“少雨決行”雨に負けずにぎやかに 〜5区納涼祭 2024.8.6
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復活した子ども八木節が大活躍。 |
7月14日(日)、天気予報は雨。朝から断続的に雨が降り続き、みどり市笠懸町第5区の納涼祭は中止の気配が濃厚で、公民館の電話は朝からしきりに問い合わせがあり、その内容は圧倒的に「今日は中止ですか?」。しかし、雨は降っていても大降りになることはないと見込み、予告通りの“小雨決行”で開催が決められました。
午後3時、輪投げや射的、ヨーヨー釣りなどの子ども祭りで開会です。開会前は人影もまばらでしたが、すぐに5区公民館の広場は、開会を聞き駆け付けた子どもたちや区民でにぎわってきました。午後4時半ころからは各種模擬店も開店。焼きそば、フランクフルト、焼きまんじゅう、やきとり、唐揚げ、ポテト、ビール、ジュース、かき氷などのテントの前はすぐに行列ができていました。
大型トラックによる舞台での最初の出し物は子ども八木節で、久々の復活です。コロナ禍による納涼祭の中断の影響は大きく、一からの出直しでした。5区八木節愛好会は解散していて、元メンバーの手助けを得て練習を重ねてきました。そしてこの日の舞台では、一生懸命声を響かせ、笛や太鼓を打ち鳴らし、観客の拍手を浴びていました。子どもたちは祭りの後半にも登場し大活躍でした。
コーラ早飲み大会では須藤みどり市長や丹羽県議のほか、大勢の子どもたちが次々に登壇して早飲みを競いました。黒田昌宏、芳子夫妻による民謡の演奏に続いてのカラオケ大会では、カラオケ愛好会の5人のメンバーが得意の歌を披露し、途中からは大勢の若者が歌に合わせて手拍子をするなどの盛り上がりを見せました。その後桐生八木節の桐雅会による八木節の演奏があり、その音頭に併せて大勢の踊りの輪ができました。雨は断続的に降り続き、観客はテントの下に逃れたり、傘をさしたりと不便をかこっていましたが、広場は絶えることなくにぎわっていました。
イベントの後半は子ども花火大会に続き、舞台で笠響太鼓愛好会(藤生久雄代表)の演奏が行われました。代表と女性9人による演奏で、見事なばちさばきで広場いっぱいに力強い音を響かせました。そして子ども八木節のあとはお楽しみ抽選会。今年度の景品に加えて、昨年中止した納涼祭の分の景品が用意されるとあって当選確率が上昇、お楽しみ2倍の抽選会となりました。