20万本のひまわりが咲く 〜第28回ひまわり花畑まつり  2023.10.17

みごとに咲きそろったひまわり。
まつりを盛り上げる勇壮な笠懸の武技。

  「第28回ひまわりの花畑まつり」が10月6日(金)から9日(月)まで、みどり市笠懸町吹上地区のひまわり畑で開催され、会場では7日と8日には多彩なイベントが行われました。

 ひまわりの花畑まつりは今回で28回目を数え、今ではこの地域の風物詩ともなって広く知れ渡り、駐車場には高崎や前橋、遠くでは千葉や香川など県外ナンバーの車が多数見受けられました。ネット情報の広がりがうかがわれます。

 7日は風がちょっと強めに吹くものの良い天気となって、アキアカネなどの赤とんぼが飛び交う牧歌的な情緒の中で、一面に黄色く広がるひまわりを愛でる人々であふれていました。イベントでは、園児の遊戯や和太鼓演奏、大道芸、チンドンパレード、ハワイアンダンスなどが披露され、大きな拍手を受けていました。その中でも、疾走する馬上から的をめがけて弓を射る笠懸の武技が行われ、鏑矢が的中するたびに割れんばかりの拍手が巻き起こっていました。

 ひまわりは太陽の花であり夏を象徴する花と思われがちですが、8月に種をまく秋咲きはややこぶりの花です。今年は台風に遭うこともなく20万本のひまわりが直立して畑一面に咲いています。見頃は10月中旬ごろまでとのことです。

 期間中から15日までは、岩宿博物館とひまわり畑の間で無料の観光周遊バスが運行されています。問い合わせは市観光課(☎0277-76-1270)。

「赤ちゃんの駅」も設置

 ステージの脇には、移動式の「赤ちゃんの駅」(テント)が設置されていました。みどり市では、子育て中の保護者が安心して外出できる環境づくりと地域からの子育て支援の一環として、気軽に立ち寄れ、おむつ替えや授乳のできる場所として、「赤ちゃんの駅」が設置されています。令和5年4月現在では、公共施設19か所、民間施設21か所に設置さて利用が可能です。

 

 

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