今年も新春の集いが行われる 〜各界から200人が参加 2024.1.9

あいさつをおこなう須藤市長。
杉山市議会議長が乾杯の音頭。

 2024年みどり市新春の集いが1月4日(木)午後3時から、みどり市笠懸公民館ロビーで行われました。出席したのは市議会議員をはじめとする政界や商工会関係者、金融機関の支店長、消防・警察関係者のほか各区行政関係者などおよそ200人でした。

 開会に先立ち、琴サークルなでしこによる演奏が来場者を迎えました。須藤昭男市長は冒頭のあいさつで、能登の震災による死者や被害者に対する見舞いの言葉を述べました。また、ダーウインの進化論を例に挙げ、「時代に即した変化をしていかないと生き残っていけない」と話し、みどり市の将来に向けての意気込みを表明しました。その後、井野俊郎衆議院議員や丹羽あゆみ県議会議員らが次々に登壇して新年のあいさつを行いました。

 乾杯の音頭をとったのは杉山英行市議会議長で、乾杯に使われたのは星野富弘氏の詩画がラベリングされたノンアルコールの甘酒でした。歓談に移ると、来場者に振る舞われたのはジビエ試食として用意された鹿肉のローストで、参加者からは「臭みや癖がなくおいしい」と好評でした。

 このほか、みどり市の観光大使を務めるプロゴルファーの茂木宏美さんが登壇し、プロスポーツ選手のセカンドキャリアの機会を広げる取り組みをしていることなどが話されました。また、みどり市特産品ブースの設置やみどり市ブランドのお菓子などがテーブルに置かれるなど、みどり市のPR活動も行われていました。

 来場者の多くはジビエ試食後には会場を離れましたが、その一方で会場に残った市議の多くが屏風の前で記念撮影をする姿が見られました。“新春の集い”と名称が変わる以前は“新春交流会”として行われ、笠懸、大間々、東地域の相互理解を深めることも目的とされていて、多くの一般市民が参加していたことを知る筆者としては、議員による議員のための集いのように見えてしまったのは考えすぎだろうか。

 

 

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