岩宿駅南口にビジネスホテル計画 〜記者会見で発表 2025.4.15

完成予想図を示す須藤市長(左)と野村社長(右)。
岩宿駅南口の建設予定地。

 JR岩宿駅南口にビジネスホテルの建設計画が4月11日にみどり市役所で行われた記者会見で発表されました。土地の取得と建設は株式会社野村建設工業(本社:桐生市広沢町、野村篤社長)が、関連子会社の株式会社タイムプロデュースが運営するというものです。

 計画内容は、客室数150室。内訳はシングル105室、ツイン6室、その他39室となっています。鉄骨造の10階建てで、市内でもっとも高層の建物となる予定です。デザインはみどり市と赤城山をイメージしたものとなるようです。また、大浴場や露天風呂、サウナ、食事会場を備えていますが、宴会場や会議室などの予定はありません。工期は2025年9月着工、2027年2月完成の予定です。

 同社はこれまでに茨城県と前橋市に「ベルスイン」の名でビジネスホテルを運営していて、「2つのホテルの間に3棟目のホテルの建設をしたかった」と野村社長。須藤昭男みどり市長は、「これまでビル形式のホテルはみどり市になかった。国体などの開催時にも活用できる」と期待を寄せたほか、「岩宿駅を拠点とする周辺の整備計画にも力を入れる」と話しました。

 このほか、「飲食店を近隣にも誘致する考えもある」と野村建設の関係者は話し、市では駅南口周辺の整備計画も進めていることから、岩宿駅南口が一気に様変わりしそうです。

 

 

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