委員長に加藤さん(笠懸) 令和6・7年度公運審がスタート 2024.8.13
公民館運営に関し、館長からの諮問に応えることと公民館における各種事業の企画実施について調査・審議することを目的に公民館運営審議会(公運審)がみどり市には設置されており、その任務を受け持つ審議会委員への委嘱式及び第1回審議会が7月30日(火)に多世代交流館(大間々町)で行われました。
委嘱式では、保志守教育長が、「あなたをみどり市公民館審議会委員に委嘱します。任期は令和6・7年度とします」と、委員一人ひとりに委嘱状を読み上げて手渡しました。今期の委員数は18人で、笠懸6人、大間々8人、東4人です。
つづいて開かれた審議会では、初会合であることから委員の役割の説明が行われ、続いて各委員の自己紹介、正副委員長の選出を行いました。役割の説明で笠懸公民館長の割田館長が、「公運審は市民・利用者の意見を館運営に反映させるところですが、わがままを聞くところではなく、つどう・まなぶを繋げていくところです」と話しました。
委員体制では、委員長に加藤工太郎さん(笠懸公民館利用者代表)が選ばれ、副委員長には星野喬子さん(大間々公民館利用者代表)と星野敏子さん(東・学識経験)が選ばれました。
議事に入り、報告事項では、令和5年度は各公民館がコロナ感染症の流行やワクチン接種会場として使われたことで一般利用が減っていたが、昨今は持ち直してきている、と状況報告され、その後今年度の事業計画、運営方針が報告されました。重要な内容でしたが、初議会とあってか質疑もなく淡々と報告されていました。
協議事項では、今年度の年6回の審議会開催予定や、大間々・笠懸・東とそれぞれの公民館について個別に審議する専門委員会(部会)への委員の割り振り、県や東部地区などの関係機関への役員の選出について話し合われました。内容は概ね例年通りの事務局案で話がまとまりました。
最期にその他として、オンラインによる館の予約システムが具体的に検討されていることが示されました。令和7年2月から東公民館を除き4月分の予約が開始される見通しであるとのことです。いよいよ館の予約が公民館に出向かなくてもできるようになりそうです。また、東公民館が市東庁舎3階に来年4月から移ることや、個別施設計画では廃止となっていた大間々の厚生会館が、利用者が多いことから今後も利用できるか検討していることなども示されました。
次回の公運審は、専門部会に分かれて行われ、笠懸部会は8月23日(金)を予定しています。