仲間を増やす取り組みが必要 〜公民館利用者の会総会 2023.6.13

交流ホールで行われた利用者の会総会。

 みどり市笠懸公民館利用者の会(会長=上山利夫さん)の令和5年度総会が6月8日(木)、同公民館交流ホールで午後7時かれ開かれ、令和5年度事業計画などの審議が行われました。

 同会の総会は毎年この時期に行われていて、令和4年度事業報告・決算報告、令和5年度事業計画・収支予算などが審議されました。出席者は理事・利用団体代表者など31人、委任状82と合わせて団体総数159の過半数となり総会として成立しました。

 事業報告では、6月から12月にかけてウクライナ避難者のへ支援募金を利用者に呼びかけて行い募金を届けたことや、新型コロナの状況を考慮して大掃除を年1回、屋外のみで行ったこと、またそのときに交流行事としてボッチャ体験を行ったこと、2月に利用者懇談会を行ったこと、ロビー活用事業の「いこいの広場」はロビーがワクチン接種会場になったことなどから実施できなかったことなどが報告されました。決算報告では、ウクライナ避難者への寄付金が18,000円だったことなどが報告されました。

 令和5年度事業計画では、新型コロナの影響や利用者の高齢化などで会員やサークル数が減少しているという状況の中、「仲間を増やす方策等を、年間通してともに考え、実践していく必要がある」としています。行動制限が緩和されたとはいえ、どのようなことができるか不確定な点も多く、「できることを工夫しながら取り組んでいく」としています。

 出席者からは、「積極的に取り組むというが、予算をみると積極的と言えないのではないか」との質問がありました。役員からは、会の経費は利用者からの寄付金でまかなっていること、みんなで活発に議論をすることを大切にしたいのでお金がかかるものではないことなどの説明がありました。

 コロナ禍で大きく変わった私たちの生活ですが、公民館が再び人と人とをつないでいく役割を果たしていくことが期待されています。そして利用者の会がその中で大きな役割を果たしていくことが期待されます。