笠懸町2区で5年ぶりの文化祭 〜防災訓練などとのコラボも 2023.12.5

多彩な作品が並ぶ展示会場。

 11月25日(土)・26日(日)、みどり市笠懸町第2区(水野知男区長)で第4回文化祭が開催され、区民の作品展示やサークル活動が披露されました。

 2区文化祭は現在の公民館の建設5周年の記念行事として行われた「公民館まつり」を第1回として、5年ごとに開催され、今年初めて「文化祭」と銘打って行われました。

 展示は書道、水墨画、生け花、手芸、工芸、園芸、陶器、写真と多彩で、特に書道は盛んなようで、迫力ある大作と並んで数多く展示されていました。生け花や吊るし雛が会場を華やかに彩り、絵と般若心経が描かれた大きなひょうたんや、丸くて巨大なサツマイモ(直径20pくらい?)が地区の文化祭らしさを演出していました。展示の片隅では「命の貯蓄体操」のサークルが心とからだを整える体操についての展示と実演を行っていました。

 2日目の26日(日)には、文化祭とコラボして区民防災訓練とスポーツレクリェーション行事が開催されました。これは毎年の行事で、多くの区民に徒歩で参加してもらっての避難訓練、消火器の使い方などを学びます。同時にスポーツ・レクリェーションを通しての体力測定なども行いました。

 加えてこの日は育成会により綿あめやポップコーンが無料で提供されたり、フリーマーケットがあったり、展示会場では地元に伝わる重要無形文化時の「横町太々神楽」の奉納の舞が披露されたりと、多くの観客を迎えてたにぎやかで楽しい祭りの一日となりました。

 「このような行事が5年に1度ではもったいない、地域の人たちがお互いを知り触れ合える恒常的な場として、もっとサイクルを短くして開催できればいいのになあ…」、企画運営の苦労や困難さは感じつつ、期待を込めての感想です。

 

 

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