家族連れでにぎわうも激しい風雨で途中終了に 〜5区納涼祭 2023.8.8

多くの区民で賑わいましたが、このあと激しい雨が・・・

 みどり市笠懸町第5区の納涼祭は7月16日(日)、同区公民館を会場として行われました。南側に大型トラックを使った舞台、北側は様々な屋台が並びます。従来は庭の中央に舞台が設置され、それを見下ろす高い櫓の上で八木節音頭が演奏されましたが、櫓を組むことが難しくなり、大型トラックの導入となりました。

 祭りの皮切りは子ども祭りと工謳吹奏楽団の演奏で、『宇宙戦艦ヤマト』『ワシントンポスト』などの演奏が流れる中、子どもたちは屋台の列に並んだり、輪投げやヨーヨー、射的などのゲームを楽しんでいました。

 大勢の家族連れが見守る中、舞台ではコーラ早飲み大会、民謡の演奏、区長のあいさつ、カラオケ大会と進み、屋台では焼きそば、生ビール、かき氷、フランクフルト、焼きまんじゅう、やきとりが飛ぶように売れ、祭りは順調、成功のうちにクライマックスを迎えると思われました。

 しかし子ども花火大会の終わるころに雨が降り始め、すぐにたたきつけるような激しい雨に変わりました。観客は慌ててテント内や公民館内に駆け込みましたが、雨はすぐに止む気配がありません。時折強い風が吹きテントを揺らし、避難した人たちが思わずテントの骨組みをつかみ、飛ぶのを防ごうとするほどでした。

 コロナ禍による祭りの中止、5区八木節保存会の解散もあり、地元の子ども八木節などの披露もできないため、上海万博(2010年)でも公演した桐生八木節の「桐雅会」の出演、勇壮な「笠響太鼓」の演奏で祭りを盛り上げることになっていました。そして、クライマックスのお楽しみ抽選会も予定されていましたが、雨脚は弱まることなく、ついに中止のアナウンスがあり、5区の納涼祭はやむなく終了となりました。

 

 

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