石埜氏が会長続投 〜笠懸町商工会総代会 2024.5.28
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会長続投が決まった石埜氏。 |
笠懸町商工会の令和6年度第47回通常総代会が5月24日(金)に笠懸商工会館で行われました。3年の任期を終えて役員改選があり、石埜茂氏が再選を果たし引き続き会長を務めることになりました。また、副会長の橋正哲氏、西村英朗氏も続投となりました。
石埜氏は、雨天でも開催できるボートレース桐生での笠懸まつりやグリーンアリーナでのかさかけ商工フェアの開催などの実績を振り返るとともに、「行政と協力して笠懸地域の魅力を広めたい」と語りました。このほか、今年度もボートレース桐生を会場に笠懸まつりを行うことも発表しました。
来賓祝辞の中で須藤昭男市長は、「令和5年度と比較して25%増という将来に向けて積極的な予算を組んだ」とのべ、また、「2年後にみどり市誕生20周年を迎えるにあたり、かたくりの湯の移転、サッカー場を核とした子どもたちが遊べる施設・グリーンパークの完成などを予定している」とも話しました。このほか、岩宿駅周辺の整備や駅舎の改修、世良田バイパスの整備に伴いバイパス沿線に工業団地の誘致を行うことなど、大型事業を行うことを表明し、商工会関係者の理解と協力を求めました。また、「5月23日にはSDGsの認定を受け、森林資源を生かした取り組みを行っていきたい」と話しました。
笠懸まつりは、コロナ禍での休止を挟んで会場を総合グラウンドからボートレース桐生に変更となりました。ボートレース桐生での開催になってからバラエティーに富んだイベントが組まれた一方で、「イベントとしては壮大だが、地域間のコミュニケーションが薄れた」という意見も少なくありません。会場を移してから3度目となる笠懸まつりですが、どのような企画運営となるのか注目したいところです。