット45秒。1セット終了後にポイを付け替えて2セット目。破ったポイの数で勝ち負けを決めました。会場には15m×5mのコートが4面設けられ、コート内には隠れるための障害物も置かれています。進行係が「3、2、1」とカウントダウンし、ピストルの音が響くと、選手は水鉄砲を構えて両端から相手選手をめがけて走り出し、相手のポイをめがけて水鉄砲を発射します。追いかけながら離れた相手のポイを狙う人、接近戦で狙う人、障害物に隠れながら狙う人と様々で、両チームの選手が入り乱れて激しい水鉄砲戦が繰り広げられました。周りからも盛んに声援が送られました。

 2セット終わると勝ちチームが発表されますが、試合終了後には勝ち負け関係なく同じお菓子の袋詰めが賞品として贈られました。全チームの1試合目が終わると、休憩後に組み合わせを変えて2試合目が行われました。父親と参加していた小学1年の男の子は、「楽しかった。気持ちよかった」と話し、4歳の妹も「楽しかった」と話していました。

 明日から9月というのにこの日も猛暑日。でも、この日ばかりは水に濡れるのを苦にせず、かえって濡れるのを楽しんでいるようで、大人も思わず童心に帰り、笑顔があふれる大会になりました。

 

 

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