地域の伝統をたくさんの子どもたちが体験 〜6区納涼祭 2025.8.12

ねじり鉢巻き姿の子どもたちの出演に大きな声援。

 8月3日(日)、みどり市笠懸町6区区民広場で同区の「夏祭り区民納涼祭」(実行委員=長高橋雅彦さん)が開催されました。

 午前の部は9時から、四天王尊を祀るお堂が鎮座する臥龍庵前で安全祈願を行い、区内3か所の高齢者施設(デイホーム孫の手・かさかけ等)で子ども八木節の演奏を行い、その後、四天王渡御が行われました。

 午後の部は午後5時から、子ども八木節(低学年)で始まりました。例年のように6区の夏祭りは、子どもたちがたくさん集まってきていました。子ども花火の打ち上げ、消防車の放水などは子どもたちが大好きなプログラムです。また、子ども八木節へはお囃子と傘踊りで2回出演するなど、小学生の参加者が多いことが特徴です。ハッピに赤いねじり鉢巻き姿のいずみ第二保育園の太鼓演奏では、かわいい5歳児の子どもたち25人が、5か月かけて練習した『野菜太鼓』を披露しました。

 出演する子どもたちの家族は、その姿を撮ろうとスマホを構えながら熱い声援を送っていました。歴史ある地域の祭りは、舞台を囲むようにキャンプテーブルが数多く置かれ、家族やグループでが集うなど、たくさんの人出で賑わっていました。

【臥龍庵について】…『笠懸村誌 下巻』によると、「1696年(元禄9年)、久々宇村(旧笠懸町久宮)の字元庵に創建された。1801年(享和元年)に四天王像を彫刻し安置した。四天王は諸病を直す霊験があり、来拝者が絶えず、元庵では狭いため、1836年(天保7年)、字元庵から字西浦の現在地に移転」とある。

 

 

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