54人が楽しく腕競う 〜みどり市民チャリティーゴルフ大会 2023.7.11

優勝した反町さん(中央)。

 夏至も過ぎ季節はいよいよ夏本番へと入った6月28日(水)、大間々ゴルフクラブ(旧大間々カントリー倶楽部)でみどり市民チャリティーゴルフ大会が勤労者協議会の主催(後援=みどり市)で開かれ、大会の趣旨に賛同した市民54人が参加して日ごろのゴルフの腕を競いました。

 この日は、湿った空気と寒気の流れ込みにより県内では大気の状態が不安定になり、午後6時過ぎには雨、雷ともに激しく、道路が冠水したり鉄道に遅れが出たりする大荒れの天候となりました。笠懸庁舎では1時間に68.5ミリの雨量を観測したとのことです。最後の数組は雨に見舞われたようでしたが、大方は太陽も顔を出すなど上々の天候下でのプレーができ、夏らしい蒸し暑さがあったものの、悪くないコンデションでの大会となりました。

 大間々ゴルフクラブは、大間々長尾根方面の高津戸峡を見おろすなだらかな丘陵地に展開するゴルフ場で、豪快なショットで攻略したり、正確なショットが要求されたりと変化にも富んでいて、地元みどり市民が多く利用するゴルフ場です。参加者らは、この馴染みのコースでコロナ禍を忘れたたかのように賑やかにはつらつとプレーし、額に汗しながらも仲間と会話を弾ませて楽しそうにプレーに勤しんでいました。

 大会は18ホールストロークプレーで競われ、ハンデを新ペリア方式で計算して順位が決まります。また、すべてのショートホールにはニアピン賞、ロングホールにはドラコン賞が、午前と午後にそれぞれに設けられて大会を盛り上げていました。

 大会の結果は即日に出ましたが、表彰式は7月7日(金)にみどり市役所市長室で行われました。優勝した反町洋さんには賞状と優勝カップが市長から手渡され、副賞としてキャディーバッグやQUOカードが勤労協会長伊藤正雄さんより渡されました。同時に参加者から寄せられた浄財9万円がみどり市社会福祉協議会に寄付されました。このお金は後日、社会福祉法人チハヤ会に送られる予定です。

 大会に優勝した反町さんは、大間々町諸町に在住する78歳の高齢ながら、ドライバーでは230〜240mと大きく飛距離も出して、年間では40回ほどゴルフ場に足を運んでいるというゴルフ好きを自称する男性です。反町さんは、「ハンデに恵まれただけです」と話していましたが、その実力はゴルフに向き合う真摯な姿勢から推して知るべきといえそうです。

 

 

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