参加者も増加、子どもの姿が多くみられた「岩宿ムラ祭り」 2025.4.15
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鹿革を着て開村式のあいさつをする須藤市長。 |
「岩宿ムラ祭り」が3月30日(日)午前10時から、岩宿人の広場(岩宿博物館東側)で、岩宿博物館友の会主催(共催=岩宿博物館)で開催されました。天候に恵まれ、昨年より多い約600人が参加して春の穏やかな一日を様々な体験をしながら過ごしました。
開村式は、大人向け体験講座で製作された乾燥した土器が並ぶ土器焼きコーナーの前で行われました。
体験コーナーでは、石器作りや勾玉作り、どんぐりパン作り、火起こし等が行われ、順番を待つ行列ができていました。古代売店では古代米を使ったあんぴんうやお焼きなどが販売されました。
笠懸町鹿在住の70代の夫婦は、京都から春休みで帰省中の息子家族(夫婦と小学4年生と6歳の孫)とともにまつりに参加していて、家族でどんぐりパン作りなどを体験していました。会場には例年以上に子どもたちの姿が多くみられた祭りでした。
須藤みどり市長と保志教育長は、開村式で古代人のように鹿革を着用していました。鹿革の特徴は軽量性、強靭性、柔軟性及び染色性に優れていることで、毛皮や皮革の衣類としての利用は防寒用や身体保護用に太古始まっているとのことです。