以前のにぎやかやお祭りがもどる 〜9区納涼祭 2024.8.6
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区民がかたずをのんで見守る抽選会。 |
みどり市笠懸町9区の納涼祭が7月27日(土)、同区公民館広場で行われました。新型コロナの影響により4年ぶりの開催となった昨年に続いての開催で、以前のにぎやかな地域のお祭りの姿が戻ってきたようです。
午後2時から始まった子どもまつりでは抽選会などが行われ、市内で一番人口の多い行政区だけにたくさんの子どもたちが集まっていました。お祭りの楽しみといえば屋台での買い物。祭り会場をぐるりと囲むように建てられたテントでは、いろいろな団体の人たちが飲み物や食べ物、ゲームなど多彩な種類の模擬店が開いていて、子どもたちは暑さの中、思い思いにお祭りを楽しんでいました。
日が傾いてくると各戸に配られた抽選券や生ビール券を手にして訪れる大人も増え、抽選の申し込みを行った控え券と交換した生ビールを手に、地元のお祭りを楽しむ姿が見られました。抽選会はお祭りを訪れる区民の大きな楽しみの一つで、特に同区の抽選会では北海道富良野産の高級メロンが当たるとあって、これを期待している区民の少なくありません。午後7区半から始まった抽選会では、4等メロン1個が約100本。抽選番号の下1桁が発表されると、会場のあちこちから「当たったー」「残念〜」の声が聞こえました。3等、2等、区長賞、公民館長賞と発表され、1等は再びメロンですがこちらは1箱(4個入)3本。みごと当てた人には、外れた人からのうらやむまなざしが贈られていました。ちなみに何も当たらなかった人への参加賞は市指定のゴミ袋でした。「これは役立つ!」という声は負け惜しみでしょうか。
一日中エアコンを止められない日が続くこの夏ですが、この日はどこかで夕立があったのか、日が暮れたころからはほんの少しだけ涼しい風が吹いてきたように感じました。雨にも降られず無事にお祭りが終わって役員の人たちはほっとしたことでしょう。