4年ぶりの納涼祭は大盛況 〜3区納涼祭 2023.8.8
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納涼祭のトリはやはり八木節。 |
みどり市笠懸町第3区では、連日40度に届きそうな猛暑が続く7月30日(日)、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて4年ぶりとなる納涼祭が地区公民館などをメイン会場に開催され、多くの区民が久しぶりの納涼祭を楽しみました。
同区の納涼祭は公民館近くの八坂神社のたらい神輿から始まります。水を張ったたらいを神輿にして周辺を練り歩きます。沿道では各家庭が水を張ったバケツを用意、神輿を担ぐ子どもたちに水を掛けると、子どもたちは歓声を上げます。焼けるような熱さに冷たい水が気持ちいいようです。
午後2時からは子ども祭りが始まります。ストラックアウトやスーパーボールすくいなどのアトラクションの他、麦茶やラムネなどが無料とあって、多くの子どもたちが楽しんでいました。関係者は、「4年前よりも子どもの数が多いようだ」と話していました。
強烈な西日が衰えない午後5時、子ども八木節で納涼祭の幕が開けます。ここ3年ほど練習が行えなかったことから演奏が心配されていましたが、関係者の熱心な指導と子どもたちの努力で、立派な演奏ができました。
公民館で練習を重ねる「みずほ会」の民謡踊りのあとは、太田市内のサンバチームが会場を盛り上げます。ウキウキするような乗りの良いリズムにつられ、会場を訪れた区民や八木節のメンバーまでもが広さ30畳ほどの舞台に上り、見よう見まねのサンバを踊っていました。
舞台のトリをとるのは同区の八木節愛好会で、サンバにも負けないリズムとお囃子が会場に響き渡りました。
4年ぶりの納涼祭のため、行政区や公民館主事らは納涼祭の経験が無く、岡田弘区長は大きな不安を抱えていましたが、祭りを支えるスタッフはこれまで毎年行われた経験から、おのおのの役割を自主的に果たし、大きなトラブルもなく祭りの幕を下ろすことができました。