五輪選手が技披露 〜みどモスストリートパークオープン 2025.1.14
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パークオープンのテープカット。 |
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ダイナミックな技を披露する永原選手。 |
1月11日(土)、阿左美沼旧沼北東に「ボートレース桐生・みどモスストリートパーク」がオープンしました。ボートレース桐生を会場に記念式典が行われ、その後、会場をストリートパークに移し、テープカットとプロスケートボーダーによるデモンストレーションとプロバスケットボールチームによるエキシビションマッチが行われました。
式典で須藤昭男市長は、「競艇場の売り上げで足を運んでくれる人は5%、ボートレース場に来てもらってダイナミックなレースを見ていただきたい。若い人が集まり、やがて競艇の選手になっていただければいい」と競艇場を核とするパーク化構想の趣旨を説明しました。
みどモスストリートパークのスケートボード場は、上・中級から初心者から楽しめるもので、街なかにある階段や手すりなどを設けたストリートタイプのものは県内でも初となります。
テープカット後に行われたオープニングアクトでは、2028オリンピック代表候補の猪又湊哉選手をはじめ、パリオリンピック日本代表の永原悠路選手やアメリカのX Games Ventura2024で優勝した伊藤美優選手など、名だたる選手がダイナミックでトリッキーなスケーティングを披露しました。会場に詰めかけた関係者やファンから大きな拍手が送られていました。
また3人制バスケットコートも併設されていて、群馬県発の3人制プロバスケットボールチームMINAKAMI TOWN.EXEの選手がエキシビションマッチを行いました。その後、初心者向けのバスケットボールスクールも開催されました。
スケートボードを片手に来ていた桐生市内の中学生男女は、「どこで練習しても迷惑がられるので、パークができて良かった」と開場を待ち望んでいたようすでした。
パークの開場時間は午前8時30分から午後8時30分までで、ナイター照明が完備されています。休場日はボートレース桐生場外売り場の休場日で、年間10日程度が休場となります。使用料は無料で、申し込みも不要。関係者は「譲り合って使ってほしい」と話していました。