百品神社で新年の準備 〜どんど焼きは1月14日(日)に 2023.12.26

大たんぼに立てられたどんど焼きのやぐら。
新しいしめ縄が社殿に飾られました。

 みどり市笠懸町鹿の百品神社では12月16日(土)・17日(日)、神社総代らが集まり、新年にむけてどんど焼きのやぐら立てとしめ縄づくりを行いました。どんど焼きは1月14日(日)午後2時から、神社の西の大田んぼで行われます。

 百品神社のどんど焼きは今回で16回を数え、すっかり地域に定着した行事になっています。この時期にやぐらを立てるのも恒例で、収穫の終わった田んぼに切り出した青竹を円錐状に組み、北風で倒れないように四方八方にマイカ線が張られました。さらにまわりを竹や杉葉などで飾り、これも切り出した竹で作った鳥居も据えられ、完成です。さっそく神社で預かっていた古いお札などがやぐらの中に納められました。当日までやぐらは北風にさらされて乾燥し、各家庭からも役目を終えた古いお札やだるまなどがたくさん納められることでしょう。

 しめ縄は合わせて4本作られました。このうち社殿の正面と鳥居にかける2本は長さ約4m、太さは10cmを超えるもので、1本を4人がかりで取り組んでいました。最近は手作りでしめ縄を作る光景はめったに見なくなりましたが、お米を収穫した後の稲わらを活用する伝統はいつまでも残したいものです。

 新しいしめ縄に飾られた神社が地元の初もうで客を迎えるのももうすぐです。

 

 

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