秋祭り「おくんち」行われる 〜笠懸町鹿の百品神社 2024.10.29

百品神社で行われた「おくんち」の祭事。

 みどり市笠懸町鹿にある百品(いくしな)神社で10月17日(木)10時から、神社総代や区長らが集まり「おくんち」の祭事が行われました。

 「おくんち」は、多くの神社で行われている秋祭りで、収穫に感謝し家内安全などを祈って行われます。近隣では10月17日に行うのを慣習としているようですが、最近ではこの日に近い土日などに行うことも少なくないようです。秋の収穫物の野菜や果物が供えられた社殿で、この神社での祭事をつかさどる高橋秀年神職が太鼓を鳴らして式の開始の告げ、祝詞奏上などに続いて区長や神社総代が一人ずつ玉串を供えました。

 約20分ほどの短い式ですが、自然に感謝し、神社が地域の生活と深く結びついてこれまで守られてきたことを感じさせる行事です。百品神社では、11月には火除けの神をまつる秋葉神社祭を行い、12月に入ると初もうでの準備や、地域の恒例行事にもなったどんど焼き(来年1月12日に開催)の準備が行われます。

 

 

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