文章は短く、簡潔に 〜新聞づくり研修会開かれる 2024.12.3
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編集のコツを話す講師の高橋さん。 |
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熱心に話を聞く参加者。 |
みどり市笠懸公民館館報編集協力員会主催の新聞づくり研修会が11月26日(火)午後7時から、「“編集力”を上げよう!」をテーマに同館視聴覚室で行われました。講師は桐生タイムス社記者の高橋洋成さん。2年ぶりの開催で、館報編集協力員のほかWEBタイムス編集委員、地区公民館館報関係者ら10人が参加しました。
高橋さんは、この研修の講師を何度も務めています。初めに、わかりやすく伝えるための記事の書き方などをおさらいとして話したあと、「良い文章でも読まれなければ意味がない」として、「そのためにも文章は短く、簡潔に」が大事であるとして、参加者全員で記事を短くするワークを行いました。
これまで公民館だよりに掲載された13字×60行程度の記事を40行に縮めるというもので、参加者はどこを削ったらいいかと頭をひねりながら取り組んでいました。文章を実際に縮めてみたり、高橋さんが短くした文章を見るなどして、参加者からは「文章がすっきりした」「読みやすい」などの感想が出されていました。高橋さんはポイントとして、「すべてを伝えようとしない」「七・五・三の法則」(目玉の記事は70行、雑報は30行)をあげ、「公民館だよりには『地域愛』を育てるという大事な役割がある。これからも読まれる工夫、親しまれる工夫をしてほしい」と話しました。
研修の終了後、編集協力員会会長の高野さんは「今回は文章を短くするコツなどを学ぶことができました。これからの紙面づくり役立て、親しまれる公民館だよりを目指していきたい」と話していました。