西鹿田地区に新規産業団地 〜県が事業化決定 2025.4.1

産業団地のイメージ図を指し示す須藤市長。
みどり西鹿田産業団地イメージ図(拡大する)。

 みどり市は3月26日に行われた臨時記者会見で、みどり市西鹿田地区に産業団地整備事業の事業化が決定したことを発表しました。セブンイレブンみどり笠懸西鹿田店の南側で県道291号境木島・大間々線沿いの7.6ha。このうち6.3haが分譲予定となっています。道路計画が進む渡良瀬幹線道路からも近く、太田薮塚ICから約10分とアクセスが良いことも用地選定の要因となっています。

 産業団地は令和4年に候補地に選定され、同5年には農振除外に向けた調整と地元説明会が行われました。6年度に群馬県企業局に事業化を要望し、7年3月21日に事業化が決定しました。

 今後の事業スケジュールは、令和7年度に用地買収と測量・設計、これに並行して令和8年度から立地企業の選定、造成工事を行い、令和10年度には分譲される見込みです。区画数は企業のオーダーで区画をすることから、2〜4区画になるようです。事業主体は群馬県で、造成完了後にみどり市が買い取った上で販売することになります。

企業に手厚い支援

 市では企業立地促進の奨励金として、立地に係る固定資産税相当額を3年度分交付するほか、市民の雇用1人につき年間20万円を3年間交付するなどの優遇策を設けるなど、県内トップの支援措置となっています。須藤市長は、「雇用の確保と産業の振興のための施策で、みどり市が元気になる事業」と話しています。

 

 

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