積雪14cm!今季初の積雪でカラカラの大地にお湿り 2025.3.11
![]() |
積雪のわりに道路の雪は早く溶けました。 |
![]() |
車の屋根には14cmの積雪。 |
本州の南岸に横たわる前線上に低気圧が発生し、これが北に張り出す寒気を引きずり下ろしたことにより、3月4日(火)は日本の広い範囲で雨や雪が降り、みどり市笠懸町でも午後5時30分ころから雨が雪となって、翌日の未明まで降り続きました。今季初めての積雪で、辺りは朝の目覚めから雪景色となっていました。
これまでにも風花が舞うことや短時間の降雪は見られましたが、積雪となったのは今季初で、手元の計測では早朝の車上の雪で13pほどになりました。本格的降雪です。しかし、5日(水)未明から雪は雨に変わり、雪溶かしの雨となって、降雪量の割には通勤通学の足に多くの混乱は見られなかったようです。
一方、雨や雪はカラカラに乾いていた大地を潤し、農家の方や家庭菜園を楽しむ人たちには恵みのお湿りとなったようで、「これでトウモロコシが撒ける」「先日植えたジャガイモも喜ぶだろう」「今年は畑の乾燥で絹さやが枯れて全滅してしまった。これでこれからの春野菜の準備に弾みが出る」などの声が聞かれました。
春は気候が変わりやすく、15・16日の週末にも雪や雨の予報が出されていましたが、こちらは“恵み”のお湿りとはならなかったようです。庭先や里山の木々に彩を運んで来れる雨が待ち焦がれます。