岩宿博物館友の会新会長に新井氏、新たな体制でスタート 2023.7.4

集合して楽しく行われた友の会昼食会。

 岩宿博物館友の会では、5月14日(日)に4年ぶりに対面で総会を行い、長年会長を務めた田村確也さんが勇退し、新会長に新井巌さんを選出しました。そして、新会長のお披露目昼食会を6月18日(日)正午から博物館体験学習室で行い、市内・県内をはじめ県外の栃木県・埼玉県・長野県から会員50人ほどが参加しました。

 昼食会のあいさつでは、名誉顧問に就任した田村確也さんが、「昨年は、開館30周年の記念すべき年に相澤忠洋さんの発掘資料など42,897点が、相澤忠洋記念館長の相沢千恵子さんよりみどり市に寄贈されました。また千恵子さんを博物館の特別館長職(非常勤)としてお招きできました。今年度から岩宿博物館は新たな幕開けのスタートになります。笠懸町花の会会長でもある新井さんは岩宿遺跡に関心をもたれ、長く友の会幹事や副会長を歴任してこられました」と新井さんを紹介しました。新井新会長は、「この岩宿遺跡が整備される前、夏休みにテントが張られ、そこに花を植えていました。テントの机の上に感想ノートが置かれており、広島県から来た人が、縄文時代をさかのぼる人類の歴史が日本列島にもあることが証明された。ここ岩宿遺跡はたいへん素晴らしく感激したと書いてありました。私はその文章を読み、日本のあけぼのの地、岩宿遺跡はすごいと感動しました」と話しました。

 「友の会」は、講演会や講習会、史跡見学会、自主サークル活動、博物館行事への支援を行っています。友の会会員は現在、市内個人会員46人とファミリー会員9件、市外会員は個人39人、ファミリー会員3件です。

 昼食会は、イノシシ汁も振舞われ、参加者の自己紹介で盛り上がる久しぶりの楽しい会となりました。

 

 

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